高校・クラブユースのチーム紹介ページ▼

【第93回全国高校サッカー選手権ベスト8の歩みと試合の展望】日大藤沢vs静岡学園

第93回全国高校サッカー選手権
IMG_3558

日大藤沢

選手権成績

1回戦:徳島市立2-2(PK4-3)
2回戦:高川学園3-3
3回戦:開志学園JSC3-0

初のベスト4進出なるか

 日大藤沢の強みは選手層の厚さと攻撃力だ。県予選から桐蔭、桐光を競り勝ち勝負強さを併せ持っている。強豪徳島市立戦では点の取り合いからPK戦を制すると、2回戦高川学園、3回戦開志学園JSCを退け、初のベスト8進出を決めた。前の試合の反省を活かし、スコアも試合内容も良くなっており、機を見たカウンター攻撃で田場ディエゴと中村が3得点ずつ上げており、調子も上向きだ。前回出場した7年前は3回戦で静岡県代表の藤枝東に試合内容で上回りながら惜敗しており、同じ静岡県勢にリベンジを果たしたい。

静岡学園

選手権成績

2回戦:佐賀東6-0
3回戦:東福岡3-0

圧倒的な攻撃力で優勝も視界に

 激戦区静岡の県予選では4試合で1失点で守りが堅いことで注目されていたが、選手権終了後以降、攻撃力も大きく上昇し強さを増している。2回戦の佐賀東戦では6得点と相手を全く寄せ付けず、3回戦では優勝候補筆頭の東福岡に3-0と点差と試合内容で圧倒した。旗手、加納の2年生とエース名古と攻撃陣が大爆発、守備でもDF石渡と1年生GK山ノ井を中心に無失点とここまで今大会では一番安定した戦いを見せている。74回大会以来の優勝も見えてきた。

試合の展望

 静岡学園がパスとドリブルでボールを支配し日大藤沢ゴールに襲いかかる。静岡学園としては速い時間帯で2点取って相手の戦意を喪失させ、速い段階で試合を決めたい。日大藤沢としては、ショートカウンターでペナルティエリア内に入ってシュートを打ちたい。両チーム攻撃力があるため点の取り合いになる可能性もあり、面白い試合になりそうだ。

試合日程

1月5日14:10 浦和駒場スタジアム