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【高校選手権】 茨城県は鹿島学園がV3 上司進出を狙う!

 

第91回全国高校サッカー選手権大会の県大会決勝が11日、鹿嶋市の県立カシマサッカースタジアムであり、鹿島学園が総和を1―0で

破って優勝した。3年連続7度目。鹿島学園は12月30日に国立競技場(東京都)で開幕する全国大会に出場する。

 

鹿島学園は前半に挙げた1点を守りきった。前半、DFラインからFWに何度も縦パスを送り込んだ。35分、DF松本健吾からの縦パスを

ペナルティーエリア内でFW古橋広樹が受け、相手DF2人をかわし、ゴール右隅に流し込んだ。

守備ではGK田辺快人が活躍した。先制直後のPKを止めた。総和は、持ち味のスピードが生かせなかった。

 

試合を決めたのは、FW古橋広樹選手(3年)のドリブル突破からの一振りだった。「持ち味はドリブル」と話すだけに、

会心のゴールと言える。

前半35分、縦パスをペナルティーエリア内の左側で受けた。マークに来た相手DF1人をトラップでかわし、ドリブルで中央へ切り込む。

続いて、体を投げ出してブロックにきた1人を右足のアウトサイドでかわし、すかさず右足でゴール右隅に蹴り込んだ。

古橋のドリブルは、ボールを基本的に左右に動かさず、上半身の動きで相手の体勢を崩し、突破を図る。

試合後、古橋は「全国でもナンバーワンドリブラーと言われるようになりたい」と語った。

 

【決勝】(11月11日)

総和 0-1 鹿島学園

 

【準決勝】(11月4日)

水戸啓明 1-2(延長)総和

鹿島学園 2-1 鹿島

 

【準々決勝】(10月27日)

明秀日立 1-1(PK4-5)水戸啓明

総和 4-2 東洋大牛久

鹿島学園 3-1 下妻二

境 1-2(延長) 鹿島