全国を狙う浜松開誠館の万能型MF!
浜松開誠館は、今年サッカー部創部10年と新興勢力ながら、静岡県の新人戦優勝。プリンスリーグ東海でも第10節終了時、2位につける好調だ。このチームの攻撃的MFとして2年生ながらチームを引っ張るのはMF加藤衡司嘉(2年)だ。
浜松開誠館といえば、清水商業、清水エスパレスで活躍した青嶋文明監督、Jリーグクラブ数チームに練習参加し、FWからDFにコンバートされた松原后(3年)が注目されているが、攻撃で大きな存在感を出しているのは、加藤だ。
育成で有名な名古屋FC出身、基本技術に優れており、左右差がなくボールを扱える。そして運動量も豊富だ。プリンスリーグ10節、アウェーでの藤枝明誠戦。この日加藤が一番輝いていた。両チーム前線から鋭いプレッシングで、狭いスペースでの攻防の中、加藤は細かいタッチでボールを扱い、ドリブルでタメを作り、MFやサイドバックへ的確なパスをつないでいく。タイミングを見ては積極的にもドリブルで相手DFを挑む。前線からもプレッシャーをかけ、現代サッカーに必要な資質を持ち合わせている万能型だ。
この日も後半、右サイドからのスローインのこぼれ球を巧みにトラップして反転し、左足でそのまま強烈なシュートを逆サイトネットへ突き刺し、チーム2点目を決め、勝利に貢献。自身もリーグ戦3戦連続のゴールとなった。
高校総体では本命とされていたが、県大会初戦で、優勝した東海大翔洋にまさかの敗戦を喫したが、清水桜ケ丘と共に、選手権静岡予選では間違いなく優勝候補である。そして選手権を目指すには加藤の活躍が欠かせない。
チーム名 | 浜松開誠館 | |
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ポジション | MF | |
背番号 | 16 | |
サイズ | ||
学年 | 2年 | |
前所属 | 名古屋FC | |
代表歴 |