サカスタ第8回は帝京長岡の司令塔として活躍する小塚和季選手です。第91回高校サッカー選手権では惜しくもベスト8で京都橘に破れてしまい、国立へ行くことはできなかったが、本大会でも輝きを放ち続けた。3回戦の鹿児島城西戦では、相手を自分へ十分に引き付けながら、多彩なパスで3アシストを記録した。
準々決勝の京都橘戦では、前半相手の勢いに押され、ほとんどボールを触る機会がなかった。ところが後半になると、小塚がボールに触る機会が増え、帝京長岡の郷劇が活性化されていく。左右両サイドの攻撃的と位置に顔を出し、味方へスルーパスを送った思えば、中盤の底に戻り、ゲームを組み立てた。
中学時代、フットサルの全国大会で優勝した実績があるのが証明するかのような柔らかいボールタッチで相手陣内の狭いスペースでもボールを持ち、パスを出したり、チャンスと見ればドリブルで3人を抜くなど、その能力の高さは大会屈指と言えるだろう。負けて悔し涙を見せていたが、今後は地元のJチームアルビレックス新潟へ入団が内定している。
チーム名 | 帝京長岡 | |
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ポジション | MF | |
背番号 | 14 | |
学年 | 3年 | |
前所属 | 長岡JYFC | |
代表歴 | U18 |