第14回豊田国際ユースサッカー大会は11日、豊田スタジアムで最終日を行い、U-16日本代表は0-2でU-16メキシコ代表との全勝対決に敗れて優勝を逃した。大会は、3戦全勝のU-16メキシコ代表が優勝。2勝1敗のU-16日本代表は2位。3位がU-16名古屋グランパス・愛知県・豊田市選抜、4位がU-16クウェート代表という順位となり、小学生時代から地元の名古屋グランパスで育ち、U-16日本代表の主力FWとして活躍したFW杉森考起(名古屋U18)がMIP賞を受賞した。
第14回豊田国際ユースサッカー大会
2013年8月11日(日) 17:00 kick off 80分
豊田スタジアム(愛知県豊田市)
U-16日本代表 0-2(前半 0-1、後半 0-1) U-16メキシコ代表
【得点者】
36分 タピアス ミゲル(U-16メキシコ代表)
42分 アレンジャーノ リラ(U-16メキシコ代表)
【スターティングメンバー】
GK:鶴田海人
DF:坂井大将、市丸瑞希、町田浩樹、浦田樹
MF:サイ ゴダード、鈴木徳真、藤川虎太朗
FW:小川紘生、杉森考起、岩本和希
【サブメンバー】
GK:阿部航斗
DF:中山雄太
MF:阿部雅志、中川如哉、佐々木匠、西本卓申
FW:石川啓人
【交代】
ハーフタイム 町田浩樹 → 中山雄太
ハーフタイム 浦田樹 → 阿部雅志
ハーフタイム 岩本和希 → 佐々木匠
47分 サイ ゴダード → 西本卓申
59分 藤川虎太朗 → 石川啓人
監督・選手コメント
吉武博文監督
世界大会の5試合目(ベスト8)の相手がメキシコという設定でゲームに臨んだ。自分たちの凡ミスやバランスの悪い攻撃で相手のカウンターに屈する形となったが、メキシコチームは世界基準のチームらしく、80分間のデザインの仕方や、相手のミスを逃さない試合巧者ぶりは見習うべきところが多くあった。今回は97・98生まれの選手の融合チームとしてマークを外すことに取り組んだ。マークを外せる時間帯もたったが、ゴール前の強固な守備にはマークを外せない場面もあった。また、マークが外れているがパサーの問題でタイミングよくボールを供給できない課題が残った。10月に行われるU-17ワールドカップ、そして9月に行われるU-16選手権予選にむけ課題を修正していきたい。日本国内で国際大会を経験でき大会に関わる皆様に感謝申し上げたい。
サイ ゴダード選手(トッテナム・ホットスパー/イングランド)
非常にレベルの高いチームとエキサイティングな試合ができてとても楽しいトーナメントだった。今日の自分のプレーには満足していないが、大会を通じて監督から多くのことを学ぶことができ成長できたと感じている。フロントボランチでの出場だったが、ワイドトップとサイドバックと自分でトライアングルを作ること、そしてパスを引き出すタイミングについて学べた。日本のフットボールスタイルは自分にとても合っているし、所属しているトッテナムのスタイルともよく似ているのでやりやすかった。初めて日本でプレーしたがとても暑くて驚いたが、豊田市の皆さんがウェルカムと言ってくれて、とても嬉しかったし力になった。今後も更にレベルアップできるように頑張りたい。日本での滞在を支えてくれた皆さんに感謝したい。
その他の試合結果
U-16名古屋グランパス・愛知県・豊田市選抜 3-0(前半 1-0、後半 2-0) U-16クウェート代表
順位
順位 | チーム | 勝点 | 得失点 |
---|---|---|---|
1位 | U-16メキシコ代表 | 12 | +7 |
2位 | U-16日本代表 | 8 | +2 |
3位 | U-16名古屋グランパス・愛知県・豊田市選抜 | 4 | 0 |
4位 | U-16クウェート代表 | 0 | -9 |
MIP
杉森考起(名古屋グランパスU18)