平成25年度全国高校総体
「2013 未来をつなぐ 北部九州総体」サッカー競技は準々決勝が行われ、関東勢がすべて勝利し、準決勝の組み合わせは流通経済柏vs真岡、市立船橋vs正智深谷となった。
[東平尾公園博多の森陸上競技場]
真岡0(PK9-8)0滝川二
真岡が滝川二の猛攻を凌いて、今大会2度目、予選から通算4試合目のPKを制した。個々の能力で上回る滝川二がFW谷本やMF李光を中心に、合計19本のシュートを放った。しかし、今大会4試合で1失点の守備陣が体を張った守りではね返し、気を見てはパスで崩しながら相手ゴールに迫ったが、こちらも決め手を欠き、PK戦へ突入、滝川二8人目のキックを真岡GKの谷田部がストップし、真岡が2006年以来のベスト4進出となった。
市立船橋5-0帝京大可児
[船]室伏航(2分)、石田雅俊2(5分、31分)、横前裕大(22分)、藤井拓(33分)中1日空けの試合で、勢いが増した市立船橋は、試合開始から猛ラッシュをかける。前半3分に室伏、5分にエース石田、22分に横前、31分に石田が今日2得点目、最後は33分に藤井が決め、前半を5-0のリードで折り返した。帝京大可児は後半MF三島や杉本の鋭いターンでチャンスを作ろうとするが、ゴールならず。そのまま試合を進めた市立船橋が貫録の勝利を飾った。
[福岡フットボールセンター天然芝]
星稜5-1正智深谷
[星]原田亘(52分)[正]オナイウ阿道2(22分、53分)、福井康太(33分)、岡部拓実(38分)、栗田怜(67分)
正智深谷の勢いを止まらない。エースオナイウが5点の内、4点(2得点2アシスト)に絡む活躍を魅せ、下馬評の高かった星稜を圧倒した。前半22分にオナイウがヘディングでゴール、そこからオナイウのアシストで福井と岡部を決め、その後自らゴールが決め、勝負を決めた。星稜は寺田が欠場、攻撃もシュート3本、近年ない大敗で大会を去ることになった。
富山一0-2流通経済大柏
[流]立花歩夢(9分)、オウンゴール(35分)└得点ランク首位・立花4戦連発
流通経済柏が、貫禄の試合運びでベスト4進出を決めた。この日はDF時田が、出場停止のため、石川が先発したが、安定した守備を披露。攻めてはプレミア終盤からポジションを掴んだFW立花がこの日も驚異的なスピードでゴールを上げ、4試合連続、大会通算6得点で得点王争いのトップをキープした。