【高校サッカー書籍】全国制覇12回より大切な清商サッカー部の教え

2013年3月をもって、学校併合のためその名が消える、
靜岡のサッカー名門校・清水商業高校。

本書に登場する、
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名波浩 川口能活 小野伸二 平野孝
江尻篤彦 藤田俊哉 安永聡太郎
平川忠亮 小林大悟 水野晃樹
風間宏希 風間八宏 大瀧雅良
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の12人の名前を見ただけで、いかに“清商”が日本サッカー界に貢献してきたかわかるだろう。

本書では、清商サッカー部を卒業した12人のサッカー人生を通して、
「清商魂」「大瀧魂」から学んだ“教え”を紐解いていく。

緻密な取材力に定評のあるサッカージャーナリスト元川悦子による、 総インタビュー36時間超の集大成!
全国制覇 12回
Jリーガー 73人
日本代表 13人
ワールドカップ出場 4人

「人事を尽くして天命を待つ」

わたしは静岡県民だけれど、正直言って、サッカーに詳しくない。

Ｊリーグからワールドカップから取り上げられるようになり、
みんなが盛り上がる時にだけ一緒に騒ぐ、所謂ミーハーちゃんである。

川口能活以外に静岡県出身と知っている選手なんていなかった。
でも、一人ひとりのインタビューを読むと、
みんなサッカーが好きで気が付いたら世界に出ていて、
けれど葛藤があって、

各選手へのインタビューから、監督のすごさを伝えるといった
高校名が無くなってしまうことへの惜しさを押し出していますが、
各々の人間性を感じることは間違いなく、
テレビで見てると、試合中ずーっと走りづつけていてすげーなー位にしか思いませんでしたが、
ところどころで泣けます。