異例の大雪では仕方がない。第91回全国高校サッカー決勝は、19日に延期が決まった。
主催者側には、決勝を行わず両校優勝とする考えもあったが、全国高体連サッカー専門部の横田部長は「やはり選手権は特別な大会。決勝という重みを考えた」と強く反対。授業のある平日を避け、国立競技場が使用できる19、20日を候補に、最終的にテレビ放送に都合のいい19日となった。
もうひとつ問題になったのは、19日が大学入試センター試験と重なったこと。結局、両校のメンバーに受験者がいないことが判明してゴーサインが出た。京都橘の米沢監督が「試合ができることはうれしいが、試験を受ける学校の生徒が気になる」と話すように、高校生には微妙な時期でもある。ところで、もし選手に受験者がいたらどうするつもりだったのか…。
【ZAKZEAK】