サガン鳥栖U-18(佐賀県)
目次
学校・クラブ発足とサッカー部の歴史
クラブ・ユースの設立について
サガン鳥栖U-18(旧・サガン鳥栖ユース)の母体となるサガン鳥栖のアカデミー組織は、1997年(平成9年)のクラブ創設に伴い、佐賀県および九州全域の青少年の健全育成とトッププロ選手の輩出を目指して段階的に整備されました。クラブの前身である鳥栖フューチャーズの解散危機を乗り越え、市民や地域社会の熱烈な支援によって誕生したサガン鳥栖は、「砂粒が集まって砂岩(サガン)となる」というクラブ名の通り、地方の小さな街から力を結集して巨大な壁に挑む独自のフットボール文化を築いてきました。
当初はトップチームの強化が最優先される過酷な財政環境にありましたが、J1定着を果たした2010年代以降、アカデミーへの投資と育成基盤の改革が本格化。2013年には佐賀県唐津市に「サガン鳥栖U-15唐津」を新設して県内の発掘網を拡大し、佐賀市大和町にU-18専用の「大和寮」を開設して全寮制の受け入れ態勢を整備しました。
さらに学校法人佐賀龍谷学園・龍谷高等学校との強固な教育提携を結ぶことで、全国から集う原石たちが安心してサッカーと学業に打ち込める環境を確立。九州屈指、そして日本を代表するタレント育成拠点へと飛躍を遂げました。
創部・設立の経緯
サガン鳥栖U-18の本格的な全国区への躍進は、2010年代半ばに着任した金明輝(キム・ミョンヒ)監督の情熱的な一貫指導から始まりました。それまで九州大会の上位進出が目標だったチームに対し、プロ顔負けの強烈なプレッシング、ハードワーク、球際の闘争心を徹底的に植え付け、チームのメンタリティを根本から変革。2018年には高円宮杯プリンスリーグ九州を圧倒的な強さで制し、参入プレーオフを勝ち抜いてクラブ史上初となる「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ」への昇格を果たしました。
高校年代最高峰の舞台に駆け上がった鳥栖U-18は、後任の田中智宗監督のもとでさらなる黄金期を迎えます。2020年の日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会で念願の全国初優勝を達成すると、同年のU-15チームと合わせてJリーグ史上初となる「同一クラブによるU-18・U-15全国ダブル制覇」という大快挙を成し遂げました。
勢いはとどまることを知らず、2022年にはプレミアリーグWESTを初制覇。国立競技場で行われたファイナルでEAST王者の川崎フロンターレU-18を激闘の末に3-2で下し、高校年代「真の日本一(年間王者)」の称号を獲得。地方クラブの育成モデルとして日本サッカー界の歴史を塗り替えました。
全国大会等の成績について
サガン鳥栖U-18の全国大会における戦績は、2010年代後半以降の高校年代サッカー界において最も鮮烈なインパクトを残し続けています。育成年代の二大タイトルである「日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」と「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ」の双方で全国制覇を成し遂げ、日本一のクラブユースとしての確固たる地位を築き上げました。
夏の日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会では、2019年(第43回大会)に本田風智や板橋洋青らを擁してクラブ史上初となる決勝進出を果たし、準優勝に輝いて全国にその名を知らしめました。そして翌2020年(第44回大会)、群馬県で開催された全国大会において田中智宗監督率いるチームは快進撃を続け、決勝でFC東京U-18を3-2で破り、悲願の全国初優勝を達成。同年にU-15も日本一に輝いたことで、Jリーグ史上初の「U-18・U-15全国アベック優勝」という不滅の金字塔を打ち立てました。続く2021年(第45回大会)にも決勝へ進出して準優勝を果たすなど、3年連続でファイナリストとなる驚異的な勝負強さを誇示しました。
年間を通じたリーグ戦の最高峰である「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ」においても、圧巻の栄冠を勝ち取っています。2019年のプレミア昇格初年度からWESTの猛者たちと堂々たる戦いを演じると、2022年シーズンには坂井駿也、福井太智、楢原慶輝らを擁して13勝4分5敗・勝点43の圧倒的成績でプレミアリーグWEST初優勝を達成。東西の王者が激突する「プレミアリーグファイナル」では、聖地・国立競技場でEAST王者の川崎フロンターレU-18と対戦。福井太智の圧巻のプレーやチーム全員の魂のハードワークで3-2の壮絶な撃ち合いを制し、クラブ史上初となる「高円宮杯年間王者(真の日本一)」に輝きました。
また、Jユースカップ(Jリーグユース選手権大会)においても、1999年の初参戦以来着実に地力を高め、2018年・2019年・2024年に全国ベスト8進出を果たしたほか、2025年(第31回大会)には強豪・浦和レッズユースを破って準決勝へ勝ち上がり、堂々の全国第3位入賞を果たすなど、高校年代最高峰のトーナメントでも屈指の実績を残しています。
強化の結果
サガン鳥栖U-18がこれほどまでに急速に日本トップクラスのタレント供給源へと進化を遂げた背景には、「鳥栖スタイル」と称される独自のプレースタイルと、徹底した全寮制の生活環境に裏打ちされた人間教育があります。ピッチ上では「球際で絶対に引かない闘争心」「90分間走り続ける運動量」「攻守の切り替えの圧倒的なスピード」という泥臭くタフな強度が徹底され、そこに正確なポジショナルプレーとアグレッシブなボール前進が組み合わされます。どんな格上相手にも真っ向から立ち向かうメンタリティが、日々の極限の競争によって培われています。
強化を支える最大の基盤が、佐賀市大和町にある「サガン鳥栖U-18大和寮」です。全国各地からスカウトされた有望株や、鳥栖・唐津の両U-15から昇格した選手たちが原則全員入寮し、3年間の寝食を共にします。栄養管理士による食事サポート、門限や清掃の徹底、共同生活を通じた礼儀作法や協調性の醸成など、「家族」同然の絆で結ばれた強固なチームワークが育まれます。
さらに、学校法人佐賀龍谷学園・龍谷高等学校との公式提携により、午前中の授業履修と午後の充実した練習時間、公式戦や代表遠征への手厚いサポート体制が構築されています。また、トップチームの練習施設や専用スタジアムが近隣に位置し、高校在学中からJリーグ公式戦に出場できる2種登録や特別指定のチャンスが豊富に用意されています。その結果、松岡大起や中野伸哉、福井太智のように高校在学中にプロ契約を結び、世界へと羽ばたくワールドクラスの逸材が次々と誕生しています。
監督・コーチ
現監督
- 日高拓磨
日高拓磨は、サガン鳥栖や北海道コンサドーレ札幌などで活躍した元Jリーガーであり、2025シーズンよりサガン鳥栖U-18の監督を務める現指揮官です。現役時代は豊富なスタミナと鋭い戦術眼を誇る屈強なサイドバックとしてピッチを駆け抜け、引退後は指導者の道へ進んでサガン鳥栖アカデミーで後進の育成に尽力。U-15唐津の監督などを歴任し、アカデミーの育成哲学を熟知する生え抜きの指導者として2025年にU-18トップチームの指揮官に就任しました。
日高監督が掲げるフットボールは、クラブの伝統である「泥臭く走り勝つハードワーク」「激しいプレッシング」「球際の強度」を極限まで研ぎ澄ませつつ、選手一人ひとりの技術的判断力とボール保持の質を高めたモダンな攻撃的スタイルです。「戦う姿勢なくして勝利もプロへの道もない」という熱い信念を選手たちに注入し、局面ごとのデュエルで絶対に負けないタフなメンタリティを徹底的に育んでいます。
就任初年度となった2025年の高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグWESTでは、第2節で強豪・静岡学園高校を3-0で圧倒するなど鮮烈な白星を挙げ、激戦区のWESTで最終盤まで優勝争いに絡む見事な手腕を発揮。2026シーズンも強豪ひしめく全国トップリーグで安定した勝点を積み上げ、トップチームで即戦力となるプロフェッショナルの育成に情熱を注いでいます。
歴代監督
- 金明輝(2016〜2018年ユース監督、後にトップチーム監督)
サガン鳥栖アカデミーの躍進を切り拓いた指導者です。選手たちに妥協なきハードワーク、90分間持続する強烈なハイプレス、攻守の素早い切り替えを叩き込み、チームの基準を全国トップレベルへと引き上げました。2018年にプリンスリーグ九州優勝とプレミアリーグ昇格を成し遂げ、松岡大起、本田風智、大畑歩夢ら後の日本代表・五輪代表戦士を育て上げました。
- 田中智宗(2019〜2024年ユース監督)
鳥栖U-18を高校年代日本一へと導いた名将です。金明輝体制のハードワークを継承しながら、ポジショナルプレーやビルドアップの戦術性を高め、2020年にクラブ史上初となる日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会優勝(U-15との全国ダブル制覇)を達成。さらに2022年にはプレミアリーグWEST初優勝を飾り、プレミアリーグファイナルで川崎フロンターレU-18を破って高校年代年間王者(真の日本一)に輝きました。中野伸哉、福井太智、楢原慶輝ら数多くの逸材を育てました。
- 内原和寿(2011〜2015年ユース監督)
Jリーグ昇格初期からアカデミーの土台作りを支えた指導者です。樋口雄太、田川亨介、石川啓人らの才能を見出し、プリンスリーグ九州での奮闘を通じて鳥栖ユースの礎を築きました。
チームのサッカー
- スローガン・理念:
サガン鳥栖アカデミーでは、「トップチームで活躍できる選手の育成」「世界で通用するタレントの輩出」「人間性の形成」を三本柱として掲げています。「砂粒が固まって大きな岩となる」というクラブのアイデンティティを体現し、仲間と助け合い、周囲への感謝を行動で示せる自立した人間の育成を追求しています。
- 基本フォーメーション:
基本布陣は、前線からの連動したハイプレスと素早いサイドアタックを両立させる「4-3-3」または「4-4-2」を採用しています。中盤に運動量と配球力を兼ね備えたセントラルハーフを配し、両ウイングが幅を取りながらインサイドハーフやサイドバックが内側・外側のレーンを効果的に突く流動的なアタックを展開します。
- 戦術的特徴:
最大の特長は、ピッチ全体を網羅する「圧倒的なプレッシングと走力(ハードワーク)」です。ボールを失った瞬間の即時奪還(ネガティブトランジション)を徹底し、高い位置でボールを刈り取って最短距離でゴールへ迫る鋭いショートカウンターを得意とします。
さらに近年は、最後尾からのビルドアップやポジショナルプレーの精度が大幅に向上しており、相手守備を動かしてギャップを突く遅攻と、縦へ速く攻める速攻を巧みに使い分ける総合力の高い攻撃的フットボールを展開しています。
大会の成績
日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
全国大会出場回数:16回(優勝1回、準優勝2回、ベスト8 2回)
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2011年 | サガン鳥栖U-18 | 第35回日本クラブユースサッカー選手権(初出場) | グループステージ敗退 | 九州第2代表として全国大会初出場を果たす |
| 2012年 | サガン鳥栖U-18 | 第36回日本クラブユースサッカー選手権(2回目) | グループステージ敗退 | 予選リーグで全国の強豪と対戦し貴重な経験 |
| 2013年 | サガン鳥栖U-18 | 第37回日本クラブユースサッカー選手権(3回目) | グループステージ敗退 | 樋口雄太らが奮闘するも予選突破ならず |
| 2014年 | サガン鳥栖U-18 | 第38回日本クラブユースサッカー選手権(4回目) | グループステージ敗退 | 九州予選を勝ち抜き群馬の全国舞台へ出場 |
| 2015年 | サガン鳥栖U-18 | 第39回日本クラブユースサッカー選手権(5回目) | グループステージ敗退 | 田川亨介らが出場し全国レベルを体感 |
| 2016年 | サガン鳥栖U-18 | 第40回日本クラブユースサッカー選手権(6回目) | ラウンド16進出 | 金明輝体制のもとクラブ史上初の決勝T進出 |
| 2017年 | サガン鳥栖U-18 | 第41回日本クラブユースサッカー選手権(7回目) | グループステージ敗退 | 石井快征らが牽引するも惜しくも予選敗退 |
| 2018年 | サガン鳥栖U-18 | 第42回日本クラブユースサッカー選手権(8回目) | 全国ベスト16 | 松岡大起らが躍動しノックアウトT進出 |
| 2019年 | サガン鳥栖U-18 | 第43回日本クラブユースサッカー選手権(9回目) | 全国大会 準優勝 | 本田風智・板橋洋青ら擁し初の決勝進出銀メダル |
| 2020年 | サガン鳥栖U-18 | 第44回日本クラブユースサッカー選手権(10回目) | 全国大会 優勝 | 決勝でFC東京U-18を3-2撃破し悲願初全国制覇 |
| 2021年 | サガン鳥栖U-18 | 第45回日本クラブユースサッカー選手権(11回目) | 全国大会 準優勝 | 2年連続の決勝進出。名古屋U-18と激闘の末準V |
| 2022年 | サガン鳥栖U-18 | 第46回日本クラブユースサッカー選手権(12回目) | 全国ベスト8進出 | 福井太智・楢原慶輝ら擁し準々決勝進出 |
| 2023年 | サガン鳥栖U-18 | 第47回日本クラブユースサッカー選手権(13回目) | ラウンド16進出 | グループ首位突破しノックアウトステージ進出 |
| 2024年 | サガン鳥栖U-18 | 第48回日本クラブユースサッカー選手権(14回目) | 全国ベスト8進出 | 鈴木大馳らが躍動し準々決勝まで勝ち上がる |
| 2025年 | サガン鳥栖U-18 | 第49回日本クラブユースサッカー選手権(15回目) | ラウンド16敗退 | 日高体制初年度、決勝T1回戦で惜敗 |
| 2026年 | サガン鳥栖U-18 | 第50回日本クラブユースサッカー選手権(16回目) | 全国大会 出場 | 九州予選を堂々突破し節目の記念大会へ出場 |
高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ / プリンスリーグ九州
参戦リーグ:プレミアリーグWEST(優勝1回、ファイナル優勝1回)、プリンスリーグ九州(優勝1回)
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2010年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯プリンスリーグ九州2部 | 九州2部 3位 | プリンス九州2部で上位進出 |
| 2011年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯プリンスリーグ九州2部 | 九州2部 4位 | 樋口雄太らが台頭しチーム力強化 |
| 2012年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯プリンスリーグ九州2部 | 九州2部 3位 | 勝点積み上げ1部昇格を狙う |
| 2013年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯プリンスリーグ九州2部 | 九州2部 2位 | 九州1部昇格プレーオフ進出 |
| 2014年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯プリンスリーグ九州1部 | 九州1部 6位 | 念願のプリンス九州1部参戦、残留 |
| 2015年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯プリンスリーグ九州 | 九州 4位 | 田川亨介ら擁し上位に食い込む |
| 2016年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯プリンスリーグ九州 | 九州 3位 | 金明輝監督就任、強烈な守備で3位 |
| 2017年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯プリンスリーグ九州 | 九州 2位 | 18試合13勝で準優勝、参入戦惜敗 |
| 2018年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯プリンスリーグ九州 | 九州 優勝 | 18戦無敗で九州制覇。プレーオフ突破しプレミア昇格 |
| 2019年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST(初年度) | WEST 6位 | プレミア初参戦。堂々の戦いで自力残留 |
| 2020年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯プレミアリーグ2020九州 | 九州 優勝 | コロナ禍代替大会で九州スーパーリーグ制覇 |
| 2021年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST(2年目) | WEST 5位 | 8勝4分6敗・勝点28で安定の上位争い |
| 2022年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST(3年目) | WEST 優勝 / ファイナル制覇 | WEST初制覇!国立で川崎Fを3-2下し真の日本一 |
| 2023年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST(4年目) | WEST 4位 | 前年王者として11勝3分8敗・勝点36 |
| 2024年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST(5年目) | WEST 4位 | 鈴木大馳ら擁し2年連続の4位フィニッシュ |
| 2025年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST(6年目) | WEST 3位 | 日高体制で静学撃破など首位争い演じ3位 |
| 2026年 | サガン鳥栖U-18 | 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST(現在参戦中) | WEST 参戦中 | 新川志音ら中心に優勝争いを展開中 |
Jユースカップ(Jリーグユース選手権大会)
全国大会出場回数:1999年の初出場以来、毎年出場(3位入賞1回、ベスト8 3回、ベスト16 2回)
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1999年 | サガン鳥栖U-18 | 第7回Jリーグユース選手権大会(初出場) | 予選リーグ敗退 | J2参入初年度にJユース選手権へ初参戦 |
| 2000年 | サガン鳥栖U-18 | 第8回Jリーグユース選手権大会(2回目) | 予選リーグ敗退 | グループリーグで全国レベルの強度を体感 |
| 2001年 | サガン鳥栖U-18 | 第9回Jリーグユース選手権大会(3回目) | 予選リーグ敗退 | アビスパ福岡U-18等と予選リーグで激突 |
| 2002年 | サガン鳥栖U-18 | 第10回Jリーグユース選手権大会(4回目) | 予選リーグ敗退 | 九州・西日本地区のJユース勢と対戦 |
| 2003年 | サガン鳥栖U-18 | 第11回Jリーグユース選手権大会(5回目) | 予選リーグ敗退 | セレッソ大阪U-18ら強豪と同組で奮闘 |
| 2004年 | サガン鳥栖U-18 | 第12回Jリーグユース選手権大会(6回目) | 予選リーグ敗退 | チーム再編期の中で粘り強い戦いを展開 |
| 2005年 | サガン鳥栖U-18 | 第13回Jリーグユース選手権大会(7回目) | 予選リーグ敗退 | グループステージで勝点獲得を目指し奮戦 |
| 2006年 | サガン鳥栖U-18 | 第14回Jリーグユース選手権大会(8回目) | 予選リーグ敗退 | 守備組織の強化を進め予選グループを戦う |
| 2007年 | サガン鳥栖U-18 | 第15回Jリーグユース選手権大会(9回目) | 予選リーグ敗退 | 九州勢との熱戦を通じてユースの基盤育成 |
| 2008年 | サガン鳥栖U-18 | 第16回Jユースサンクス杯(10回目) | 予選リーグ敗退 | 節目の10回目参戦。チーム力底上げを図る |
| 2009年 | サガン鳥栖U-18 | 第17回Jユースサンクス杯(11回目) | 予選リーグ敗退 | グループステージで接戦を演じる |
| 2010年 | サガン鳥栖U-18 | 第18回Jユースカップ(12回目) | 予選リーグ敗退 | 新潟ユースや神戸U-18と同組で激戦 |
| 2011年 | サガン鳥栖U-18 | 第19回Jユースカップ(13回目) | 予選リーグ敗退 | 樋口雄太らが台頭し予選リーグで奮戦 |
| 2012年 | サガン鳥栖U-18 | 第20回Jユースカップ(14回目) | 予選リーグ敗退 | J1昇格のクラブ勢いに乗りチーム力向上 |
| 2013年 | サガン鳥栖U-18 | 第21回Jユースカップ(15回目) | 1回戦敗退 | クラブ史上初となる決勝トーナメント進出を達成 |
| 2014年 | サガン鳥栖U-18 | 第22回Jユースカップ(16回目) | 2回戦敗退 | 1回戦を突破し決勝トーナメント2回戦進出 |
| 2015年 | サガン鳥栖U-18 | 第23回Jユースカップ(17回目) | 2回戦敗退 | 田川亨介らを擁し全クラブ参加のトーナメント初戦突破 |
| 2016年 | サガン鳥栖U-18 | 第24回Jユースカップ(18回目) | 3回戦敗退(16強) | 金明輝体制のもと全国ベスト16進出 |
| 2017年 | サガン鳥栖U-18 | 第25回Jユースカップ(19回目) | 3回戦敗退(16強) | 京都サンガU-18と熱戦を演じ2年連続16強 |
| 2018年 | サガン鳥栖U-18 | 第26回Jユースカップ(20回目) | 全国ベスト8進出 | 松岡大起・石井快征ら躍動しクラブ史上初8強 |
| 2019年 | サガン鳥栖U-18 | 第27回Jユースカップ(21回目) | 全国ベスト8進出 | 本田風智・大畑歩夢ら牽引し2年連続の全国8強 |
| 2020年 | サガン鳥栖U-18 | 2020 Jユースカップ | 大会中止 | 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により開催中止 |
| 2021年 | サガン鳥栖U-18 | 2021 Jユースリーグ(第28回) | グループリーグ参戦 | リーグ戦形式に改編。若手育成の場として参戦 |
| 2022年 | サガン鳥栖U-18 | 2022 Jユースリーグ(第29回) | 地域リーグ参戦 | U-17主体の育成リーグでチームの底上げを推進 |
| 2023年 | サガン鳥栖U-18 | 2023 Jユースリーグ | 地域リーグ参戦 | ノックアウト制移行前の特別リーグ戦に出場 |
| 2024年 | サガン鳥栖U-18 | 第30回Jユースカップ(22回目) | 全国ベスト8進出 | 大会復活初年度、2ndラウンド突破し全国8強 |
| 2025年 | サガン鳥栖U-18 | 第31回Jユースカップ(23回目) | 全国大会 3位入賞 | 準々決勝で浦和撃破、準決勝で鹿島と激闘し全国3位 |
| 2026年 | サガン鳥栖U-18 | 第32回Jユースカップ(24回目) | 全国大会 参戦中 | 日高体制のもと上位進出を目指し参戦中 |
ユニフォーム
- サプライヤー:ニューバランス(New Balance)
過去のサプライヤー遍歴:プーマ(創設期〜2005)→ アディダス(2006〜2007)→ ウンブロ(2008〜2010)→ ウォーリア(2013〜2014)→ ニューバランス(2015〜現在)
- デザイン・特徴:
サガンブルー&サガンピンク:クラブカラーである鮮やかなシアンブルー(サガンブルー)を基調に、情熱的なマゼンタピンク(サガンピンク)をアクセントに配色。胸や鎖骨には地元・佐賀の協賛企業ロゴが掲出されています。
アウェイキット:ホワイトをベースに、サガンブルーとサガンピンクの幾何学パターンやラインをあしらった洗練されたデザイン。
部員人数
- 総部員数:各学年約10〜15名、全体で約35〜40名の少数精鋭体制
- カテゴリー構成・活動実態:
- トップチーム(Aチーム):高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグWEST、日本クラブユース選手権等に参戦
- セカンドチーム(Bチーム):佐賀県ユース(U-18)サッカーリーグ1部(サガンリーグ)等に参戦
- 部員全員に密度の濃い指導と公式戦出場機会が行き届くよう、適正規模の人数管理が徹底されています。
- 主な出身チーム:
- サガン鳥栖U-15(クラブ直営ジュニアユース)
- サガン鳥栖U-15唐津(佐賀県北西部の育成拠点)
- 全国各地の強豪街クラブおよび中学校(ソレッソ熊本、太陽SC、FCフェルボール愛知、FC多摩、ガンバ大阪門真ジュニアユースなど全国規模)
学校生活
- 練習環境:
- 鳥栖市北部グラウンド(天然芝・人工芝ピッチ、夜間照明完備)
- 佐賀市健康運動センター人工芝グラウンド
- 龍谷高等学校人工芝グラウンド
- 駅前不動産スタジアム(トップチーム本拠地での前座試合や公式戦活用)
- 練習時間:
- 平日:火・水・木・金(夕方17:00〜19:30頃の集中トレーニング)
- 週末:土・日(プレミアリーグ公式戦、県リーグ公式戦、練習試合)
- 月曜:完全休養日
- 生活体制:
- 全寮制による生活基盤:所属選手のほぼ全員が「サガン鳥栖U-18大和寮」で生活を共にし、24時間態勢で自己管理と協調性を磨いています。
- 提携高校での学業両立:学校法人佐賀龍谷学園・龍谷高等学校(佐賀市)に通学。午前中の授業を終えた後、クラブ専用バスで練習グラウンドへ移動し、夕方のトレーニングに合流します。遠征時の公欠措置や補習など、学業と競技の両立が全面的に支援されています。
- 寮について:
サガン鳥栖U-18では、チーム力強化と人間形成の根幹として、原則として所属選手全員が入寮する「全寮制」を採用しています。生活の拠点となる「サガン鳥栖U-18大和寮(やまとりょう)」は佐賀県佐賀市大和町に位置し、地元・佐賀県や福岡県をはじめ、九州全域、さらには関西・関東など全国各地から集まった約30〜40名の高校生アスリートたちが同じ屋根の下で共同生活を送っています。
寮生活における最大の魅力の一つが、アスリートの身体作りを第一に考えた充実した食事・栄養管理体制です。株式会社佐賀新聞ライフマネジメントが食事提供を受託しており、早朝からの朝食手配に加え、選手たちが通う高校へ持参するための昼食弁当も毎朝調理されます。日々のハードな練習やプレミアリーグの激戦に耐えうるよう、高タンパクかつ栄養バランスに富んだ大ボリュームの夕食が提供され、体組成測定や体重管理と連動した徹底的なフィジカル強化が図られています。
夕食後の食堂では、選手たちが学年を問わず集い、Jリーグや海外トップリーグの試合映像を観戦しながら熱心に戦術論を交わすほか、館内の学習室で学業の課題に取り組む姿が見られます。また、毎月寮生全員で祝う誕生会などアットホームな行事も定着しており、礼儀や自立心、思いやりの心を育む「第二の我が家」として、ピッチ上の強い絆の揺るぎない礎となっています。
入部するには
- 提携高校の偏差値:
- 学校法人佐賀龍谷学園 龍谷高等学校(普通科・特進コース:約54〜58/文理進学コース:約47〜50/総合コース:約43〜45)※サガン鳥栖U-18公式提携校として、遠征・代表招集時の公欠や特別カリキュラム対応を完備
- 佐賀県立高志館高等学校(普通科・園芸等:約42〜44)※寮に近い公立校として一部通学実績あり
- 入部方法:
- U-15(鳥栖・唐津)からの内部昇格(中核ルート):
サガン鳥栖U-15およびサガン鳥栖U-15唐津から、セレクションと日々の評価を通じて選び抜かれた選手が昇格します。クラブのフィロソフィーを幼少期から体現する主軸選手となります。
- 全国スカウティング(重要ルート):
九州各県(ソレッソ熊本、太陽SC等)をはじめ、関西・関東・東海の強豪街クラブや中学校サッカー部で傑出した実績を残した逸材をクラブスカウトが直接獲得します。全寮制の受け入れ体制が整っているため、全国規模でトップタレントが集まります。
- 一般セレクション:
外部の中学3年生を対象として、例年夏(7月〜8月頃)にセレクションが開催されます。実技試験、運動能力テスト、ゲーム形式を経て選考されますが、合格者は毎年「若干名(0〜極めて少数)」という狭き門です。
- U-15(鳥栖・唐津)からの内部昇格(中核ルート):
進路
- 大学進学実績:
- 早稲田大学、明治大学、法政大学、順天堂大学、福岡大学、鹿屋体育大学、佐賀大学、立正大学、環太平洋大学など、全国屈指の強豪大学サッカー部へ多数進学。大学経由でJリーグ入りを果たす選手もコンスタントに輩出。
- Jリーグ・海外プロ出身選手一覧(U-18卒団・昇格年度順・全員表記):
- 2014年度卒:樋口雄太(鹿屋体育大学 → サガン鳥栖 → 鹿島アントラーズ)
- 2016年度卒:田川亨介(サガン鳥栖 → FC東京 → CDサンタ・クララ → ハート・オブ・ミドロシアンFC → 鹿島アントラーズ、元日本代表)
- 2016年度卒:石川啓人(サガン鳥栖 → ロアッソ熊本 → レノファ山口FC)
- 2017年度卒:倉員宏人(佐賀大学 → テゲバジャーロ宮崎)
- 2017年度卒:阿部海斗(福岡大学 → ロアッソ熊本)
- 2018年度卒:石井快征(サガン鳥栖 → 愛媛FC → 横浜FC他)
- 2018年度卒:平瀬大(早稲田大学 → サガン鳥栖 → レノファ山口FC)
- 2019年度卒:松岡大起(サガン鳥栖 → 清水エスパルス → グレミオ・ノヴォリゾンチーノ → アビスパ福岡、元日本代表)※高校3年在学中トップ昇格
- 2019年度卒:本田風智(サガン鳥栖)
- 2019年度卒:大畑歩夢(サガン鳥栖 → 浦和レッズ、パリオリンピック日本代表)
- 2019年度卒:板橋洋青(サガン鳥栖 → 愛媛FC、GK)
- 2020年度卒:相良竜之介(サガン鳥栖 → ベガルタ仙台)
- 2020年度卒:兒玉澪王斗(サガン鳥栖 → SC相模原 → レノファ山口FC他)
- 2021年度卒:中野伸哉(サガン鳥栖 → ガンバ大阪、元日本代表)※高校2年在学中プロ契約
- 2021年度卒:二田理央(サガン鳥栖 → FCヴァッカー・インスブルック → SKNザンクト・ペルテン → 浦和レッズ)
- 2022年度卒:福井太智(サガン鳥栖 → FCバイエルン・ミュンヘン → ポルティモネンセSC → FCアロウカ)※高校在学中プロ契約
- 2022年度卒:坂井駿也(サガン鳥栖 → テゲバジャーロ宮崎)
- 2022年度卒:楢原慶輝(サガン鳥栖)
- 2022年度卒:竹内諒太郎(サガン鳥栖)
- 2022年度卒:大里皇馬(サガン鳥栖 → レイラック滋賀)
- 2022年度卒:戸田峻平(順天堂大学 → ロアッソ熊本)
- 2023年度卒:堺屋佳介(サガン鳥栖)
- 2023年度卒:北島郁哉(サガン鳥栖)
- 2024年度卒:鈴木大馳(サガン鳥栖)
- 2025年度卒:新川志音(サガン鳥栖、トップ昇格内定)
- 2025年度卒:池田季礼(サガン鳥栖、トップ昇格内定)
- 2026年度(在学中):伊澤璃来(高校2年在学中にプロ契約締結)








