全国高校サッカー選手権大会(読売新聞社など後援)の2回戦16試合が行われた2日、佐野日大は相模原市の相模原麻溝公園競技場で香芝(奈良)と対戦。1―1で迎えたPK戦(5―4)を制し、3回戦進出を決めた。
佐野日大は前半、折橋を中心に相手陣内深くまで攻め込むなど、試合を優位に進めたが決めきれず、逆に22分、香芝にPKから先制を許した。
後半も試合のペースを握ったのは佐野日大。71分、折橋が左サイドからのFKに頭で合わせて同点弾を決め、試合を振り出しに戻した。その後も両サイドからの攻撃で相手ゴールを何度も脅かしたが得点にはつながらず、勝負はPK戦に。相手2人が枠を外し、辛くも勝利を収めた。
試合後、佐野日大の斉藤芳幸監督は、「初戦の緊張から、全体的に動きが悪く、シュートも弱かった。次戦は選手を入れ替えてチームを立て直したい」と気を引き締めていた。
【読売新聞】