正木昌宣(青森山田)高校サッカー強豪校監督
目次
1. 監督総評
正木昌宣は、高校サッカー界の頂点に君臨する青森山田高校サッカー部を率いる指導者である。現役時代は青森山田高校から仙台大学へ進学してプレー。卒業後は母校に戻り、長年にわたりコーチおよびヘッドコーチとして名将・黒田剛(現・FC町田ゼルビア監督)を支え、数々の全国制覇とプレミアリーグ制覇の現場で参謀役を務め上げた。
黒田前監督のJリーグ挑戦に伴い、2022年11月に監督へ就任(実質的な新チーム指揮は2023年度より本格化)。プレッシャーのかかる就任1年目の第102回全国高校サッカー選手権大会で見事に全国優勝(日本一)を達成。さらに翌2024年度には全国高校総体(インターハイ)優勝に加え、高円宮杯プレミアリーグEAST優勝およびプレミアリーグファイナル制覇の完全2冠(実質3冠級)を達成した。伝統の徹底したフィジカル、球際の強度、セットプレーの精度を保ちつつ、選手一人ひとりの主体性を引き出す対話型のマネジメントを取り入れ、名門を揺るぎない常勝街道へと導いている。
2. 基本情報
- 氏名:正木 昌宣(まさき まさのり)
- 生年月日:1981年5月22日
- 出身地:北海道札幌市
- 出身校:青森山田高等学校 → 仙台大学
- 指導チーム:青森山田高等学校
- 役職:サッカー部監督
3. 指導歴
- 2004年〜2022年:青森山田中学校・高等学校 サッカー部 コーチ / ヘッドコーチ
- 2022年11月〜:青森山田高等学校 サッカー部 監督就任
4. 大会の戦績
全国高校サッカー選手権大会(全国大会・青森県予選)
監督通算全国大会出場回数:2回(全国優勝:1回)
| 年度 | 高校名 | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 青森山田 | 第102回全国高校サッカー選手権大会(全国出場) | 全国優勝(日本一) | 決勝:3-1 近江(県予選27連覇) |
| 2024年度 | 青森山田 | 第103回全国高校サッカー選手権大会(全国出場) | 全国3回戦敗退(ベスト16) | 3回戦:1-1(PK3-5) 高川学園(県予選28連覇) |
| 2025年度 | 青森山田 | 第104回全国高校サッカー選手権大会(全国出場) | 全国ベスト8 | 準々決勝敗退(県予選29連覇) |
| 2026年度 | 青森山田 | 第105回全国高校サッカー選手権青森県予選 | 県予選 進行中 | 大会開催中 |
全国高校総体(インターハイ)(全国大会・青森県予選)
監督通算全国大会出場回数:2回(全国優勝:1回)
| 年度 | 高校名 | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 青森山田 | 令和5年度全国高校総体(全国出場) | 全国3回戦敗退(ベスト16) | 3回戦:0-1 国見(県予選23連覇) |
| 2024年度 | 青森山田 | 令和6年度全国高校総体(全国出場) | 全国優勝(日本一) | 決勝:3-2 神村学園(県予選24連覇) |
| 2025年度 | 青森山田 | 令和7年度全国高校総体青森県予選 | 県予選準優勝(敗退) | 決勝:0-1 野辺地西(県予選連覇が24でストップ) |
| 2026年度 | 青森山田 | 令和8年度全国高校総体(全国出場) | 全国ベスト8 | 準々決勝敗退(県予選王座奪還) |
高円宮杯U-18サッカーリーグ(プレミアリーグEAST・ファイナル等)
| 年度 | 高校名 | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 青森山田 | 高円宮杯 プレミアリーグEAST / ファイナル | EAST優勝(1位) / ファイナル準優勝 | ファイナル:1-2 サンフレッチェ広島ユース |
| 2024年度 | 青森山田 | 高円宮杯 プレミアリーグEAST / ファイナル | EAST優勝(2連覇) / ファイナル優勝(真の日本一) | ファイナル:1-0 大津高校 |
| 2025年度 | 青森山田 | 高円宮杯 プレミアリーグEAST | 第3位 | プレミアリーグEAST残留・上位キープ |
| 2026年度 | 青森山田 | 高円宮杯 プレミアリーグEAST | 第2位(上位争い中) | シーズン進行中 |
5. 選手経歴・選手総評
選手総評
現役時代の正木昌宣は、黎明期から全国区へと躍進を遂げつつあった青森山田高校でハードワークと規律を重んじるプレースタイルを叩き込まれ、主力として厳しい東北地区予選や全国の舞台を経験した。高校卒業後は東北の名門・仙台大学へ進学。大学サッカーの高い強度と戦術的駆け引きのなかで、プレーヤーとしての戦術眼や組織ディフェンスの要諦を研鑽した。華やかなプロの世界へ直接進む道ではなく、大学サッカーの第一線で実直に培った「球際の闘争心」「献身的なハードワーク」「勝負所を見極める判断力」は、指導者へと転身した後の最大のバックボーンとなった。黒田剛前監督の薫陶を選手時代・コーチ時代を通じて最も長く直接受け、常勝軍団のフィロソフィーを骨の髄まで理解しているからこそ、名門校の重圧に屈することなく選手たちの闘志を引き出し続けることができる。
選手経歴
- 青森山田高等学校 サッカー部
- 仙台大学 サッカー部


















