東海大学付属福岡高校(福岡県)
福岡県宗像市田久に所在する東海大学付属福岡高等学校(旧校名:東海大学付属第五高等学校)の男子サッカー部。全国高校サッカー選手権大会に通算14回出場し全国第3位(ベスト4)の実績を残すほか、全国高校総体(インターハイ)にも通算17回出場して全国ベスト8に進出するなど、長年にわたり九州および全国の高校サッカー界を牽引してきた伝統の強豪校である。チームの象徴であるイエローとブラックのカラーリングから「華麗なる猛虎」の愛称で親しまれ、徹底したパスワークと技術重視の魅力的なサッカーを展開して数多くのJリーガーや日本代表指導者を輩出し続けている。
目次
学校の設立と概要
東海大学付属福岡高等学校は、1966年(昭和41年)4月に学校法人東海大学の付属高校「東海大学第五高等学校」として福岡県宗像の地に開校した私立高等学校である。創立者である松前重義博士が掲げた「建学の精神」に基づき、若き日に汝の思想を培え、若き日に汝の体躯を養え、若き日に汝の知能を磨け、若き日に汝の希望を繋げ、という四条の校訓のもと、調和のとれた人格形成と文武両道の教育を実践してきた。
開校当初は男子校としてスタートし、宗像の自然豊かな広大な敷地と充実したスポーツ施設を活かして全国レベルの部活動を次々と育成。その後、2004年に男女共学化へと舵を切り、2016年(平成28年)4月の創立50周年を機に、校名を現在の「東海大学付属福岡高等学校」へと改称した。
現在の学校組織は、国公立大学や難関私立大学、東海大学の最難関学部進学を目指す「スーパー特進コース」「特進コース」をはじめ、競技実績向上と学業の両立を高い次元で目指す「スーパー特進アスリートコース」「進学コース」など多面的なコース編成を展開している。サッカー部のみならず硬式野球部、女子バスケットボール部、柔道部、女子サッカー部なども全国大会の上位に進出する実績を誇り、すべての部活動が学校敷地内の施設で活動できるスケールメリットと、東海大学の全国的な学園ネットワークと連携した総合学園ならではの強固な教育基盤を確立している。
サッカー部創部の経緯
東海大学付属福岡高等学校サッカー部は、学校開校から3年後の1969年(昭和44年)に創部された。創部当初から高い目標を掲げて強化を進め、1970年代後半に名将・平清孝氏が指導陣に加わると、チームは九州屈指の強豪へと一気に躍進を遂げた。
1978年度(昭和53年度)の第57回全国高校サッカー選手権大会で福岡県予選を制し全国大会初出場を果たすと、1980年代には黄金期を迎え、第61回(1982年度)から第66回(1987年度)まで6年連続で選手権全国大会へ出場。1980年代から1990年代初頭にかけて福岡県高校サッカー界の頂点に君臨した。特に1990年度(平成2年度)の第69回全国高校サッカー選手権大会では、洗練されたパスサッカーと高い個人技を武器に快進撃を見せ、見事に全国ベスト4(全国第3位)へ進出。国立競技場のピッチに立ち、全国に「東海大五」の名を轟かせた。
その後、激戦区・福岡県において東福岡高校をはじめとする強豪校としのぎを削り合いながら、2000年度(第79回)、2011年度(第90回)、2012年度(第91回)と選手権出場を重ねた。また、2007年には高円宮杯プリンスリーグ九州で初優勝を飾るなど、高円宮杯の舞台でも九州のトップ戦線を走り続けてきた。2016年の校名変更以降も「東海大福岡」として伝統のパスサッカーを磨き上げ、全国舞台への復帰と頂点奪還を目指して挑戦を続けている。
現監督と指導陣
- 伊藤良太(いとうりょうた)(在籍期間:2010年〜在任中/監督就任:2024年3月〜在任中)
1985年生まれ。東海大学付属第五高校(現・東海大福岡高校)サッカー部OBであり、東海大学へ進学してプレー。大学卒業後、2010年より母校の教員およびサッカー部コーチに就任し、14年間にわたりヘッドコーチとして大丸忠前監督とともにチームの強化と戦術指導を支え続けた。2024年3月に大丸監督の後を継いでトップチーム監督に昇格。長年培ったチームのDNAを熟知し、選手一人ひとりの技術・判断力を最大限に引き出す緻密なポゼッションサッカーと熱血指導で王座奪還を目指している。
- 平清孝(たいらきよたか)(在籍期間:1977年〜2022年3月)
1951年生まれ、長崎県出身。島原商業高校から東海大学へ進学し、1977年に東海大五高校サッカー部監督に就任。以来、約45年間にわたり同校サッカー部を率いて選手権14回、インターハイ17回の全国出場へ導き、1990年度選手権ベスト4進出を成し遂げた高校サッカー界屈指の名将である。数多くのプロ選手や日本代表選手・指導者を育て上げ、2014年には女子サッカー部を創設して全国有数の強豪へと育てた。2022年3月に勇退後はJ2サガン鳥栖のアカデミーゼネラル・アドバイザー等を務める。
- 大丸忠(おおまるただし)(在籍期間:1998年〜2024年3月)
1974年生まれ。東海大五高校サッカー部OBであり、高校1年時の1990年度に選手権全国ベスト4を経験。東海大学卒業後に母校のコーチへ就任し、平清孝監督の右腕として長年指導にあたった後、男子サッカー部監督に就任。約15年間にわたりチームを指揮し、2011年度・2012年度の選手権連続出場などを達成した。2024年3月に退任し、系列校である東海大学付属浦安高校サッカー部監督へ転任した。
このほか、松原崇志コーチ、中野大地コーチ、吉岡宏樹コーチをはじめ、GKコーチや外部フィジカル・メディカルトレーナーなど充実した指導・サポート体制が敷かれており、全カテゴリーにおいて一貫した育成方針が実践されている。
全国大会などでの成績
全国高校サッカー選手権大会には通算14回出場し、最高成績として全国第3位(ベスト4・1990年度)を記録している。初出場となった第57回大会(1978年度)以降、1982年度から1987年度にかけての6大会連続出場や、1990年度の第69回大会におけるベスト4進出など、昭和後期から平成初期にかけて全国トップクラスの存在感を示した。2011年度(第90回)および2012年度(第91回)にも福岡県予選を制して全国大会へ出場している。
全国高校総体(インターハイ)においては通算17回の全国大会出場を誇り、最高成績として2006年度(平成18年度)大会で全国ベスト8に進出している。初出場となった1980年度をはじめ、1988年、1990年、1991年、1993年、1994年、2000年、2002年〜2004年の3連覇(県予選)、2006年、2007年、2012年、そして東海大福岡への校名変更後の2017年など、数多くのインターハイ本大会の舞台で九州を代表する熱戦を演じた。
高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグにおいては、2003年の創設初年度からプリンスリーグ九州に参戦。2007年度にはプリンスリーグ九州で初優勝を飾り、全国大会である高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会への出場を果たした。近年は激戦のプリンスリーグ九州1部・2部および福岡県リーグ1部において高強度の公式戦を日常的に戦い、トップチームから育成カテゴリーまで強固な強化体制を維持している。
全国高校サッカー選手権大会
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1978年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(1回目) | 1回戦敗退 | 初出場/優勝・古河一(茨城) |
| 1982年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(2回目) | 1回戦敗退 | 優勝・清水市商(静岡) |
| 1983年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(3回目) | 1回戦敗退 | 優勝・帝京(東京) |
| 1984年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(4回目) | 1回戦敗退 | 優勝・帝京(東京)と島原商(長崎)の両校優勝 |
| 1985年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(5回目) | 2回戦敗退 | 優勝・清水市商(静岡) |
| 1986年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(6回目) | 2回戦敗退 | 優勝・東海大一(静岡) |
| 1987年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(7回目) | 1回戦敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 1988年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(8回目) | 2回戦敗退 | 優勝・清水市商(静岡) |
| 1989年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は伝習館/優勝・南宇和(愛媛) |
| 1990年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(9回目) | ベスト4(全国第3位) | 優勝・国見(長崎) |
| 1991年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(10回目) | 2回戦敗退 | 優勝・四日市中央工(三重)と帝京(東京)の両校優勝 |
| 1992年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(11回目) | 2回戦敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 1993年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(12回目) | 2回戦敗退 | 優勝・清水市商(静岡) |
| 1994年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・市立船橋(千葉) |
| 1995年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・静岡学園(静岡)と鹿児島実(鹿児島)の両校優勝 |
| 1996年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・市立船橋(千葉) |
| 1997年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・東福岡(福岡) |
| 1998年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・東福岡(福岡) |
| 1999年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2000年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(13回目) | 3回戦敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 2001年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・国見(長崎) |
| 2002年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2003年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は筑陽学園/優勝・国見(長崎) |
| 2004年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・鹿児島実(鹿児島) |
| 2005年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・野洲(滋賀) |
| 2006年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・盛岡商(岩手) |
| 2007年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・流通経済大柏(千葉) |
| 2008年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は筑陽学園/優勝・広島皆実(広島) |
| 2009年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 準優勝 | 福岡県代表は東福岡/優勝・山梨学院(山梨) |
| 2010年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 準優勝 | 福岡県代表は九州国際大付/優勝・滝川第二(兵庫) |
| 2011年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(14回目) | 1回戦敗退 | 11年ぶり出場/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2012年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 1回戦(全国出場) | 2年連続出場/優勝・鵬翔(宮崎) |
| 2013年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | ベスト4 | 福岡県代表は東福岡/優勝・富山第一(富山) |
| 2014年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 準優勝 | 福岡県代表は東福岡/優勝・星稜(石川) |
| 2015年度 | 東海大五 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 準優勝 | 福岡県代表は東福岡/優勝・東福岡(福岡) |
| 2016年度 | 東海大福岡 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 準優勝 | 東海大福岡へ改称後/代表は東福岡/優勝・青森山田(青森) |
| 2017年度 | 東海大福岡 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | ベスト4 | 福岡県代表は東福岡/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2018年度 | 東海大福岡 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 準優勝 | 福岡県代表は東福岡/優勝・青森山田(青森) |
| 2019年度 | 東海大福岡 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | ベスト4 | 福岡県代表は筑陽学園/優勝・静岡学園(静岡) |
| 2020年度 | 東海大福岡 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | ベスト8 | 福岡県代表は東福岡/優勝・山梨学院(山梨) |
| 2021年度 | 東海大福岡 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | ベスト8 | 福岡県代表は東福岡/優勝・青森山田(青森) |
| 2022年度 | 東海大福岡 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | ベスト4 | 福岡県代表は飯塚/優勝・岡山学芸館(岡山) |
| 2023年度 | 東海大福岡 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | ベスト4 | 福岡県代表は飯塚/優勝・青森山田(青森) |
| 2024年度 | 東海大福岡 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 準優勝 | 福岡県代表は東福岡/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2025年度 | 東海大福岡 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | ベスト4 | 福岡県代表は東福岡/優勝・神村学園(鹿児島) |
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1980年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(1回目) | 2回戦敗退 | 初出場/優勝・清水東(静岡) |
| 1981年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(2回目) | 1回戦敗退 | 優勝・古河一(茨城) |
| 1982年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(3回目) | 2回戦敗退 | 優勝・清水東(静岡) |
| 1984年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(4回目) | 1回戦敗退 | 優勝・帝京(東京) |
| 1986年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(5回目) | 2回戦敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 1988年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(6回目) | 2回戦敗退 | 優勝・市立船橋(千葉) |
| 1990年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(7回目) | 2回戦敗退 | 優勝・清水商(静岡) |
| 1991年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(8回目) | 2回戦敗退 | 優勝・清水商(静岡) |
| 1993年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(9回目) | 1回戦敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 1994年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(10回目) | 2回戦敗退 | 優勝・四日市中央工(三重) |
| 2000年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(11回目) | 2回戦敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 2002年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(12回目) | 2回戦敗退 | 優勝・帝京(東京) |
| 2003年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(13回目) | 1回戦敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 2004年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(14回目) | 2回戦敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 2006年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(15回目) | ベスト8 | 前年王者・青森山田を7-0で破り8強進出/優勝・広島皆実(広島) |
| 2007年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(16回目) | 2回戦敗退 | 優勝・市立船橋(千葉) |
| 2012年度 | 東海大五 | 全国高校総体(インターハイ)(17回目) | 2回戦敗退 | 優勝・三浦学苑(神奈川) |
| 2017年度 | 東海大福岡 | 全国高校総体(インターハイ)(18回目) | 2回戦敗退 | 校名変更後初出場/優勝・流通経済大柏(千葉) |
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名 | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2003年度 | 東海大五 | プリンスリーグ九州 | 3位 | 優勝・鹿児島城西(鹿児島) |
| 2004年度 | 東海大五 | プリンスリーグ九州 | 4位 | 優勝・鹿児島実業(鹿児島) |
| 2005年度 | 東海大五 | プリンスリーグ九州 | 5位 | 優勝・鵬翔(宮崎) |
| 2006年度 | 東海大五 | プリンスリーグ九州 | 3位 | 優勝・ルーテル学院(熊本) |
| 2007年度 | 東海大五 | プリンスリーグ九州 | 優勝 | リーグ初制覇・全日本ユース出場権獲得/2位・アビスパ福岡U-18 |
| 2008年度 | 東海大五 | プリンスリーグ九州1部 | 4位 | 優勝・鹿児島城西(鹿児島) |
| 2009年度 | 東海大五 | プリンスリーグ九州1部 | 3位 | 優勝・東福岡(福岡) |
| 2010年度 | 東海大五 | プリンスリーグ九州1部 | 11位 | 優勝・アビスパ福岡U-18(福岡) |
| 2011年度 | 東海大五 | プリンスリーグ九州2部 | 2位 | 1部昇格/優勝・大津(熊本) |
| 2012年度 | 東海大五 | プリンスリーグ九州1部 | 6位 | 優勝・大津(熊本) |
| 2013年度 | 東海大五 | プリンスリーグ九州 | 6位 | 優勝・大分トリニータU-18(大分) |
| 2014年度 | 東海大五 | プリンスリーグ九州 | 8位 | 優勝・大津(熊本) |
| 2015年度 | 東海大五 | プリンスリーグ九州 | 9位 | 降格/優勝・大津(熊本) |
| 2016年度 | 東海大福岡 | 福岡県リーグ1部 | 上位 | 東海大福岡へ改称 |
| 2021年度 | 東海大福岡 | 福岡県リーグ1部 | 優勝 | プリンスリーグ九州参入戦進出 |
| 2022年度 | 東海大福岡 | プリンスリーグ九州2部 | 4位 | 優勝・飯塚(福岡) |
| 2023年度 | 東海大福岡 | プリンスリーグ九州2部 | 3位 | 優勝・アビスパ福岡U-18(福岡) |
| 2024年度 | 東海大福岡 | プリンスリーグ九州2部 | 4位 | 優勝・大分トリニータU-18(大分) |
| 2025年度 | 東海大福岡 | プリンスリーグ九州2部 | 5位 | 優勝・佐賀東(佐賀) |
| 2026年度 | 東海大福岡 | プリンスリーグ九州2部 | 8位 | 参戦中 |
高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2007年度 | 東海大五 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(1回目) | 1次ラウンド敗退 | プリンスリーグ九州王者として出場/優勝・流通経済大柏(千葉) |
部員数
総部員数は約120名(3年生約40名、2年生約42名、1年生約38名)で構成されている。
カテゴリー構成・活動実態:
- Aチーム(トップチーム):高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州(または福岡県1部リーグ)、全国高校総体予選、全国高校サッカー選手権大会予選に参戦
- Bチーム:高円宮杯 JFA U-18サッカー福岡県リーグ(県1部/県2部)に参戦
- Cチーム:福岡県リーグ(県3部)および支部リーグに参戦
- U-16(1年生チーム):球蹴男児U-16リーグ(九州ルーキーリーグ)および福岡県U-16リーグに参戦
部員の主な出身チームとしては、アビスパ福岡U-15、ギラヴァンツ北九州U-15、サガン鳥栖U-15などのJリーグアカデミーをはじめ、ひびきサッカースクール、小倉南FC、川崎FC、ブレイズ熊本、バルサアカデミー福岡、FCグローバル、宗像セントラルFCなど、福岡県内および九州各地・本州の有力タウンクラブや中学校サッカー部から高い志を持った選手が集い、日々ハイレベルなポジション争いを繰り広げている。
練習環境については、学校敷地内に夜間照明設備を完備したフルサイズの人工芝グラウンド「タイガーフィールドスタジアム」およびラグビー・サッカーグラウンドを有しており、天候に左右されず最高のコンディションでトレーニングを行うことができる。さらに、松前記念体育館1階の充実したウエイトトレーニングルームやコモンホール3階のフィットネスルームも完備。すべての部活動が校内敷地で活動できる優れた教育環境が整えられている。平日は授業終了後の16:00〜19:00頃まで集中したトレーニングを実施し、週末にはプリンスリーグや県リーグの公式戦、県外強豪校とのトレーニングマッチや遠征を実施している。
ユニフォーム
ユニフォームサプライヤーは長年にわたりadidas(アディダス)が務めている。ファーストユニフォーム(HOME)は、チームの代名詞である鮮やかな「黄色(イエロー)」と「黒色(ブラック)」のコンビネーションを採用。シャツが黄色(黒のアクセント・スリーストライプス)、パンツが黒色、ソックスが黄色または黒色の組み合わせとなっており、「華麗なる猛虎」の異名を象徴する力強いデザインである。セカンドユニフォーム(AWAY)は、クリーンな「白(ホワイト)」を基調とし、シャツが白色、パンツが白色、ソックスが白色のセットアップを採用している。ゴールキーパー(GK)用には緑色や赤色、水色などの識別カラーが用意されている。
ユニフォームスポンサーに関して、公式戦用ユニフォームの胸部分には伝統の校名表記(「TOKAI FUKUOKA」または「東海大福岡」)が刻まれており、学校および東海大学学園グループの支援と誇りを背負ってピッチに立っている。また、チームの遠征用移動着やトレーニングウェア等の活動には地元企業やパートナー企業、後援組織の手厚いサポートが行われている。
寮・生活環境
東海大学付属福岡高等学校では、全国各地や県外・遠方から高い志を持って集まる強化クラブ生を受け入れるため、学校敷地内に専用の学生寮(合宿所)を完備している。
男子サッカー部員は、ラグビー部員と共に原則として強化クラブ生専用の「男子総合寮」に入寮して生活を送る(なお、女子サッカー部・女子バスケットボール部員は「女子総合寮」、野球部は「体育望星寮」、柔道部は「望星研修寮」、剣道部は「夢追館」が整備されている)。
寮は学校の校舎や練習グラウンド(タイガーフィールドスタジアム)と同一敷地内・隣接地に位置しており、移動の負担が一切なく、放課後のハードな練習や早朝の自主トレーニングに最大限集中できる抜群のアクセスと生活環境が整えられている。
寮費および諸経費の詳細(月額費用・食費等)は公式には非公開となっており、学校法人東海大学および強化クラブ寮の規定に基づいて管理・運用されている。
寮生活においては、専任の寮監・舎監スタッフが常駐し、学校敷地内のコモンホール1階食堂等と連携して栄養バランスとアスリートの身体づくりが考慮された朝夕の食事が提供される。集団生活を通じて挨拶・礼儀・整理整頓・清掃などの人間形成や自己管理能力の育成が徹底されており、夜間のスタディタイム(学習時間)やミーティングルームでの戦術確認など、学業と競技力向上を高次元で両立させる規律ある生活リズムが整えられている。
入学・入部案内
セレクション・練習会は、例年夏期(7月下旬〜8月頃)を中心に、中学3年生を対象とした男子サッカー部の部活動体験会・練習会が実施されている。参加形式や詳細日程については、学校公式ホームページおよびサッカー部公式HPにて案内される。
入学後の入部資格に関して、本校は一般入試で合格した一般入学生であってもサッカー部への入部は可能である。ただし、全国大会出場を目指す強化指定部活動であるため、非常に高い競技レベルと厳しい日々のトレーニングに対する強い意欲と覚悟が求められる。
偏差値および設置コースは以下の通りである。
- スーパー特進コース:偏差値目安 56〜58(国公立大・最難関私立大・東海大最難関学部を目指す)
- 特進コース:偏差値目安 50〜52(国公立大・有名私立大を目指す)
- スーパー特進アスリートコース:偏差値目安 48〜50(強化指定部で全国を目指しながら難関大進学を両立)
- 進学コース:偏差値目安 42〜44(東海大学各学部への進学や多様な進路を目指す)
推薦入試の有無について、中学校長の推薦に基づく推薦入試(学力推薦・特技推薦/専願入試)が実施されており、サッカーをはじめとする強化指定クラブでの優れた実績や将来性を評価する推薦・特待生制度が設けられている。
※これらの情報は年度・情勢により変動するため、あくまで参考情報となります。最新かつ正確な情報は必ず学校・クラブ公式HPをご確認いただくか、直接お問い合わせください。
チーム強化・指導方針
東海大学付属福岡高校サッカー部の指導方針の根幹にあるのは、個々の「高い技術力」「柔軟な発想力」「正確な判断スピード」を徹底的に追求するポゼッションサッカーの哲学である。力任せのロングボールに頼るのではなく、狭いスペースでもボールを失わない高度なテクニックと、ピッチ上の全員が連動して長短のパスをテンポ良く繋ぐスタイルは、平清孝元監督の時代から「華麗なる猛虎」として全国に名を馳せた伝統のサッカースタイルである。
近年の高校サッカー界におけるフィジカル・強度の向上に合わせ、アジリティや球際の激しさ、攻守の切り替え(トランジション)のスピードを強化。守備組織の構築とアグレッシブなプレッシングを融合させ、現代的なスピード感と伝統のテクニカルなパスワークが高次元で組み合わされたチームづくりが行われている。
また、単に高校年代での勝利のみを目指すのではなく、「大学やJリーグ、プロの世界で長く活躍できる本物のフットボーラーの育成」を最重要テーマに掲げている。日常のトレーニングから細部にわたる止める・蹴るの技術を徹底し、選手自身の自立した戦術眼と人間力を育てる指導体制が確立されている。
主なプロ選手一覧
- 1985年度卒:横内昭展(東海大五高校 → マツダSC / サンフレッチェ広島)※元日本代表コーチ・U-23日本代表監督、前ジュビロ磐田監督、現モンテディオ山形監督
- 1986年度卒:岡中勇人(東海大五高校 → 東海大学 → ガンバ大阪 → 大分トリニータ)※元日本代表
- 1987年度卒:後藤太郎(東海大五高校 → 東海大学 → 名古屋グランパスエイト → ジェフユナイテッド市原 → サガン鳥栖)
- 1989年度卒:岡本賢二(東海大五高校 → 鹿島アントラーズ)
- 1991年度卒:世良田顕一(東海大五高校 → 鹿島アントラーズ → セレッソ大阪)
- 1994年度卒:牧野真二(東海大五高校 → 横浜マリノス → サガン鳥栖)※ビーチサッカー元日本代表
- 1994年度卒:齋藤誠一(東海大五高校 → 国士舘大学 → モンテディオ山形 → 佐川印刷SC)
- 1994年度卒:高橋直樹(東海大五高校 → 福岡大学 → アルビレックス新潟)
- 1995年度卒:片岡功二(東海大五高校 → 大塚製薬 / 徳島ヴォルティス)
- 1996年度卒:佐々木丈文(東海大五高校 → アビスパ福岡)
- 1996年度卒:近藤隆信(東海大五高校 → アビスパ福岡)
- 1998年度卒:日高智樹(東海大五高校 → 福岡教育大学 → ニューウェーブ北九州 / ギラヴァンツ北九州)
- 1998年度卒:吉田賢太郎(東海大五高校 → 京都パープルサンガ → 水戸ホーリーホック)
- 1999年度卒:有光亮太(東海大五高校 → イタリア・レアル・チェザーテ → アビスパ福岡 → V・ファーレン長崎)
- 1999年度卒:小井手翔太(東海大五高校 → 福岡大学 → サガン鳥栖 → ガイナーレ鳥取 → タイ・ナコーンラーチャシーマーFC → グルージャ盛岡 → 奈良クラブ)
- 2000年度卒:多田大介(東海大五高校 → セレッソ大阪 → 愛媛FC → 大宮アルディージャ → ガイナーレ鳥取 → FC岐阜 → タイ・チョンブリーFC → シーラーチャーFC → パタヤ・シティFC)
- 2003年度卒:平山智也(東海大五高校 → 名古屋グランパスエイト → グルージャ盛岡)
- 2004年度卒:財津俊一郎(東海大五高校 → 清水エスパルス → 湘南ベルマーレ → FC琉球)
- 2005年度卒:藤田直之(東海大五高校 → 福岡大学 → サガン鳥栖 → ヴィッセル神戸 → セレッソ大阪 → サガン鳥栖)※元日本代表
- 2005年度卒:橋内優也(東海大五高校 → サンフレッチェ広島 → ガイナーレ鳥取 → ギラヴァンツ北九州 → 徳島ヴォルティス → 松本山雅FC)
- 2005年度卒:末吉隼也(東海大五高校 → 福岡大学 → アビスパ福岡 → サガン鳥栖 → 大分トリニータ → ファジアーノ岡山 → SC相模原)
- 2006年度卒:西岡大輝(東海大五高校 → 福岡教育大学 → サンフレッチェ広島 → 愛媛FC)
- 2006年度卒:當間建文(東海大五高校 → 鹿島アントラーズ → 栃木SC → モンテディオ山形 → 松本山雅FC → FC岐阜)
- 2007年度卒:橋内竜真(東海大五高校 → FC岐阜)
- 2007年度卒:清水航平(東海大五高校 → サンフレッチェ広島 → 清水エスパルス → ヴァンフォーレ甲府 → サンフレッチェ広島)※J1優勝3回経験
- 2008年度卒:能登正人(東海大五高校 → ドイツ・SVゴンセンハイム → タイ・ブリーラム・PEA FC → ジェフユナイテッド千葉 → 東京ユナイテッドFC)
- 2008年度卒:久富賢(東海大五高校 → 横浜FC → 松本山雅FC → 藤枝MYFC → ブラウブリッツ秋田)
- 2009年度卒:丸本侑平(東海大五高校 → 流通経済大学 → 藤枝MYFC)
- 2010年度卒:弓崎恭平(東海大五高校 → 福岡大学 → ギラヴァンツ北九州 → カターレ富山)
- 2011年度卒:山道淳司(東海大五高校 → 福岡大学 → ガイナーレ鳥取 → Honda Lock SC)
- 2012年度卒:小林秀征(東海大五高校 → ファジアーノ岡山 → AC長野パルセイロ → アヴェントゥーラ川口)
- 2012年度卒:西岡大志(東海大五高校 → 福岡大学 → FC琉球 → 愛媛FC → テゲバジャーロ宮崎)
- 2017年度卒:今村勇介(東海大福岡高校 → 日本体育大学 → カマタマーレ讃岐)
- 2018年度卒:富沢藍那(東海大福岡高校 → 帝京平成大学 → エナジック琉球デイゴス → ヴィアマテラス宮崎)※女子プロ・なでしこリーグ
- 2018年度卒:冨士田康人(東海大福岡高校 → 日本体育大学 → Y.S.C.C.横浜)
- 2019年度卒:イ・ドヒョン(東海大福岡高校 → FC今治)
- 2021年度卒:堤陽輝(東海大福岡高校 → 東海大学 → 栃木SC)
- 2021年度卒:上本銀太(東海大福岡高校 → レノファ山口FC)
※掲載基準:高校卒業後にJリーグ(J1〜J3)または海外プロリーグ、WEリーグ・なでしこリーグ等のトップカテゴリーに所属・プロ契約した実績が確認できた選手を中心に記載。アマチュア・大学のみの所属選手および現役ユース・2種登録のみの選手は除外している。

























