クラブユース選手権や高校総体で中断となっていたプレミアリーグがいよいよ再開、10節を終了して大阪の2チーム、セレッソ大阪U-18とガンバ大阪ユースが首位争いを繰り広げています。
順位 | チーム名 | 勝点 | 試合数 | 勝 | 分 | 負 |
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1 | セレッソ大阪U-18 | 24 | 10 | 8 | 0 | 2 |
2 | ガンバ大阪ユース | 21 | 10 | 6 | 3 | 1 |
3 | 大分トリニータU-18 | 17 | 10 | 5 | 2 | 3 |
4 | 東福岡高校 | 17 | 10 | 5 | 2 | 3 |
5 | ヴィッセル神戸U-18 | 16 | 10 | 4 | 4 | 2 |
6 | 京都サンガF.C.U-18 | 11 | 10 | 3 | 2 | 5 |
7 | サンフレッチェ広島F.Cユース | 11 | 10 | 3 | 2 | 5 |
8 | 履正社高校 | 8 | 10 | 2 | 2 | 6 |
9 | 名古屋グランパスU18 | 8 | 10 | 2 | 2 | 6 |
10 | 京都橘高校 | 7 | 10 | 2 | 1 | 7 |
首位セレッソ大阪は強豪ひしめくグループだったが、クラブユース選手権ではまさかの予選敗退。DF庄司を欠き、僅差での敗戦だったが、リーグ戦通して内容は悪くなかった。MF立石、斧澤、FW岸本とタレントはそろっており、2位ガンバ、3位大分以外のチームには勝利しており、連覇は視界に入っている。
2位ガンバもクラブユース選手権ではまさかの予選敗退。攻撃陣は点を取るが、失点も多く、チーム全体として守備に不安が残った。攻撃陣は高木、市丸とタレントが多く、安定した戦いができれば逆転優勝は十分可能だ。トップチームに帯同するMF堂安がどのくらい試合に出てくるかも注目だ。
クラブユース選手権予選敗退、運動量と球際の強さ守備で3位につける大分は、優勝するためにはここからと勝負となる。FW吉平とMF岩田の2枚看板は安定したプレーを続けており、暑い夏を乗り切れば自慢のハイプレスのサッカーが活かされるはずだ。
見事高校総体で連覇したの東福岡は上昇気流にのっている。昨年は控えで出ていなかった選手が全国大会で優勝したことは、選手にとって大きな自信となったはずだ。Jユースとも互角に戦えており、自己最高の3位を上回る可能性は十分期待される。
神戸、京都、広島のJユース3チームは、粘って上位争いに加わっていきたい。特に昨年も一昨年の覇者で、昨年も後半戦で猛烈な追い上げをして神戸にも注目だ。
サッカーの質ではJユースにも負けていない高校総体ベスト8の履正社も前節では広島に勝利するなど、好調をキープしている。
クラブユース選手権ではFC東京を倒して、ベスト8に入り、チームとして完成度が高くなった9位名古屋も巻き返しが期待される。
現在は最下位だが、京都橘は昨年より勝ち点を積み上げており、しっかり守ってのカウンターで勝ち点を拾っていけば、今年も十分残留が期待できる。