平成25年度第92回全国高校サッカー選手権大会東京都Bブロックは準決勝が行われ。駒沢大高と國學院久我山が決勝進出を決めた。
第一試合は帝京と駒沢大高。立ち上がりから、駒沢大高が素早いプレスでサイド攻撃で主導権を握る。しかし、守りにも絶対の自信を持っている帝京はゴール前で決定機を許さない。前半は0−0で折り返した。後半になると帝京が主導権を握る。両サイドMFのスピードを活かし、ゴール前はクロスを送るが、高さのある駒沢大高も守りを崩せない。試合はそのまま延長戦では決着が付かず、勝負はPK戦となった。帝京は3人が外し、1人しか外さなかった駒沢大高が3−2で勝利した。
第二試合は東京実業と國學院久我山対戦、立ち上がりは両チーム最終ラインを上げ、25メートル地点での互角の攻防が繰り広げられていたが、15分程で國學院久我山が完全にボールを支配する。そして前半セットプレーからDF花房のヘディングシュートで先制し、前半を終えた。
後半もFM富樫や松村のドリブルでチャンスを作るが、東京実業の粘りの守りに追加点が奪えない。しかし後半ペナルティエリア外から冨樫が強烈なミドルシュートを放ち、2−0とした。後半32分 久我山3点目 右サイドにクロスを松村がヘディングシュート、ポストに跳ね返ったボールを自ら蹴り込み3−0で圧勝となった。
決勝は驚異的なスタミナとフィジカルでプレッシングをかける駒沢大高とポゼッションサッカーの國學院久我山の対戦となった。決勝は11月16日に行われる。
【準決勝】
帝京 0(PK3-2)0 駒沢大高
東京実業 0−3 國學院久我山
【準々決勝】
帝京1-0都立三鷹
都立野津田0-4 駒沢大高
都立国分寺 1-2東京実業
暁星 1-2 國學院久我山
【2回戦】
帝京 1-0 保善
三鷹 1-0 日大三
野津田 7-1 調布南
東京朝鮮 1-2 駒澤大高
関東一 0-1 国分寺
東京実 1-1(PK5-4)正則学園
本郷 0-3 暁星
駒場 1-2 國學院久我山
【1回戦】
保善 1-1(PK4-3)日野台
早稲田実 0-0(PK3-5)三鷹
東亜学園 1-2(延長)調布南
東京朝鮮 5-2 学習院
国分寺 1-0 かえつ有明
日本学園 1-2(延長)東京実
駒場 2-0 駿台学園