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コンサドーレ札幌U-18【チーム紹介:北海道】

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チームの特色

北海道出身の好選手を輩出する日本のビルバオ
 コンサドーレ札幌U18は数多くの選手を輩出する名門クラブとなった。ユースの設立は平成9年4月、当時はトップと同じ栗山町で活動をスタートさせた。その成果はすぐに表れ,平成13年のクラブユース選手権では鳥栖サガン鳥栖などで活躍した新居辰基を擁して準優勝を飾った。平成15年に現在の札幌市東雁来に移転した。

 平成15年12月にトップチームの人件費等の経費圧縮により経営の黒字化を図り、若手主体のチーム編成とユースチームの強化を軸とする長期育成計画の「5段階計画」を立て、レンタル移籍や外国籍選手に頼らずにJ1で安定して戦えるチーム作りを目指す方針に切り替わった。

地元、北海道出身でトップレベルの選手をU12,U15,U18の各カテゴリー毎に選手を入れ替え、チームに競争意識を植えつけながら選手を育て、多数の選手をトップチームへ昇格させている。スペインの中堅クラブ、ビルバオがバスク地方出身の選手のみを集めて成功しているのに例えられ、”日本のビルバオ”とも言われている。平成24年にはJユースカップ優勝、トップチームにも異例の6名を昇格させ、最優秀育成クラブ賞を受賞している。

 プレミアイースト・Jユースカップ優勝
 平成13年クラブユース準優勝、翌年もベスト4に入るなど、好スタートを切ったユースの強化であったが、ここから低迷の時代を重ねる。平成15年より始まったプリンスリーグ北海道では、8回の内7回で優勝し、全日本ユースに出場していたが、全国大会だとグループリーグ敗退、良くてもベスト8という状況が続いた。

 しかし平成23年に始まったプレミアリーグイーストに参入したことで、全国の強豪チームと年間を通して試合経験を積むことが可能となり、戦力の底上げとなり、各種全国大会でもベスト4進出の常連となっている。
近年は平成23年のプレミアリースイースト初代優勝、平成24年Jユースカップ初優勝、平成25年Jユースカップベスト4、平成25年クラブユース選手権準優勝と勝負強さを発揮している。

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