第92回全国高校サッカー選手権大会熊本県予選は10月5日に開幕した。本命はプレミアリーグイーストに参戦している大津だ。県立高校でありながら、多数のJリーガーを輩出するこの高校は、プレミアリーグでは9位だが、今年もGK上村、CB池田、184cmの大型FW山本、そしてU17日本代表候補の主将MF野口とセンターラインに逸材を揃える。ルーテル学院は大津などの全国区ではないものの、今年の高校総体予選は大津にPK負け、昨年の選手権でも延長までもつれ込み、大津を苦しめている。今年も順当に行けば決勝で当たるが、大津を苦しめるのは間違いない。プリンス九州1部の秀岳館も力を備えている。そして熊本学園大附がダークホースだ。攻撃力は魅力で、近年力を付けている。プレミアの大津でも簡単に勝ち抜くのは難しい状況だ。決勝は11月16日に行われる。