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【高校選手権】緊張感高まる京都橘

京都橘の緊張感が一気に高まってきた。埼玉県内で行った約1時間半の最終調整ではゲーム形式のほかに鵬翔の得点源であるセットプレー対策を繰り返し、米沢監督は「セットプレーが勝負を分けるので確認したかった」と狙いを説明した。

 異例の決勝順延に「選手のモチベーションや金銭、授業、応援など難しい問題はあった」と指揮官。一方で首都圏に残って続けた調整を、「こういうレアなケースに関われたことは幸せ。生徒もいい思い出になった」と笑顔で振り返った。

 故障を抱える2トップの小屋松と仙頭も回復傾向にあり、小屋松は「あと1試合なので全力でいく」と闘志を燃やし、仙頭は「状態はほぼ完璧」と復調を宣言。頂点をかけた大一番に向けて、仕上がりに手応えをつかんでいた。

【MSNスポーツ】