全国高校サッカー選手権大会と全国高校駅伝競走大会に出場する金沢市の星稜高校サッカー部と女子陸上部の激励会が十九日、同校で開かれた。OBで、サッカー・ロンドン五輪代表の鈴木大輔選手(J1アルビレックス新潟)と北京五輪代表の豊田陽平選手(同サガン鳥栖)も母校を訪問し、後輩にエールを送った。
選手たちが入場すると全校生徒が大きな拍手で迎えた。干場久男校長が「駅伝は1秒でも速くたすきをつなぎ、サッカー部は一段でも高く頂点を目指してほしい」と激励。
サッカー部の置田竣也主将(三年)は「日本一を目指し、一戦一戦戦っていく」、陸上部の広瀬亜美主将(三年)は「県新記録を目指し、星稜らしい粘りの走りを見せたい」と活躍を誓った。
鈴木選手は「自信を持って堂々としたプレーを」、豊田選手は「周囲に感謝の気持ちを持って戦って」と呼び掛けた。サッカーは、来年一月二日に千葉県で初戦。駅伝は今月二十三日に京都市で開催される。
【中日新聞】