平成25年度第92回全国高校サッカー選手権大会埼玉予選は27日に3回戦が行われた。プリンスリーグ2部参戦中の武南はふじみ野と対戦。前半からボールを支配し、サイド攻撃を中心に攻め、前半シュートコーナーからMF中川がフリーでヘディングシュートを決め先制した。後半一時ふじみ野のカウンターを受けたが、ディフェンス陣がコレクティブに相手を囲み、ゴールを許さない。そして後半カウンターからパスを受けたMF奥村が前に出ていたGKを見ながら、思い切りの良いミドルシュートを決め２−０とした。ふじみ野の反撃を１点に抑え、２−１で勝利した。
西武台は、市立浦和と対戦、開始早々コーナーキックからDF谷口のヘディングシュートで先制、その後、全員守備で守りを固め、チャンスとみるや、人数をかけたラウンターで市立浦和ゴールを脅かす。
対する市立浦和は、最終ラインからシュートパスをつなぎ、１０番の戸嶋を軸に攻撃を組み立アタッキングサードまでボールを運ぶが、ゴールを奪えない。このまま西武台の勝利が濃厚となった後半34分、コーナーキーックから４番松本がGKとの競り合いに勝つヘディングシュート、ボールはゆっくりバウンドしながら左ポストを弾きゴール１−１の同点で試合は延長戦に突入した。
延長戦では、市立浦和がボールを支配し、西武台を押し込む。そしてPK戦突入と見られた延長後半ロスタイム、右サイドからコーナーキックを後ろからノーマークで走り込んだDF小林をヘディングシートを決め、このゴールと同時の試合終了のホイッスルが鳴り、市立浦和が劇的な勝利でベスト４進出を決めた。
同じく第２シードで、高校総体ベスト４の正智深谷は古豪、浦和南と対戦。３−１で勝利した。もう１つの新興勢力同士の対戦となった、昌平と聖望学園の対戦は両チーム2点ずつを取り合う熱戦、PK戦の末、昌平が勝利した。
準決勝は11月10日に浦和駒場スタジアムで開催される。
【準決勝】
武南ー市立浦和
昌平ー正智深谷
【準々決勝】
武南2-1ふじみ野
市立浦和2（延長）1西武台
昌平2-2(PK6-5)聖望学園
浦和南1-3正智深谷
【3回戦】
浦和 0-5 正智深谷
狭山ヶ丘 0-2 市立浦和
浦和東 0-1 西武台
花咲徳栄 0-1 聖望学園
川口北 1-1 2PK4 ふじみ野
昌平 2-0 所沢北
武南 6-0 坂戸西
浦和南 2-1 西武文理
【2回戦】
西武台 6-2 川越南
埼玉栄 1-3 聖望学園
西武文理 1-0 川越東
昌平 9-0 深谷第一
伊奈学園 1-2 川口北
浦和学院 0-2 浦和
浦和南 3-0 浦和北
狭山ヶ丘 2-0 東農大三
所沢北 2-2(PK3-1) 県陽
浦和東 5-1 松山
大宮南 1-2 花咲徳栄
本庄第一 1-2 ふじみ野
市立浦和 2-1 大宮東
坂戸西 3-0 浦和西
【1回戦】
上尾鷹の台 1-2(延長) 川越東
川越南 8-1 久喜北陽
浦和学院 3-1 立教新座
川口北 2-0 山村国際
越ケ谷 0-1 東農大三
浦和西 4-3 武蔵越生
松山 5-1 慶應志木
浦和北 4-0 熊谷商
深谷第一 3-0 大宮北
熊谷西 0-2 花咲徳栄
熊谷 0-2 ふじみ野
越谷西 0-1(延長) 聖望学園
浦和 4-2 滑川総合
県陽 2-1 坂戸
三郷北 0-1 所沢北
成徳深谷 2-3 坂戸西
大宮東 2-1 所沢西
【3回戦】
埼玉工業大学
- 10:30 浦和 – 正智深谷
- 12:30 狭山ヶ丘 – 市立浦和
西武台高校
- 10:30 浦和東 – 西武台
- 12:30 花咲徳栄 – 聖望学園
立正大学
- 10:30 川口北 – ふじみ野
- 12:30 昌平 – 所沢北
尚美大学
- 9:30 武南 – 坂戸西
- 11:30 浦和南 – 西武文理
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