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【高校選手権】京都橘にユース日本一コーチが常勝魂注入

降雪のため延期となっていた全国高校サッカー選手権大会決勝が今日19日、東京・国立競技場で行われる。京都橘(京都)は、市船橋(千葉)で全日本ユース優勝経験のある上田健爾コーチ(27)から教わった“常勝魂”を胸に、京都勢として45大会ぶり3度目の優勝を目指す。

 京都橘が、高校選手権大会5度の優勝を誇る市船橋(千葉)出身で、常勝軍団のハートを持つ上田コーチの教えを胸に戦う。上田コーチは高校3年だった03年度、高円宮杯で優勝。全国経験が豊富なだけに選手の信頼も厚く、心のお守り的存在だ。FW仙頭は「全国で戦うために、練習に臨む姿勢から教えてもらった。優勝して恩返しがしたい」と誓った。

 上田コーチは毎週末、地元で監督を務める京都醍醐FCにも顔を出しているが、今大会中は京都橘と行動をほぼともにしている。「全国はそんなに甘くない。気持ちを持って必死にやらないと勝てない」と鼓舞し続けてきた。チームは18日、埼玉県内で約1時間半の練習を行った。負傷していたFW仙頭、小屋松もほぼ回復。今大会5試合14得点の自慢の攻撃力をさらにアップさせ、上田コーチ仕込みの“常勝魂”で大舞台に挑む。

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