第92回全国高校サッカー選手権京都大会の決勝が17日、西京極陸上競技場(右京区)であり、前回の全国大会準優勝の京都橘が3―0で洛北に完勝し、2年連続3回目の優勝を果たした。京都橘は、12月30日から国立競技場(東京)などで開催される全国大会に、府代表として出場する。
前半ロスタイム、京都橘はDF清水遼大のロングパスを受けたFW小屋松知哉が右足で決めて先制。後半4分には、小屋松がドリブルで相手守備陣を切り崩し、右サイドでパスを受けたMF中野克哉が追加点。後半38分にも、MF藤村洋太からのボールを小屋松が落ち着いて決め、試合を決定づけた。
洛北は、後半に3人を交代して布陣の建て直しを図ったが、京都橘の固い守備を崩せなかった。
京都橘の米沢一成監督は「開始直後は洛北の力に押されていたが、選手全員で勝利をもぎ取った。これから本当の戦いが始まる」と話し、1アシスト2得点の小屋松主将は、「難しい戦いが多い京都の予選を勝ち抜いて全国への挑戦権をつかんだ。京都橘らしい戦いで、全国制覇を目指す」と意気込んでいた。
【決勝】
洛北0ー3京都橘
【準決勝】
洛北1ー0莵道
京都橘ー東山
【準々決勝】
洛北 2-1 福知山成美
向陽 1-6 東山
莵道 3-2久御山
立命館宇治 1-3 京都橘
【4回戦)
洛北 2-0 桂
山城 0-1 福知山成美
立命館 1-3 莵道
京都朝鮮 0-1 久御山
立命館宇治 3-1 南陽
洛南 0-3 京都橘
向陽 5-1 洛西
京都両洋 0-4 東山
◆引用