【プレミアリーグ最終節 柏レイソルU-18 2-2 コンサドーレ札幌U-18】
チームは残念ながら今日の敗戦で長く死守してきたプレミアリーグからの降格が決定し、来期はプリンスリーグ北海道でのスタートとなるが、同点ゴールを決め、来年のエースとして期待されるのがFWの菅大輝(2年)だ。
その輝きはこの試合でも発揮された。前半アディショナルタイム、柏のコーナーキックから味方がボールをキープした瞬間、右サイドに流れ手を挙げてボールを要求、センターライン付近でロングパスを受けるとそのままドリブルで独走。2名の柏DF陣を置き去りにして、ゴールに左隅に流し込み同点となった。菅の個の力で決めた見事なゴールだ。
後半はプレミア残留のため、6点差以上で勝利しないといけないため、前線はDF陣が上がって攻め続けたため、右MFのポジションに下がった。その影響なのか、存在感がなくなってしまった。試合は2-2の引き分けで終了、チームはプレミアリーグからの降格が決定、菅の今シーズンが終了した。
試合後、本人も悔しさのあまり、チームメイトと共に涙を見せた。毎年のことだが、チームは雪の影響で室内練習、プレミアリーグは開幕戦や後半の試合はアウェーでの試合が多く、毎週の移動も含め関東のチームとのハンデがあったことに間違いない。チームは日本トップレベルの強豪との経験が積めないのは、大きな痛手となる可能性がある。
実際、菅自身は、クラブユースやJユースカップでも重要な試合で得点を決め、プレミアリーグでも7ゴールで最低限の結果を残しており、年代別代表も継続的に呼ばれており、決して悪い内容ではない。
来年はエースとして、今まで以上の活躍と厳しいマークが予想される。しかしスピード、テクニック、強烈な左足で、プリンスリーグ北海道を圧勝し、1年でプレミアリーグの舞台と戻るため,がむしゃらに頑張るはずだ。そして、地元出身の選手として、是非トップ昇格という結果も期待したい。
チーム名 | コンサドーレ札幌U-18 | |
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ポジション | FW | |
背番号 | 18 | |
サイズ | 171cm 69kg | |
学年 | 2年 | |
前所属 | コンサドーレ札幌U-15 | |
代表歴 | U-17、U-16、U-15日本代表 |