第九十一回全国高校サッカー選手権大会は二日、県代表の星稜は千葉県・市原臨海競技場であった二回戦で松山工（愛媛県）に２－０で快勝し、二年ぶりの初戦突破を果たした。
前半、強風の風上に立った星稜が押し込む展開。１４分、ＣＫの折り返しをＭＦ井田遼平選手（三年）が落としたボールを、ＦＷ采女（うねめ）優輝選手（三年）が直接たたき込んで先制。３９分には、ゴール前の混戦で相手のクリアミスのこぼれ球を、再び采女選手が押し込んだ。星稜は風下の後半も松山工の反撃を守備陣が落ち着いてしのぎ、三回戦にこまを進めた。
ベスト８をかけた三回戦は三日午後零時五分から、東京都・駒沢陸上競技場で、二〇〇九年の準優勝校青森山田（青森県）と対戦する。
【中日新聞】
