第91回全国高校サッカー選手権県大会(県サッカー協会など主催)の決勝が28日、秋田市の八橋陸上競技場であり、西目がPK戦で、
初の全国選手権大会出場を狙った新屋を降して2年連続13回目の優勝を決めた。西目は12月30日に東京・国立競技場で開幕する全国
選手権に出場する。
強風と降雨の中、西目は小刻みなパス回しでボールを支配しサイド攻撃で好機を作ったものの、ゴールを決められず。新屋もカウンター
から決定機を作りながら西目のGK久代開平選手(3年)の堅守を崩せず、両校とも無得点のまま延長戦へ。
延長戦でも、好機で西目のFW高橋悠太選手(3年)のシュートが右ポストに直撃するなど決着がつかず、PK戦の末、西目が4−2で競り
勝った。
西目の畠山啓監督は「新屋の守備意識が高く、思った通りの攻撃ができずリズムがつかめなかった」と反省点を挙げた。
佐藤憂弥主将(3年)は「チーム一丸となって優勝を目指していたのでうれしい。前回(の全国選手権)は点を取れなかったので、まず点を
取ることから頑張りたい」と気持ちを新たにしていた。
【ニッカンスポーツ】