【第92回選手権千葉県予選】決勝は市立船橋と流通経済柏、今年３度目の対戦

　平成25年度第92回全国高校サッカー選手権大会千葉県予選は準決勝が行われ、市立船橋と流通経済柏が勝利し、決勝進出を決めた。

　高校総体全国優勝の市立船橋は千葉国際と対戦。前半開始２分、エース石田が中央からループシュートであっさり先制。更にMF成田の無回転ミドルシュートで２−０で前半を折り返した。千葉国際も決定機を作るが、市立船橋GK志村の好セーブに遭い、得点ができない。期待されたブラジル人留学生カイオも、ゴール前では仕事をさせてもらえず、後半にも横前と石田のゴール、サブメンバーも投入し、４−０で収穫のある勝利となった。

　同じく高校総体全国準優勝の流通経済柏は、昨年の選手権出場校の八千代と対戦、前半八千代のサイド攻撃に決定機を作られれが、ゴールを許さず、FW森永、MF青木の鋭いドリブルで八千代ゴールに迫った。しかし先制は八千代、流通経済柏の最終ラインのパスミスをFW大橋を奪い、そのまま無人のゴールを蹴り込み先制した。追う流通経済柏は、前半アディショナルタイムに、ゴール前のシュートを八千代DFのハンドを誘い、PKの判定、DFはレッドカードで１発退場。PKを主将の石田を右隅に決めて同点に追いついた。

　後半１名少なくなった八千代は防戦する展開となったが、流通経済柏も攻撃に圧力をかけずに一進一退の状況が続く。しかし後半30分、左サイドからのクロスを途中出場のFW星野が八千代GKより早く頭で触るヘディングシュートで逆転に成功する。試合は終盤八千代の猛攻を退け、２−１で流通経済柏が決勝進出を決めた。

　決勝は、市立船橋と流通経済柏、高校総体予選の決勝、そして高校総体決勝と同じ組み合わせになった。の組み合わせとなった決勝は11月１７日(土)ゼットエー・ボールパーク（旧市原臨海競技場）で行われる。

【決勝】

市立船橋ー流通経済柏

【準決勝】

○柏の葉公園総合競技場

市立船橋　４－０　千葉国際

八千代　１－２　流通経済柏

【準々決勝】

○千葉県総合SC東総運動場

市立船橋　１－０　中央学院

八千代　３ー２　東京学館浦安