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【第92回選手権千葉県予選】準決勝、市立船橋ー千葉国際の展望
- 2013/11/8
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- 千葉国際, 市立船橋, 第92回選手権予選

第92回高校サッカー選手権大会千葉県予選は明日、準決勝が行われる。ここでは、準決勝第一試合、市立船橋と千葉国際の対戦について展望をついて書いてみます。
市立船橋は、東邦大東邦、千葉日大一、準々決勝では、中央学園相手に1名少ない中、後半終了直線のゴールで勝利したが、1名少ない中、内容では圧倒していた。
高校総体全国優勝、プリンスリーグ関東1部でも、強豪で日々試合を重ねており、その強さは本物だ。GKはU18日本代表候補にも選ばれた志村、CBは空中戦と長短のビルドアップに優れる柴戸と京都サンガ内定の磐瀬2バックを引き、左SBの山之内、右SBの石川がかなり高い位置を取り、相手にプレッシャをかける。2バックとボランチでビルドアップしながら、ショートパスで前線にアタックをかけたと思えば、2バックから両サイドへのロングパスで一気にチャンスを作る。
また、相手に押し込まれている時間帯はしっかり守り、中盤でボールを奪ったら、一気を前線の5人が加速し、シュートバスで中央を崩すカウンターは相手がマークを確認している間もなく、ゴールに迫る。
エースの京都サンガ内定のMF石田は、左サイドから迫力あるドリブル、ボランチの位置まで下がってのゲームメイク、多彩フィニッシュシーンを持ち合わせ、1人で試合を決められる選手だ。
2年前の守備重視のサッカーから見事にポゼッションと試合巧者のサッカーを展開する。戦力的に見れば、市立船橋が圧勝する可能性が高いが、唯一の懸念はMF室伏の出場停止は痛い。
対する千葉国際は、幕張総合、柏日体、東海大望洋を下しての準決勝進出、千葉県1部リーグでは4位と決して偶然で勝ち上がったわけではない。
注目はブラジル人留学生の2人、DFのダニエルとFWのカイオだ。ダニエルはCBで、身長は179cmと決して大きくないが、抜群の高さと滞空時間の長いヘディングで、ロングボールはすべてシャットアウトする。また、両サイドへのロングフィードの精度も高く、足元へのディフェンスも強い。
FWカイオは、抜群のボールコントロールと決定力を誇るFW。体は大きくないが、体幹がしっかりしており、相手選手の間をすり抜けるドリブルには市立船橋も手を焼くはずだ。
その他にも、10番のボランチの時田は、フィジカルとチャンスと見るや、飛び出す攻撃力を兼ね備えている。9番の2年生FW小林も足元に吸い付いた強引なドリブルとスタミナも備えており、相手に脅威を与えることができる選手だ。
千葉国際が市立船橋に勝つとすれば、序盤、市立船橋のポゼッションと攻撃を凌ぎ、市立船橋の両SBが上がったスペースにカイオと小林が入り、ボールを受け、一気にゴール前まで運び、自らシュートまで持っていくか、上がってきた攻撃的MFにパスを出し、決める手段が有力だ。
カイオと小林はドリブルに自信を持っており、市立船橋の組織的なディフェンスに捕まる可能性もあり、持ち過ぎずに球離れできるかもポイントになってくる。
試合は9日10:30柏の葉公園総合競技場でキックオフとなる。
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