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【サカスタ010】平岡翼(作陽)

 作陽が誇る圧倒的なスピードスター

 “翼”と書いて“たすく”と読む彼の名前には「翼というのは鳥を助けていて、鳥は翼がなかったら、生きていけない。人間の翼のような存在、欠かせない存在になって欲しい」という両親の思いが込められているという。そんな思いを表現するように、MF平岡翼(2年)の存在は今年の作陽にとって欠かせない物となっている。

 100mのタイムが11秒前半の圧倒的なスピードを誇る。。奈良・橿原中3年時には陸上部の助っ人として4×100メートルリレーのアンカーを務め、近畿大会3位に入った。ボールを持ったらあっという間の加速で相手選手を置き去りにする。残念ながら高校選手権ではベスト8で桐光学園に破れてしまったが、この日もボールを持つたびに、得意のスピードあるドリブルで観衆を沸かせていた。後半36分の同点シーンでは、右サイドをドリブルで突破、相手4人を引き付けた、中央の永松へのマイナスのクロスでゴールをアシストした。作陽では1年から試合に出場、昨年度もメンバー入りこそしたものの、選手権には出場できず。12年夏の高校総体も県予選で敗退するなど悔しい思いが続いていた。それだけに今大会にかける思いは人一倍強くこの1年でスピードだけでなく、技術も向上した。

 今年の作陽は2年生が多いチーム。来年は最上級生として、チームの中心として選手権制覇に挑む。

 

来年こそは選手権を自分の大会にしたいと願う
来年こそは選手権を自分の大会にしたいと願う
圧倒的なスピードでサイドを制圧する平岡
圧倒的なスピードでサイドを制圧する平岡

 

チーム名 作陽
ポジション MF
背番号 7
学年 2年
前所属 ポルベニルカシハラ
代表歴