第92回全国高校サッカー選手権大会鳥取県予選は10月19日に20校による決勝トーナメントが開幕する。本命は米子北だ。プリンスリーグ中国では、6位につけており、現在首位の作陽にも勝利している。また、高校総体では優勝候補の前橋育英をPK戦で破るなど、粘り強い守備と速攻は脅威的だ。DF森本、昨年から試合に出ているFW小川など、人材も豊富だ。
対抗は、06年から09まで選手権予選4連覇の境だ。近年は米子北の前に全国へ道を閉ざされている。しかし、今年も伝統のハードワークから、前線にスピードを活かしたタレントを配置して、ゴールを狙う。FW林原やJ2鳥取の住田の従兄弟住田尚規ら1年生にも好素材がいる。
その他にも、古豪米子東や高校総体予選では境をPK戦まで追いつめた八頭にもチャンスはある。決勝は11月3日にとり銀ハードスタジアムで行われる。