筑陽学園高校(福岡県)
福岡県太宰府市朱雀に所在する筑陽学園高等学校の男子サッカー部。2003年度(第82回大会)の全国高校サッカー選手権大会において、初出場ながら決勝戦進出を果たし準優勝を飾るという快挙を達成して全国にその名を轟かせた。激戦区・福岡県において長年にわたり東福岡高校や東海大福岡高校、九州国際大付高校、飯塚高校らと熾烈な覇権争いを繰り広げている九州屈指の強豪校である。鍛え抜かれた堅固な組織守備とスピーディーかつアグレッシブな攻撃を融合させたスタイルを持ち味とし、アビスパ福岡をはじめ国内外のプロサッカー界へ数多くの優れたタレントを輩出し続けている。
目次
学校設立
学校法人筑陽学園が運営する筑陽学園高等学校は、1923年(大正12年)に初代校長の新田ミツによって創立された「九州家政女学校」をその起源とする。創立以来、一貫して「人を愛し、人に愛される人間力の育成」や自主自立の精神を重んじ、時代と社会の変遷に応じた先進的な私学教育を実践してきた。1948年(昭和23年)の学制改革に伴い「筑陽女子高等学校」へと改組され、女子教育の拠点として地域の信頼を確立した。
戦後の発展期を迎えた1958年(昭和33年)には男女共学の太宰府高等学校を併設。その後、1965年(昭和40年)に両校を統合して現在の「筑陽学園高等学校」が誕生し、全日制の男女共学総合高等学校として新たなスタートを切った。学校訓には「人を愛し、人を敬い、人に尽くす」「自律・協調・誠実」を掲げ、知育・徳育・体育のバランスが取れた全人教育を展開している。
創立から100年を超える長い歴史の中で校舎・グラウンド等の教育施設の大規模な近代化が進められ、普通科およびデザイン科を設置。大学進学実績の伸長とともに、サッカー部や硬式野球部、柔道部、デザイン分野など全国レベルで活躍する多彩な部活動を擁する名門校として、福岡県内外から高い評価を得ている。
サッカー部創部
筑陽学園高等学校男子サッカー部は、学校の男女共学化および校名改称後の1960年代後半から1970年代にかけて本格的な活動を開始した。創部初期は、全国屈指の超激戦区として知られる福岡県予選において、長年全国王者に君臨していた東福岡高校や東海大五高校(現・東海大福岡高校)などの高い壁に阻まれ、全国大会への出場権をなかなか掴み取れない苦難の時代が続いた。
転機となったのは、吉浦茂和氏(元総監督)による情熱的な指導体制の確立であった。徹底したフィジカルトレーニングと組織的な守備戦術、球際での激しいハードワークをチームの根幹に据え、一歩ずつ県内上位へと進出。2000年代に入るとその強化が一気に結実し、2003年度(平成15年度)の第82回全国高校サッカー選手権福岡県予選を初制覇して悲願の全国選手権初出場を成し遂げた。
勢いに乗ったチームは、全国大会の舞台でも快進撃を披露。初出場ながら強豪校を次々と撃破して国立競技場での決勝戦に駒を進め、平山相太らを擁する長崎・国見高校と激闘を演じて堂々の全国準優勝に輝いた。この躍進によって「筑陽学園」の名は全国に知れ渡り、その後も2008年度の全国高校選手権出場、2010年・2011年・2019年の全国高校総体(インターハイ)出場など、福岡を代表する名門校としての地位を不動のものとした。
現監督と指導陣
- 青柳良久(あおやぎよしひさ)(在籍期間:2010年代〜在任中)
1974年生まれ、福岡県出身。筑陽学園高校サッカー部OBであり、現役時代はベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)などでプレーしたプロ経験を持つ。母校の指導陣に加わった後は吉浦茂和前監督とともにチーム強化に尽力し、監督就任後は伝統の堅守速攻と泥臭く戦うメンタリティを継承しつつ、選手の判断力と技術を活かしたアタッキングフットボールを注入。2019年には福岡県予選においてインターハイ予選および選手権予選の県内2冠を達成し、全国高校総体ベスト8、第98回全国高校サッカー選手権大会ベスト16進出へと導いた。「思蹴(一球に思いを込めて蹴る)」をモットーに、人間形成と勝負強さを両立させる指導を貫いている。
- 吉浦茂和(よしうらしげかず)(在籍期間:1980年代〜2010年代、現・総監督)
筑陽学園サッカー部の礎を築き上げた名将。長年にわたり監督として指揮を執り、激戦区・福岡において東福岡高校の高い壁を崩すべく徹底した走力と組織守備を叩き込んだ。2003年度の第82回全国高校選手権では初出場ながらチームを決勝進出・全国準優勝へと導く歴史的快挙を達成。久保竜彦(元日本代表)をはじめ数多くのプロ選手を育て上げ、現在は総監督としてチームの精神的支柱を務めている。
- 吉瀬広志(きちせひろし)(在籍期間:コーチとして在任中)
筑陽学園高校OBであり、現役時代はコンサドーレ札幌や水戸ホーリーホック、アルビレックス新潟シンガポール等で活躍した元プロ選手。豊富なプロ経験と指導理論を活かし、コーチとして後進の育成に注力している。
このほか、GK専任コーチやメディカル・フィジカルトレーナーが揃い、近代的な科学トレーニングと手厚いケア体制で選手の成長をサポートしている。
大会成績
筑陽学園高校サッカー部は、全国高校サッカー選手権大会に通算3回出場し、準優勝1回(2003年度・第82回大会)、全国ベスト16(3回戦進出)1回(2019年度・第98回大会)を記録している。特に初出場を果たした2003年度大会では、堅守速攻を武器に強豪を次々と撃破して決勝へ勝ち上がり、九州勢同士の決勝戦となった国見高校戦で堂々の準優勝を果たした。2019年度の第98回大会でも激戦の福岡県予選決勝で東福岡高校を破って11年ぶりに出場し、全国3回戦まで進出する存在感を示した。
全国高校総体(インターハイ)には通算3回(2010年、2011年、2019年)出場を果たしている。2010年に全国総体初出場を果たすと、翌2011年にも福岡県代表として2年連続出場を達成。2019年の南部九州総体では、全国の強豪を相手に粘り強い戦いを披露して全国ベスト8(準々決勝進出)に躍進した。
高円宮杯 U-18サッカーリーグにおいては、九州地区の強豪チームが集う「高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州」を主戦場として長く戦い続けている。最高峰プレミアリーグへの参入戦(プレーオフ)にも進出経験を持ち、Jクラブ下部組織や他県の強豪校と日常的にハイレベルな真剣勝負を繰り広げている。
全国高校サッカー選手権大会
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2003年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(1回目) | 準優勝 | 初出場準優勝/優勝・国見(長崎) |
| 2004年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・鹿児島実(鹿児島) |
| 2005年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・野洲(滋賀) |
| 2006年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東海大五/優勝・盛岡商(岩手) |
| 2007年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(準優勝) | 福岡県代表は東福岡/優勝・流通経済大柏(千葉) |
| 2008年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(2回目) | 2回戦敗退 | 5年ぶり2回目の出場/優勝・広島皆実(広島) |
| 2009年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・山梨学院(山梨) |
| 2010年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は九州国際大付/優勝・滝川第二(兵庫) |
| 2011年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東海大五/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2012年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(準優勝) | 福岡県代表は東海大五/優勝・鵬翔(宮崎) |
| 2013年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・富山第一(富山) |
| 2014年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・星稜(石川) |
| 2015年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・東福岡(福岡) |
| 2016年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・青森山田(青森) |
| 2017年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(準優勝) | 福岡県代表は東福岡/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2018年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(準優勝) | 福岡県代表は東福岡/優勝・青森山田(青森) |
| 2019年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(3回目) | 3回戦敗退(ベスト16) | 11年ぶり3回目の出場/優勝・静岡学園(静岡) |
| 2020年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・山梨学院(山梨) |
| 2021年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・青森山田(青森) |
| 2022年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は飯塚/優勝・岡山学芸館(岡山) |
| 2023年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は飯塚/優勝・青森山田(青森) |
| 2024年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2025年度 | 筑陽学園 | 全国高校サッカー選手権大会(福岡県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 福岡県代表は東福岡/優勝・神村学園(鹿児島) |
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2010年度 | 筑陽学園 | 全国高校総体(インターハイ)(1回目) | 2回戦敗退 | 初出場/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2011年度 | 筑陽学園 | 全国高校総体(インターハイ)(2回目) | 3回戦敗退(ベスト16) | 2年連続出場/優勝・桐蔭学園(神奈川) |
| 2019年度 | 筑陽学園 | 全国高校総体(インターハイ)(3回目) | ベスト8(準々決勝敗退) | 8年ぶり3回目の出場/優勝・桐光学園(神奈川) |
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州(近年の主な記録)
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名 | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年度 | 筑陽学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州 | 3位 | プレミアリーグプレーオフ進出/優勝・サガン鳥栖U-18(佐賀) |
| 2019年度 | 筑陽学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州 | 5位 | 優勝・サガン鳥栖U-18(佐賀) |
| 2020年度 | 筑陽学園 | スーパープリンスリーグ九州2020 | Aグループ6位 | コロナ禍による代替大会 |
| 2021年度 | 筑陽学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州 | 7位 | 優勝・V・ファーレン長崎U-18(長崎) |
| 2022年度 | 筑陽学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州 | 8位 | 優勝・神村学園(鹿児島) |
| 2023年度 | 筑陽学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州2部 | 4位 | 優勝・鹿児島実(鹿児島) |
| 2024年度 | 筑陽学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州2部 | 参戦 | 上位進出争い |
部員数
総部員数は約130名(3年生約40名、2年生約42名、1年生約50名、マネージャー複数名)の大所帯で活動している。
カテゴリー構成および活動実態:
- Aチーム(トップチーム):高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ九州、全国高校総体予選、全国高校サッカー選手権大会予選、福岡県高校新人戦に参戦
- Bチーム:高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ福岡県1部(県リーグ1部)に参戦
- Cチーム:高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ福岡県2部/3部に参戦
- U-16(1年生チーム):九州球蹴男児U-16リーグ(Division1等)および各種U-16ルーキー大会に参戦
部員の主な出身チームとしては、アビスパ福岡U-15、ギラヴァンツ北九州U-15、サガン鳥栖U-15などのJリーグアカデミー出身者をはじめ、ブレイズ熊本、ルーヴェン福岡、油山カメリアFC、小倉南FC、バルサアカデミー福岡、FCグローバル、ひびきサッカースクールなど、福岡県内および九州各県の有力街クラブ・ジュニアユースや強豪中学校サッカー部から高い向上心を持つ選手が多数集結している。
練習環境は、校内に夜間照明設備を完備した専用人工芝グラウンド(第1グラウンド)を擁しており、天候に左右されず常にハイインテンシティなトレーニングを実施できる恵まれた施設環境が整っている。平日は放課後16:30〜19:30頃に学年・カテゴリーごとの集中トレーニングを行い、土曜・日曜・祝日は公式戦または遠征・練習試合が組まれている。
ユニフォーム
ユニフォームサプライヤーはPUMA(プーマ)を採用している。ファーストユニフォーム(HOME)は、チームカラーである鮮やかな「スカイブルー(サックスブルー/水色)」と「ネイビー(紺)」を基調とし、シャツが水色(または青)、パンツが紺色(または青)、ソックスが水色の組み合わせで、「青い稲妻」とも称される精悍なデザインが特徴である。セカンドユニフォーム(AWAY)は、クリーンな「白」を基調とし、シャツが白色、パンツが白色、ソックスが白色のセットアップを採用している。ゴールキーパー(GK)用には視認性に優れた赤色、黄色、緑色などが用意されている。
ユニフォームスポンサーに関しては、高体連の公式ユニフォーム規定に準拠しつつ、遠征着やトレーニングウェア、オフィシャルサプライ等において地元企業やパートナー企業によるサポートを受けている。
寮・生活環境
筑陽学園高校では、全国各地や九州他県、福岡県内遠方から親元を離れて入部・進学する生徒を受け入れる態勢として、学校提携・推薦の民間学生寮・学生会館(学生寮ドットコム提携物件等)および指定下宿のネットワークが整備されている。
住環境としては、寮長・寮母が常駐する管理体制のもと、オートロックや防犯カメラ、24時間365日緊急サポート、健康相談窓口などが備わっており、初めての一人暮らしでも高い安全性が確保されている。居室にはエアコン、ベッド、机、冷蔵庫などの主要家具・家電やインターネット環境が完備され、日々の生活基盤が整えられている。食事面では、専任の管理栄養士がバランスを考慮した朝夕2食付きの体制が整っており、ハードなトレーニングに励む高校生アスリートの健康管理と身体づくりを強力にサポートしている。
寮費・諸経費に関しては、物件の立地(学校最寄りの西鉄天神大牟田線沿線や福岡市内等)、部屋のタイプ、食事条件により異なり、月額賃料の目安は約4万5000円〜7万5000円程度(※食事代・共益費・管理費等は各物件の契約規定により別途設定)となっている。遠方から集まった仲間とともに生活リズムを整え、学業とハイレベルな部活動を両立するための充実した生活環境が構築されている。
入学・入部案内
セレクション・練習会情報として、例年7月下旬から8月〜9月にかけて、中学3年生を対象とした部活動体験会・オープンスクール(体験入部)が実施されている。また、所属中学校やクラブチーム指導者を通じた個別相談や練習参加の受け入れも随時行われている。
入学後の入部資格に関しては、一般入試等で入学した一般入学生であってもサッカー部への入部は制度上可能である。ただし、100名を超える部員による激しい部内競争と高い活動水準が求められるため、強い意志と継続的な努力の覚悟が必要となる。
偏差値および設置コース一覧(最新目安):
- 普通科 特別進学S選抜クラス:偏差値 68〜69(最難関国公立大・医歯薬系志望)
- 普通科 特別進学Sクラス:偏差値 65〜66(難関国公立大・有名私立大志望)
- 普通科 特別進学クラス:偏差値 57〜58(国公立大・中堅私立大志望)
- 普通科 進学クラス:偏差値 48〜50(大学・短大・専門学校進学、部活動と両立)
- デザイン科:偏差値 45〜47(美術・デザイン・造形専門教育)
推薦入試の有無について、専願入試および特色化選抜・推薦入試においてスポーツ・文化活動に優れた生徒を対象とした特技推薦制度(スポーツ推薦・奨学生制度等)が導入されている。
※これらの情報は年度・情勢により変動するため、あくまで参考情報となります。最新かつ正確な情報は必ず学校・クラブ公式HPをご確認いただくか、直接お問い合わせください。
チーム強化・指導方針
筑陽学園高校サッカー部の指導方針の根底にあるのは、「思蹴(ししゅう)〜一球に思いを込めて蹴る〜」という部訓に象徴される、一瞬のプレーに対する強い情熱と責任感である。激戦区・福岡で勝ち抜くために伝統的に培われてきた「球際の激しさ」「ハードワークを厭わない走力」「破綻しない組織守備」をベースとしながら、現代フットボールに求められる状況判断のスピードと個の突破力を磨き上げる指導を行っている。
強化体制の特徴として、「全員に公式戦の出場機会を提供する」方針が徹底されている。部員全員が週末にいずれかのカテゴリーで公式戦や実戦を経験できるピラミッド型のリーグ参戦体制を敷き、実戦経験を通じてすべての選手がステップアップできる環境を整備。1年生年代から「九州球蹴男児U-16リーグ」などのハイレベルな公式戦に参戦させることで、早期から勝負強さとフィジカル・インテンシティを体感させている。
さらに、サッカーの技術向上にとどまらず「学業との両立」や「礼節・人間性の涵養」を極めて重視している。挨拶や整理整頓、自己犠牲を厭わないチームファーストの精神を徹底して指導することで、卒業後にJリーグや大学サッカー、さらには一般社会の第一線でもリーダーシップを発揮できる自立した人間力の育成を追求している。
主なプロ選手一覧
- 1992年度卒:久藤清一(筑陽学園高校 → ジュビロ磐田 → アビスパ福岡 → セレッソ大阪 → アビスパ福岡)※元アビスパ福岡・ザスパクサツ群馬監督
- 1994年度卒:大場啓(筑陽学園高校 → 福岡大学 → 大塚製薬/徳島ヴォルティス)
- 1994年度卒:久保竜彦(筑陽学園高校 → サンフレッチェ広島 → 横浜F・マリノス → 横浜FC → サンフレッチェ広島 → ツエーゲン金沢 → 廿日市FC)※元日本代表(国際Aマッチ32試合11得点)
- 1999年度卒:原秀治(筑陽学園高校 → アビスパ福岡)
- 1999年度卒:矢野健太郎(筑陽学園高校 → アビスパ福岡)
- 2001年度卒:原拓也(筑陽学園高校 → ジュビロ磐田 → 湘南ベルマーレ)
- 2001年度卒:吉瀬広志(筑陽学園高校 → コンサドーレ札幌 → 水戸ホーリーホック → アルビレックス新潟シンガポール → コンサドーレ札幌 → ガイナーレ鳥取)
- 2002年度卒:原田憲知(筑陽学園高校 → アビスパ福岡)
- 2003年度卒:青柳雅信(筑陽学園高校 → 湘南ベルマーレ → ガイナーレ鳥取 → 福島ユナイテッドFC)
- 2003年度卒:桑原剛(筑陽学園高校 → コンサドーレ札幌 → 水戸ホーリーホック → ザスパ草津 → 福島ユナイテッドFC)
- 2003年度卒:豊原慎二(筑陽学園高校 → ザスパ草津 → 法政大学)※元福岡放送アナウンサー
- 2004年度卒:野田紘史(筑陽学園高校 → 阪南大学 → 浦和レッズ → ファジアーノ岡山 → 浦和レッズ → 愛媛FC → V・ファーレン長崎 → ヴァンフォーレ甲府 → ツエーゲン金沢 → ラインメール青森)
- 2008年度卒:牟田雄祐(筑陽学園高校 → 福岡大学 → 名古屋グランパス → 京都サンガF.C. → FC今治 → いわてグルージャ盛岡 → FC琉球 → カンボジア・ボーウング・ケットFC → いわてグルージャ盛岡)
- 2010年度卒:大武峻(筑陽学園高校 → 福岡大学 → 名古屋グランパス → アルビレックス新潟 → ジュビロ磐田 → ザスパクサツ群馬 → 福島ユナイテッドFC → テゲバジャーロ宮崎 → アルヴェリオ高松)
- 2011年度卒:中島宏海(筑陽学園高校 → 流通経済大学 → ブリオベッカ浦安 → グルージャ盛岡)
- 2011年度卒:普光院誠(筑陽学園高校 → 関東学院大学 → SC相模原 → アスルクラロ沼津 → ブラウブリッツ秋田 → ガイナーレ鳥取 → EDO ALL UNITED)
- 2012年度卒:金森健志(筑陽学園高校 → アビスパ福岡 → 鹿島アントラーズ → サガン鳥栖 → アビスパ福岡)
- 2012年度卒:中島大貴(筑陽学園高校 → 福岡大学 → カマタマーレ讃岐 → ブラウブリッツ秋田)
- 2014年度卒:青山生(筑陽学園高校 → 福岡大学 → テゲバジャーロ宮崎)
※掲載基準:筑陽学園高校サッカー部出身者のうち、J1〜J3または海外プロクラブ等でプロ契約実績が確認できた選手のみを掲載。2種登録のみの選手やプロ契約のないアマチュア選手は除外している。


























