第91回全国高校サッカー選手権大会県大会の決勝が17日、宇都宮市の県グリーンスタジアムであり、佐野日大が真岡を2―1で破り、
2年ぶり7回目の優勝を決めた。佐野日大は12月30日に開幕する全国大会に出場する。
佐野日大は後半、真岡DFの裏に抜けるパスから、ストライカーの折橋翔太(3年)が抜け出し、相手のファウルを誘った。折橋がPKを決めて
先制。約10分後にはコーナーキックからDF岩原章人(2年)がボレーシュートを決めてたたみかけた。DF竹内博紀(3年)を中心とした守備
は前後半を通して機能し、真岡のシュートを2本に抑えた。
真岡は、前半はほぼ互角に戦ったが、後半10分、DF高石駿汰(3年)が得点機会阻止で退場。1人を欠いてからリズムが崩れた。
先制を決めた佐野日大の折橋は「どうしてもほしかった先制点を自分がとれてうれしい。全国ではもっと得点します」と話した。
【決勝】(11月17日)
佐野日大 2-1 真岡
【準決勝】(11月10日)
佐野日大 3-1 さくら清修
真岡 3-0 宇都宮工
【準々決勝】(11月3日)
佐野日大 3-0 白鴎足利
さくら清修 1-1(PK8-7)矢板中央
宇都宮白楊 1-1(PK2-4)真岡
宇都宮工 1-1(PK5-4)小山南