浦和東が誇る埼玉のレジスタ
堅守速攻のイメージが強かった浦和東のサッカーが大きく変わっている。最終ラインからのビルドアップから体制を整え、大きなサイドチェンジからのサイドアタック。中央からのスルーパスと、攻撃が多彩になっていた。もちろん就任2年目の鈴木豊監督によるものだが、浦和東のポゼッションサッカーを牽引するのはMF望月海渡(2年)だ。
今年の浦和東はフォーメーションは4-1-4-1、望月はアンカーに位置する。基本的には2枚のCBからアンカーの望月にボールが入り、相手の陣形と味方全体の位置を確認しながら、ボールを回していく。時には最終ラインに入り、ボールをもらいリズムを作っていく。
S1リーグの川越南戦、アンカーの位置から右サイドへ大きなサイドチェンジで数的有利を作り、チャンスを作っていく。そして攻撃にも参加、2点目は相手のディフェンスラインを欺くループパスでアシストを記録。埼玉のピルロという言葉がピッタリ当てはまる。そして中学時代は駅伝の選手として参加してだけあり、豊富なスタミナで積極的に守備を行っていく。
4月には早生まれのため、U16の埼玉トレセンに参加左SBとして活躍。中体連出身としては1人だけ選ばれている。
埼玉県予選準優勝で高校総体に出場、初戦でこの大会準優勝した大津に残念ながら0-5で完敗した。S1リーグはあるが、気持ちは選手権へ向いている。昨年はまさかのベスト16で敗退、今年は生まれ変わった浦和東のレジスタとして、3年ぶりの選手権出を目指す。
チーム名 | 西部台 | |
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ポジション | FW | |
背番号 | 9 | |
サイズ | 174cm/70kg | |
学年 | 3年 | |
前所属 | 朝霞エステレーラ | |
代表歴 |