安部雄大(ファジアーノ岡山U-18)サッカー強豪チーム監督
目次
1. 監督総評
安部雄大(あべ ゆうた)は、サンフレッチェ広島ユース出身でヴィッセル神戸や徳島ヴォルティスでMFとしてプレーした経験を持ち、現役引退後はヴィッセル神戸アカデミーで長年にわたり主力を育成、そして2026年シーズンよりファジアーノ岡山U-18の監督を務める指導者である。現役時代は豊富な運動量、的確なポジショニング、卓越したボール奪取力を武器に中盤の潰し役・リンクマンとして活躍した。
指導者転身後はヴィッセル神戸の伊丹U-15監督を経て、2021年から2025年までの5シーズンにわたり神戸U-18の監督を歴任。激戦区の高円宮杯プレミアリーグWESTにおいて、2022年と2024年の準優勝を経て、指揮最終年となった2025年度にはチームを見事プレミアリーグWEST初優勝へと導き、アカデミー史に輝かしい金字塔を打ち立てた。2026年シーズンよりファジアーノ岡山U-18の監督に就任。堅守速攻と高いインテンシティをベースに、選手の主体的な状況判断力を引き出す指導を展開し、クラブユース選手権での躍進や高円宮杯プリンスリーグ中国での上位進出、そしてトップチームへ昇格する即戦力タレントの輩出に尽力している。
2. 基本情報
- 氏名:安部 雄大(あべ ゆうた)
- 生年月日:1974年7月31日
- 出身地:山口県
- 出身校:広島県立吉田高等学校(サンフレッチェ広島ユース)
- 指導チーム:ファジアーノ岡山U-18(前・ヴィッセル神戸U-18、ヴィッセル神戸U-15伊丹)
- 役職:U-18監督(JFA公認A級ジェネラル)
3. 指導歴
- 2002年〜2007年:ヴィッセル神戸 アカデミースタッフ / スクールコーチ
- 2008年〜2014年:ヴィッセル神戸 U-15伊丹 監督
- 2015年〜2020年:ヴィッセル神戸 U-18 コーチ
- 2021年〜2025年:ヴィッセル神戸 U-18 監督(2025年 プレミアリーグWEST優勝)
- 2026年〜:ファジアーノ岡山 U-18 監督
4. 大会の戦績
※安部雄大監督としての公式戦績(神戸U-18監督期および岡山U-18監督期)
ファジアーノ岡山U-18 監督時代(2026年〜)
| 年度 | チーム名 | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年度 | 岡山U-18 | 高円宮杯 JFA U-18 プリンスリーグ中国 | リーグ参戦中 | 監督就任1年目 |
| 2026年度 | 岡山U-18 | 第50回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 | 全国大会出場 | 監督として初指揮 |
ヴィッセル神戸U-18 監督時代(2021年度〜2025年度)の公式戦績
| 年度 | チーム名 | 大会名 | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年度 | 神戸U-18 | 高円宮杯 JFA U-18 プレミアリーグ 2021 WEST | 第5位 | U-18監督就任1年目(勝点22) |
| 2021年度 | 神戸U-18 | 第45回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 | 全国ベスト16 | 本戦進出 |
| 2022年度 | 神戸U-18 | 高円宮杯 JFA U-18 プレミアリーグ 2022 WEST | 第2位(準優勝) | 勝点43・最終節まで優勝争い |
| 2022年度 | 神戸U-18 | 第46回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 | 全国ベスト8 | 準々決勝進出 |
| 2023年度 | 神戸U-18 | 高円宮杯 JFA U-18 プレミアリーグ 2023 WEST | 第3位 | プレミアWEST上位定着(勝点40) |
| 2023年度 | 神戸U-18 | 第47回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 | グループステージ敗退 | 全国本戦出場 |
| 2024年度 | 神戸U-18 | 高円宮杯 JFA U-18 プレミアリーグ 2024 WEST | 第2位(準優勝) | 勝点44・首位大津と激しいデッドヒート |
| 2024年度 | 神戸U-18 | 第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 | 全国ベスト8 | 準々決勝進出 |
| 2025年度 | 神戸U-18 | 高円宮杯 JFA U-18 プレミアリーグ 2025 WEST | 第1位(優勝) | プレミアWEST初制覇・ファイナル進出 |
| 2025年度 | 神戸U-18 | 第49回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 | 全国ベスト16 | ノックアウトステージ進出 |
5. 選手経歴・選手総評
選手総評
現役時代の安部雄大は、優れた危機察知能力と泥臭いボール奪取力、中盤のスペースを埋め続ける献身的な運動量を武器とした守備的ミッドフィールダーである。サンフレッチェ広島ユースの1期生として頭角を現し、1993年にトップチームへ昇格。黎明期のJリーグにおいてプロの厳しさとスピード感を体感した。1998年途中にヴィッセル神戸へ移籍すると、中盤の要としてハードワークを貫き、チームのJ1残留争いを支えるキープレイヤーとして奮闘。その後、2001年に旧JFLの大塚製薬(現・徳島ヴォルティス)へ移籍し、ベテランとしてチームの規律と戦う姿勢を示し続け、2001年シーズン終了をもって現役を引退した。Jリーグ黎明期からプロの世界で身体を張り続けた「勝負に対する執念」と「守備組織の原理原則」は、指導者としての揺るぎない土台となっており、2025年には神戸U-18をプレミアWEST初優勝へと導くなど確固たる手腕を証明。現在は岡山U-18を強化する情熱的な指導へと受け継がれている。
選手経歴
- サンフレッチェ広島ユース(広島県立吉田高等学校)
- 1993年 – 1998年:サンフレッチェ広島
- 1998年 – 2000年:ヴィッセル神戸(※1998年9月完全移籍)
- 2001年:大塚製薬サッカー部(JFL)























