第91回全国高校サッカー選手権東京都Bブロック決勝が17日に行われ、実践学園が1-0で関東一に勝利。8年ぶり2回目の全国大会出場を
決めた。
FW竹本佳やFW大村俊道中心にパスワークから再三ゴール前へ迫る関東一に対し、実践学園は相手の猛攻を凌いで1チャンスを伺う。
試合は0-0のまま2分が表示された後半アディショナルタイムへ突入。42分、実践学園はMF渡辺隆斗の左CKをニアサイドのCB尾崎快斗が
注目GK渋谷飛翔の前で合わせて決勝ゴールを決めた。
実践学園の深町公一監督は「これが実践学園の『心で勝負』です。みんな高校生として学校生活を第一にしながら、いろいろな楽しいことが
いっぱいある中で、サッカーに、そして勉強にと一生懸命やって、感謝の気持ちを忘れずにやってきた結果、あのゴールが生まれたんだと思
っています。この選手、最高です」と絶賛していた。
前回出場した04年度大会は初戦敗退。今夏の全国総体で16強へ進出した実力派は選手権でさらなる躍進を目指す。