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鹿児島城西高校(鹿児島県)

鹿児島城西_鹿児島県

鹿児島城西高校(鹿児島県)

鹿児島県日置市伊集院町を本拠地とする私立・鹿児島城西高等学校(学校法人日章学園)のサッカー部。全寮制の環境を選手育成の土台に据え、2008年度の全国高校サッカー選手権大会で準優勝に輝いた九州の強豪である。鹿島アントラーズからドイツの1860ミュンヘン、ケルン、ブレーメンを経てヴィッセル神戸に在籍する大迫勇也をはじめ日本代表級のタレントを輩出し、創部から約30年で全国にその名を轟かせている。

学校の設立と概要

鹿児島城西高等学校は、1927年(昭和2年)に「和洋裁縫女学校」として創立したことに始まる。1930年(昭和5年)には女子商業学校へと組織を改め、その後の再編を経て、1977年(昭和52年)に照国高等学校の経営を学校法人日章学園が継承。1979年(昭和54年)に鹿児島城西高等学校へと改称し、現在の校名となった。

1987年(昭和62年)には鹿児島市内から日置市伊集院町の現在地へ移転し、全寮制の学校として再スタートを切った。寮「鹿児島育英館」を中心とする規律ある集団生活を教育の柱に据え、全国から生徒を受け入れる私学ならではの個性を打ち出している。

なお、創立100周年を迎える2027年4月からは「鹿児島日章学園高等学校」へ校名を変更する予定である。創立以来90年以上にわたって地域とともに歩んできた学校が、新たな校名のもとで次の100年へ歩み出す節目の年を迎えている。現在も学校法人日章学園が運営し、寮生活と学びを一体的に支える体制を整えている。

サッカー部創部の経緯

サッカー部の創部は1993年。初代監督として小久保悟氏が就任した。小久保氏は1967年生まれで、選手時代は鹿児島商業高校から東海大学へ進み、卒業後は古河電工でプレーしてJリーグ発足とともにジェフユナイテッド市原へ移った経歴を持つ。現役を退いた直後の1993年、創部間もない鹿児島城西高サッカー部の指揮を託された。

就任した小久保氏は全寮制という環境を最大限に生かし、全国から選手を集めて部を育てた。全国への扉は早くに開かれており、1999年度には全国高校総体(インターハイ)にも初出場を果たしている。創部8年目の2000年度に全国高校サッカー選手権へ初出場を果たすと、2003年と2008年には高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州で優勝。2008年度の選手権では大迫勇也の活躍で準優勝に輝き、創部からわずか15年余りで全国決勝に立つ新興校へと成長した。小久保氏は2018年までの約25年間監督を務め、退任後は総監督として部を支えている。

現監督と指導陣

  • 新田祐輔(にたゆうすけ)(在籍期間:2018年〜在任中)

    1983年生まれ。2018年に小久保悟氏の後を継いで監督に就任した。「走る・声を出す・魂際」の3原則を掲げた前線からの激しいプレッシングを軸とするサッカーを継承し、全寮制ならではの生活指導にも関与している。全寮制の日常生活から試合まで選手と向き合う指導は、初代監督以来受け継いできたスタイルでもある。

    2024年度には県大会決勝で神村学園を下して8年ぶり8度目となる選手権出場を導き、同校の県大会7連覇を阻止した。2025年度には県大会準優勝、2026年度の総体県大会でも決勝進出を果たすなど、県内筆頭のライバルとして存在感を示している。

  • 小久保悟(こくぼさとる)(在籍期間:1993年〜2018年)

    1993年の創部とともに初代監督に就任。全寮制と全国募集を軸に部を育て、2000年度の選手権初出場を皮切りに、2003年と2008年のプリンスリーグ九州優勝、2008年度の選手権準優勝へと導いた。2018年からは総監督として現監督の新田氏を支えている。

全国大会などでの成績

全国高校サッカー選手権大会には通算8回出場。2008年度大会では大迫勇也が1大会10得点の活躍でチームを牽引し、3回戦で宇都宮白楊(栃木)に7-1、準決勝で前橋育英(群馬)に5-3と快勝して決勝へ進出。決勝は広島皆実(広島)に2-3で敗れての準優勝だった。チームの通算29得点は首都圏開催の大会で最多の数字で、大会優秀選手には大迫勇也と野村章悟の両選手が選ばれている。2011年度・2012年度・2014年度・2015年度も3回戦以内で敗退し、うち3大会はPK戦の末の僅差負けだった。2016年度は北陸(富山)と長崎総合科学大学附属(長崎)を退けて3回戦へ進出したが、東福岡(福岡)に0-3で敗れた。2024年度の出場では1回戦で金沢学院大学附属に0-0(PK3-4)と敗れた。

夏の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)には6回出場し、2008年度にベスト8へ進出した。この大会では1回戦で羽黒(山形)に3-2、2回戦で鹿島学園(茨城)に4-1で勝利し、準々決勝で佐賀東(佐賀)に2-3で敗れている。2010年度は1回戦で市立浦和(埼玉)に2-1と勝ったものの2回戦で静岡学園に0-2、2012年度も2回戦で武南(埼玉)に1-2で敗れた。2013年度は作陽(岡山)と洛北(京都)を退けて3回戦へ進んだが、正智深谷(埼玉)に0-5で敗れた。2016年度も3回戦で市立船橋(千葉)に0-2で敗れている。初出場の1999年度の詳細記録は確認できていない。

高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州では、2003年度と2008年度に1部優勝。2010年度から2018年度まで9年連続で1部に在籍し、最高成績は2013年度の4位と2014年度・2015年度の3位だった。2018年度に降格して県リーグへ長く身を置いたが、2023年度に九州1部で優勝してプレミアリーグへ昇格。2024年度はWEST12位で1年で降格し、2025年度は九州1部で2位、2026年度も2位でシーズンを戦っている。

高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会では、2008年度にベスト8へ進出している。

全国高校サッカー選手権大会

年度高校名(チーム名)大会名(出場回数)成績・結果備考
1993年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・清水市商(静岡)
1994年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・市立船橋(千葉)
1995年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・鹿児島実業(鹿児島)
1996年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・市立船橋(千葉)
1997年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・東福岡(福岡)
1998年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島工/優勝・東福岡(福岡)
1999年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・市立船橋(千葉)
2000年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(1回目)3回戦敗退(詳細記録なし)初出場/優勝・国見(長崎)
2001年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・国見(長崎)
2002年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・市立船橋(千葉)
2003年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・国見(長崎)
2004年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・鹿児島実業(鹿児島)
2005年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・野洲(滋賀)
2006年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・盛岡商(岩手)
2007年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・盛岡商(岩手)
2008年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(2回目)準優勝:3回戦○7-1宇都宮白楊/準決勝○5-3前橋育英/決勝●2-3広島皆実優勝・広島皆実(広島)/大会優秀選手は大迫勇也・野村章悟/1・2回戦のスコア詳細記録なし
2009年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・山梨学院(山梨)
2010年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・滝川第二(兵庫)
2011年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(3回目)1回戦敗退:1回戦●1-1(PK2-4)新潟西優勝・市立船橋(千葉)
2012年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(4回目)3回戦敗退:1回戦○(スコア詳細記録なし)/2回戦○(スコア詳細記録なし)/3回戦●1-4帝京長岡優勝・鵬翔(宮崎)
2013年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・富山第一(富山)
2014年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(5回目)2回戦敗退:2回戦●0-0(PK3-5)星稜優勝・星稜(石川)
2015年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(6回目)1回戦敗退:1回戦●1-1(PK4-5)札幌大谷優勝・東福岡(福岡)
2016年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(7回目)3回戦敗退:1回戦○1-0北陸/2回戦○0-0(PK4-2)長崎総合科学大学附属/3回戦●0-3東福岡優勝・青森山田(青森)
2017年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・前橋育英(群馬)
2018年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・青森山田(青森)
2019年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・静岡学園(静岡)
2020年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・山梨学院(山梨)
2021年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・青森山田(青森)
2022年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・岡山学芸館(岡山)
2023年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・青森山田(青森)
2024年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(8回目)1回戦敗退:1回戦●0-0(PK3-4)金沢学院大学附属優勝・前橋育英(群馬)
2025年度鹿児島城西全国高校サッカー選手権大会(鹿児島県大会)県大会決勝敗退(スコア詳細記録なし)県大会準優勝/全国出場は神村学園(県勢初の全国優勝)/優勝・神村学園(鹿児島)

全国高等学校総合体育大会(インターハイ)

年度高校名(チーム名)大会名(出場回数)成績・結果備考
1993年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・国見(長崎)
1994年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・清水市商(静岡)
1995年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・習志野(千葉)
1996年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表はれいめい/優勝・清水市商(静岡)
1997年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・東福岡(福岡)
1998年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・市立船橋(千葉)
1999年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(1回目)出場(詳細記録なし)初出場/優勝・広島皆実(広島)と八千代(千葉)の両校優勝
2000年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・国見(長崎)
2001年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・市立船橋(千葉)
2002年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は松陽/優勝・帝京(東京)
2003年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・国見(長崎)
2004年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・国見(長崎)
2005年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・青森山田(青森)
2006年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は松陽/優勝・広島観音(広島)
2007年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)優勝・市立船橋(千葉)
2008年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(2回目)ベスト8:1回戦○3-2羽黒/2回戦○4-1鹿島学園/準々決勝●2-3佐賀東優勝・流通経済大柏(千葉)と市立船橋(千葉)の両校優勝(決勝中止)
2009年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)優勝・前橋育英(群馬)
2010年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(3回目)2回戦敗退:1回戦○2-1市立浦和/2回戦●0-2静岡学園優勝・市立船橋(千葉)
2011年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)優勝・桐蔭学園(神奈川)
2012年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(4回目)2回戦敗退:1回戦△3-3(PK4-3)新屋/2回戦●1-2武南優勝・三浦学苑(神奈川)
2013年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(5回目)3回戦敗退:1回戦○2-0作陽/2回戦○1-0洛北/3回戦●0-5正智深谷優勝・市立船橋(千葉)
2014年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・東福岡(福岡)
2015年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は鹿児島実業/優勝・東福岡(福岡)
2016年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(6回目)3回戦敗退:1回戦○4-0福井工業大学附属福井/2回戦○4-1刈谷/3回戦●0-2市立船橋優勝・市立船橋(千葉)/この年を最後に全国大会から遠ざかる
2017年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・流通経済大柏(千葉)
2018年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・山梨学院(山梨)
2019年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・桐光学園(神奈川)
2020年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)大会中止新型コロナウイルスの影響(出場回数には含めず)
2021年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・青森山田(青森)
2022年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・前橋育英(群馬)
2023年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・明秀学園日立(茨城)
2024年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会敗退(詳細記録なし)鹿児島県代表は神村学園/優勝・昌平(埼玉)
2025年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会決勝敗退(1-2神村学園)県大会準優勝/全国出場は神村学園/優勝・神村学園(鹿児島)
2026年度鹿児島城西全国高校総体(インターハイ)(鹿児島県大会)県大会決勝敗退(0-1神村学園)県大会準優勝/全国出場は神村学園/優勝・静岡学園(静岡)

高円宮杯プリンスリーグ九州

年度高校名(チーム名)大会名成績・結果備考
2003年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部優勝優勝(詳細な優勝回数の記録なし)
2008年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部優勝優勝
2010年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部8位優勝校の詳細記録なし
2011年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部8位優勝校の詳細記録なし
2012年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部6位優勝校の詳細記録なし
2013年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部4位優勝校の詳細記録なし
2014年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部3位優勝校の詳細記録なし
2015年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部3位優勝校の詳細記録なし
2016年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部8位優勝校の詳細記録なし
2017年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部7位優勝校の詳細記録なし
2018年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部10位この年限りで2部へ降格/優勝校の詳細記録なし
2019年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州不参加鹿児島県リーグに所属
2020年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州不参加鹿児島県リーグに所属
2021年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州不参加鹿児島県リーグに所属
2022年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州不参加鹿児島県リーグに所属
2023年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部優勝優勝(3回目)/プレミアリーグへ昇格
2024年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグプレミアリーグWEST 12位この年限りで九州1部へ降格
2025年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部2位優勝・日章学園(鹿児島)
2026年度鹿児島城西高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部2位(シーズン中)12節終了時点で8勝2分2敗/優勝校はシーズン中のため未確定

プリンスリーグ九州の各年度優勝校は公表資料で確認できなかったため、備考への記載を見送っている(確認できた2025年度のみ記載)。

高円宮杯全日本ユースサッカー選手権大会

年度高校名(チーム名)大会名(出場回数)成績・結果備考
2008年度鹿児島城西全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(1回目)ベスト8(詳細記録なし)優勝校の詳細記録なし

全日本ユース選手権は公表資料が限られるため、確認できた年度のみ記載している。

部員数とカテゴリー構成

部員数は96名。全国から選手を受け入れる全寮制をとるため、部員の多くが寮「鹿児島育英館」で寮生活を送っている。

カテゴリー構成・活動実態:

  • トップチーム:高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグの九州1部に参戦(2024年度はプレミアリーグWESTに所属)
  • 系列の鹿児島育英館中学校から内部進学の選手を受け入れ、下部年代からトップチームへ段階的に育成する流れを整えている

トップチームは2018年度を最後にプリンスリーグ九州から離脱した時期があったが、2023年度の九州1部優勝によるプレミアリーグ昇格を経て、現在は再び九州1部の上位争いに加わっている。

ユニフォーム

ユニフォームはシャツ・ショーツ・ソックスがすべて青色のフルセットが基本。セカンドユニフォームはシャツ・ショーツ・ソックスがすべて白色の組み合わせで、GKユニフォームは黄色を基本に紫色のサブを用意している(2026年度の公式リーグ登録データより)。

寮と練習環境

サッカー部の選手は学校運営の寮「鹿児島育英館」で生活する全寮制を採用している。育英館は1983年に創立した寮で、部屋は4人部屋と2人部屋から構成され、指導者が常駐して寮生活の管理に当たる。管理栄養士の配置はないものの、朝食は学校の食堂で摂る体制がとられている。

2018年時点の取材記事では、当時の寮生は22名で、午前7時の点呼から午後11時の消灯まで規律ある生活リズムが整えられていたと伝えられている。全寮制ならではの集団生活は、全国から集まる選手同士の結束を強め、「走る・声を出す・魂際」の3原則で知られるハードなサッカーを支える土台となっている。

強化の成果と育成実績

チームスタイルの核は「走る・声を出す・魂際」の3原則に据えたサッカーである。前線から激しいプレッシングを仕掛けてボールを奪い、奪った勢いのまま縦へ速く攻撃へつなぐスタイルは、全寮制の規律ある生活と表裏一体で培われている。

その成果が結実したのが2008年度の全国高校サッカー選手権である。大迫勇也が1大会10得点を記録して準優勝に輝き、チームの通算29得点は首都圏開催の大会で最多の数字となった。大迫は鹿島アントラーズを経てドイツのブンデスリーガへ渡り、ヴィッセル神戸では2023年にJリーグMVPと得点王を獲得。日本代表としても57試合25得点を誇る活躍を続けており、全寮制の小さな私学が日本代表級を輩出しうることを証明した。

近年の強化も目立つ。2023年度にはプリンスリーグ九州1部で3度目の優勝を果たしてプレミアリーグへ昇格し、2024年度には県大会決勝で神村学園の7連覇を阻止して8年ぶり8度目の選手権出場を果たした。2025年度は県大会準優勝、2026年度の総体県大会でも決勝に進出するなど、神村学園に対抗しうる県内の有力校としての地位を固めている。

育成の面では、系列の鹿児島育英館中学校との連携が大きな役割を果たしている。大迫勇也や生駒仁、泉森涼太ら多くのプロ選手が育英館中から内部進学しており、中学校から高校へ6年間で選手を育てる流れが確立されている。2027年4月には創立100周年に合わせて「鹿児島日章学園高等学校」への校名変更を控えており、現校名での戦いは残り少なくなっているが、全寮制を軸とした強化の姿勢は変わっていない。

主なプロ選手一覧

  • 2000年度卒:米田兼一郎(鹿児島城西高校 → アビスパ福岡 → 京都サンガFC → 栃木SC → 徳島ヴォルティス → サガン鳥栖)
  • 2001年度卒:船津佑也(鹿児島城西高校 → ジュビロ磐田 → 湘南ベルマーレ → ロッソ熊本 → ギラヴァンツ北九州)
  • 2001年度卒:挽地祐哉(鹿児島城西高校 → ジュビロ磐田 → 湘南ベルマーレ → 徳島ヴォルティス → ツエーゲン金沢)
  • 2003年度卒:有薗真吾(鹿児島城西高校 → 福岡経済大学 → ザスパ草津 → FC町田ゼルヴィア → ブラウブリッツ秋田 → ギラヴァンツ北九州 → 奈良クラブ → おこしやす京都)
  • 2003年度卒:中山博貴(鹿児島城西高校 → 京都パープルサンガ → 京都サンガFC)
  • 2003年度卒:吉井孝輔(鹿児島城西高校 → 湘南ベルマーレ → ロッソ熊本 → ロアッソ熊本 → 鹿児島ユナイテッドFC)
  • 2003年度卒:田上裕(鹿児島城西高校 → 宮崎産業経営大学 → FC刈谷 → FC琉球 → FC KAGOSHIMA → 鹿児島ユナイテッドFC)
  • 2004年度卒:西田剛(鹿児島城西高校 → 阪南大学 → 横浜FC → アビスパ福岡 → 愛媛FC)
  • 2004年度卒:新中剛史(鹿児島城西高校 → びわこ成蹊スポーツ大学 → ファジアーノ岡山 → 松本山雅FC → 鹿児島ユナイテッドFC)
  • 2005年度卒:内薗大貴(鹿児島城西高校 → 東海学園大学 → FC刈谷 → FC KAGOSHIMA → 鹿児島ユナイテッドFC → テゲバジャーロ宮崎)
  • 2008年度卒:大迫勇也(鹿児島城西高校 → 鹿島アントラーズ → TSV1860ミュンヘン → 1.FCケルン → ヴェルダー・ブレーメン → ヴィッセル神戸)※元日本代表(57試合25得点)・W杯2014・2018出場
  • 2008年度卒:大迫希(鹿児島城西高校 → ロアッソ熊本 → ヴェルスパ大分 → 藤枝MYFC)
  • 2010年度卒:鮫島晃太(鹿児島城西高校 → サンフレッチェ広島 → ガイナーレ鳥取 → AC長野パルセイロ → 藤枝MYFC)
  • 2011年度卒:薗田卓馬(鹿児島城西高校 → 福岡大学 → アスルクラロ沼津 → 徳島ヴォルティス → 鹿児島ユナイテッドFC → テゲバジャーロ宮崎 → ジェイリースFC)
  • 2014年度卒:上夷克典(鹿児島城西高校 → 明治大学 → 京都サンガFC → 大分トリニータ → サガン鳥栖 → ジュビロ磐田)※現所属(2026年時点)
  • 2014年度卒:長谷川雄志(鹿児島城西高校 → 宮崎産業経営大学 → 大分トリニータ → 徳島ヴォルティス → SC相模原(期限付き移籍))※現所属(2026年時点)
  • 2014年度卒:岩元颯オリビエ(鹿児島城西高校(立命館宇治高校から編入) → ジュビロ磐田 → ヴァンラーレ八戸 → ガイナーレ鳥取)
  • 2015年度卒:生駒稀生(鹿児島城西高校 → 大阪学院大学 → FC淡路島 → FCティアモ枚方 → 奈良クラブ)※現所属(2026年時点)
  • 2017年度卒:生駒仁(鹿児島城西高校 → 横浜F・マリノス → カターレ富山(期限付き移籍) → ギラヴァンツ北九州(期限付き移籍) → レノファ山口FC → いわきFC → ギラヴァンツ北九州(期限付き移籍))※現所属(2026年時点)
  • 2017年度卒:泉森涼太(鹿児島城西高校 → 大阪体育大学 → 鹿児島ユナイテッドFC → サガン鳥栖)※現所属(2026年時点)
  • 2020年度卒:ヒル袈依廉(鹿児島城西高校 → 早稲田大学 → サンフレッチェ広島 → ブラウブリッツ秋田(期限付き移籍))※現所属(2026年時点)
  • 2023年度卒:芹生海翔(鹿児島城西高校 → 藤枝MYFC)※現所属(2026年時点)

鹿児島県(チーム紹介)

チーム紹介