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石垣島のU16代表川島、ガンバ大阪ユースへ入団

サカスタニュース

 昨年12月、日本サッカー協会のU|16日本代表候補に選出されるなど目覚ましい活躍を見せた川島洋斗君(石垣中3年)が、中学を卒業後、大阪府の追手門学院高校へ通いながらJリーグのガンバ大阪のユースチーム(18歳以下)でサッカーを続けることが、13日までに決まった。八重山からのユース入りは初。川島君は目標の「日本代表入り」を目指し、県外で奮闘する。

 川島君は昨年10月、ガンバ大阪ユースチームの練習に参加。帰島後すぐガンバ側から連絡があり、ユース入りが内定した。「高校と(ガンバ大阪の)ユースが提携していることもあり、高校生活をするなかで寮の完備や環境面で魅力を感じた」と県外への進学を決めた。
 「これまで経験したことのない世界で不安もあるが、自分がどれだけ成長できるか楽しみ」と胸を躍らせ、「持ち味のスピードやフィジカルを鍛え、上(トップチーム)に上がれるよう頑張りたい」と新天地で躍動。
 「(日本代表の)長友佑都選手のような攻撃、守備でもチームに貢献できるような選手になって、Jリーグ入り、最終的には日本代表に選ばれ、世界で戦いたい」と将来の夢を語った。

 石垣中学校サッカー部の安慶田一貴監督は「質の高い場所で頑張ってもらいたい」と教え子の活躍を期待。仲田森和校長は「部活だけでなく、勉強でも優秀だった。世界に羽ばたくような選手になってほしい」と話した。