高円宮杯U-18サッカーリーグ2013 プレミアリーグ参入戦の組み合わせが決定した。16チームを4つのブロックに分け、トーナメント戦を実施、14日に第1戦、16日に14日の勝者同士で対決。各ブロックで2勝した4チームが、来年のプレミアへ参入する。
<Aブロック>
前橋育英高VS藤枝東高
帯広北高VS東山高
Aブロックは高校4校が激突する。激戦のプリンスリーグ関東1部で優勝した前橋育英は、東海2位の藤枝東と1回戦を戦う。また、選手権出場は逃したが、プリンス北海道で優勝した帯広北は、京都の新鋭、東山高と対戦する。このブロックでは前橋育英が本命だ、選手権出場を逃したが、年代別日本代表を多数擁する。静岡の予選を勝ち抜き選手権出場を決めた藤枝東にもチャンスはある。そして近年力を付けている東山にも注目だ。
<Bブロック>
大阪桐蔭高VS市立船橋高
仙台ユースVS新潟ユース
このブロックは、高校総体優勝、選手権千葉県予選を勝ち抜いた市立船橋が本命だ。直近のプリンスリーグ最終戦でも横浜FCユースに大勝し、これ以上ない仕上がりをみせている。プリンス関西の大阪桐蔭は関西1部を圧勝で制した。ここで選手権早期敗退の汚名を返上できるかが注目されている。
その他、クラブユース、Jユースカップで初めて決勝トーナメントに進出し勢いに乗る仙台ユース、東京ヴェルディユースと名勝負を演じた新潟ユースにもチャンスがある。
<Cブロック>
大分U-18VS愛媛ユース
磐田U-18VS柏U-18
CブロックはJユースが4チーム集まった。本命はクラブユース決勝トーナメント進出、Jユースカップでも、東京ヴェルディと新潟ユースと一緒のブロックを首位で通過した磐田U18だ。今年は攻撃陣にタレントを揃え、プリンスリーグ東海では、抜きん出た強さを発揮して優勝した。プリンスリーグ関東2位、前半戦は圧倒的強さをみせた柏レイソルU18だが、後半戦は失速した。しかしプリンス終盤の2戦は連勝で終わり、チームは勢いに乗っている。
強豪の集まるプリンスリーグ九州1部で優勝した大分U18や愛媛FCユースも侮れない存在だ。
<Dブロック>
瀬戸内高VS京都橘高
星稜高VS盛岡商高
Dブロックは高校4チームが集まった。注目はプリンス関西1部2位で、昨年の選手権準優勝の京都橘と、同じく選手権ベスト4の星稜に注目が集まる。昨年のメンバーの半数の京都橘は、エース小屋松を中心に宮吉、中野など攻撃陣にタレントが揃っている。対する星稜はDF寺田、FW寺村が決定的な仕事をする。作陽を倒しプリンス中国を制した瀬戸内にもチャンスがある。