【チーム紹介:福島県】尚志高校

東日本大震災を乗り越えて選手権ベスト4

平成23年3月11日、東日本大震災が起こり、尚志高校も大きな影響を受けた。3月には一旦解散状態に追い込まれた。しかし、3月下旬から仲村浩二監督の母校である習志野高校(千葉県)で練習を積み、4月中旬からは本格的に学校のグラウンドでトレーニングすることができた。4月はすでに今リーグが開幕しており、ライバルたちがしのぎを削っている最中に5月の開幕戦に向け、コンディションの回復とチーム作りを急ピッチで行っていた。当然前期の成績はは1勝6敗2分で最下位、後期は堅守速攻にサッカーを切り替え、力のあるチームともいい勝負にでき、4勝3敗2分で互角に戦いができるようになっていた。この経験が選手権で活きるようになる。
 選手権では鬼門の3回戦桐光学園戦で3-3で同点からPK戦で勝利を掴み、初のベスト8、準々決勝の桐生一戦では、下馬評の高かった相手に3-1で完勝、福島県勢として初の国立となった。準決勝では四日市中央工に完敗したが、試合後のロッカールームで仲村監督は選手たちに、「胸張って帰ろうぜ、お前ら本当に最高だよ 福島に元気を与えたよ」と感動の言葉を選手たちへ残した。




千葉県出身の選手と福島出身の選手が融合

選手権初出場を果たすと、中村監督の出身地である千葉県の強豪町グラブから選手権に憧れて、尚志の門を叩くようになった。ヴィヴァイオ船橋、三井千葉SC、柏ラッセルの千葉県勢だけでなく、埼玉の三郷ジュニアユース、茨城のつくばFCなど首都圏からメンバーが集まるようになった。一時は千葉県出身者のチームということで、批判もあったが、平成20年には、福島県の選手を育てる目的でラッセル郡山というジュニアユースを設立し、尚志のOBを中心に指導に当たっている。

人工芝のグラウンドが完成

平成24年5月、チームの念願であった人工芝のグラウンドが完成、こけら落としでも名門市立船橋に勝利した。仲村監督は人工芝環境でリアクション的なサッカーではなくて、こっちが主導権を握るようなサッカーを目指している。また、校内に男子寮と女子寮が設けられており、遠隔地からの進学者を受け入れている。

主な出身Jリーガー
内山俊彦 福島ユナイテッドFC
高慶汰 AC長野パルセイロ

 

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