第91回全国高校サッカー選手権大会京都大会の準決勝が10日、宇治市の太陽が丘陸上競技場で行われ、東山と京都橘が決勝に駒を進めた。決勝は17日正午から、西京極陸上競技場(右京区)で行われる。
東山3―2洛北
東山が序盤から猛攻を仕掛け、開始10分までに2点を奪取。後半は勢いが緩み、洛北に同点とされたが、試合終了間際、オーバーラップしたDF杉本がコーナーキックにヘディングで合わせてゴールに押し込み、接戦を制した。
洛北は、2点を先制された後、選手交代で息を吹き返し、後半21分にはFW中大路の豪快なミドルシュートで同点に追いついたが、勝ち越し点が遠かった。
京都橘2―1立命館宇治
京都橘は立ち上がりから勢いに乗り、前半12分に左サイドからのセンタリングにFW小屋松が頭で合わせて先制。32分にも小屋松が1点を追加した。後半は相手にペースを握られ、再三ゴールを脅かされたが、ねばり強い守備で、辛くも逃げ切った。
立命館宇治は後半15分、左サイドからのパスにMF木村が合わせて1点を返し、その後もペースを握ったが、追いつけなかった。
【読売新聞】