第93回全国高校サッカー選手権は3回戦行われ、ベスト8が揃った。優勝候補筆頭の東福岡は同じブロックの強豪、静岡学園と対戦。チャンスを作ったが、GK山ノ井を中心とする守備陣から点を取れず、後半立て続けに3失点し、高校総体との二冠の夢は破れた。
対抗の流通経済柏は富山県代表の水橋と対戦、メンバーを大幅に入れ替えフレッシュなメンバーで水橋に臨んだが、攻めながらも得点が入らなかったが、エース高沢のゴールで勝利した。同じく対抗の履正社は青森山田を破った中津東と対戦、前半先制される苦しい展開だったが、田中のスーパーボレーシュートで同点に追い付き後半はゴールラッシュで4点を追加して快勝した。有力なV候補の立正大淞南は3年前のベスト4尚志に2−0で勝利した。
昨年の準優勝した星稜は米子北と対戦。2−1で勝利し、同じく昨年3位の京都橘はメンバー構成が苦しい中、強豪國學院久我山をPKで勝利し、両チームとも3年連続のベスト8進出を決めた。
古豪、前橋育英は山梨学院との熱戦をPK戦で勝利した。予選から快進撃を続ける日大藤沢は開志学園JSCに3−0で快勝し、7年ぶりのベスト8進出を決めた。
準々決勝は1日空けて1月5日に行われる。
【3回戦】
(2015年1月3日)
[フクダ電子アリーナ]水橋高 0-1 流通経済大柏高
尚志高 0-2 立正大淞南高
[駒沢陸上競技場]國學院久我山高 0-0(PK1-3)京都橘高前橋育英高 1-1(PK6-5)山梨学院高
[ニッパツ三ツ沢球技場]東福岡高 0-3 静岡学園高開志学園JSC高 0-3 日大藤沢高
[浦和駒場スタジアム]米子北高 1-2 星稜高履正社高 5-1 中津東高