作陽が誇る圧倒的なスピードスター
“翼”と書いて“たすく”と読む彼の名前には「翼というのは鳥を助けていて、鳥は翼がなかったら、生きていけない。人間の翼のような存在、欠かせない存在になって欲しい」という両親の思いが込められているという。そんな思いを表現するように、MF平岡翼(2年)の存在は今年の作陽にとって欠かせない物となっている。
100mのタイムが11秒前半の圧倒的なスピードを誇る。。奈良・橿原中3年時には陸上部の助っ人として4×100メートルリレーのアンカーを務め、近畿大会3位に入った。ボールを持ったらあっという間の加速で相手選手を置き去りにする。残念ながら高校選手権ではベスト8で桐光学園に破れてしまったが、この日もボールを持つたびに、得意のスピードあるドリブルで観衆を沸かせていた。後半36分の同点シーンでは、右サイドをドリブルで突破、相手4人を引き付けた、中央の永松へのマイナスのクロスでゴールをアシストした。作陽では1年から試合に出場、昨年度もメンバー入りこそしたものの、選手権には出場できず。12年夏の高校総体も県予選で敗退するなど悔しい思いが続いていた。それだけに今大会にかける思いは人一倍強くこの1年でスピードだけでなく、技術も向上した。
今年の作陽は2年生が多いチーム。来年は最上級生として、チームの中心として選手権制覇に挑む。
チーム名 | 作陽 | |
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ポジション | MF | |
背番号 | 7 | |
学年 | 2年 | |
前所属 | ポルベニルカシハラ | |
代表歴 |