第91回全国高校サッカー選手権大会で準決勝に進んだ星稜高校。8日の始業式で、サッカー部の置田竣也主将(3年)が全校生徒の前で、東京・国立競技場での鵬翔(宮崎)との対戦に向けた意気込みを披露した。
朝日新聞によると、壇上に上がった置田主将は、自分のミスで相手に得点を許し、仲間のカバーで勝利した5日の準々決勝を振り返った。「あの試合を通して、一人ひとりが仲間を信じ合うことを確認した。次の試合はチームは一人のために、一人はチームのために戦いたい」
星稜の4強入りは日本代表の本田圭佑選手(CSKAモスクワ)が3年生だった第83回大会以来。このベスト4が石川代表校としても最高成績だ。県高校サッカー界にとっても新たな歴史を作れるか期待される。
干場久男校長は「先輩がこじ開けられなかった扉を開け、もう一歩、上へ上がってほしい」と激励した。
河崎護監督は「次の相手はまとまった良いチームだと思う。チームの持ち味を最大限に発揮できるよう試合に臨みたい」と報道陣に話した。
その後、チームは静岡県御殿場市の合宿地に向かった。準決勝は12日午後0時5分から。14日の決勝戦に進めば、3年生の有志と1、2年生全員で全校応援に行く予定とのことだ。
【朝日新聞】