試合開始早々、柏レイソルが持ち前のポゼッションサッカーでボールを丁寧につなげようとするが、セレッソ大阪FWとMF陣が信じられない運動量で連動したハイプレスを展開。奪ってからショートカウンターで、決定機を作る。特にMF前川と高田がドリブルで柏の両サイドを攻略し再三の決定機を作り出す。柏は防戦一方となり、我慢の時間を続き、普段使わないハイボールを多用しながら何とか守りきる。時折チャンスを作り出すが、庄司のCBがゴールを許さない。踏ん張っていた柏だが、前半終了間際に得点を許しセレッソのリードで前半を終了する。
後半になると柏レイソルが落ち着き、運動量の落ちたセレッソのハイプレスを交わして、DF中山とMF手塚を中心にパスを散らして、サイド攻撃からチャンスを作り始まる。後半終了間際に熊川の突破からの折り返しを決めて同点で延長に突入。延長に入ると柏がボールを回して主導権を握るが、ゴールを奪えず、昨年に引き続きPK戦までいく可能性があると予想。
両チームには大きな差がなく、勝敗は予想しづらい。しかしセレッソのハイプレスがハマった場合、大量得点での勝利もありうる。レイソルは自分たちのペースでボールをつなぐので、開始早々の得点を上げ、無失点で乗り切り、後半セレッソがまえがかりになれば、空いた両サイドから攻撃を仕掛けでの大差の勝利もありうる。
試合は12月14日13時より埼玉スタジアム２００２でキックオフされる。
