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第39回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 グループリーグG・Hの展望

 グループG

チーム名 出場回数 クラブユース地区予選成績 リーグ戦成績 前回大会成績
東京ヴェルディ 37回目 関東地区3位 プリンスリーグ関東1位 グループリーグ敗退
清水エスパルス 16回目 東海地区2位 プレミアリーグイースト6位 ベスト16
柏レイソル 20回目 関東地区11位 プレミアリーグイースト7位 地区予選敗退
大分トリニータ 11回目 九州地区2位 プレミアリーグウエスト3位 ベスト16

  グループDと並んで激戦のグループとなった。短期決戦のグループリーグではどこが勝ってもおかしくない状況だ。その中では有力なのはプレミアウエスト3位の大分トリニータだ。MF岩田とFW吉平を中心に全員がハードワークできる好チーム。クラブ選手権では毎回対戦しているレイソルとヴェルディだが、藤吉監督が就任し勢いのあるヴェルディが優勢か。DF品田、MF井上、渡邊、FW郡とタレントが揃っている。レイソルは引いた相手を崩せる工夫が必要だが、GK松本、DF城和、MF山崎、FW浮田と選手は揃っている。FWの伊藤のドイツ1部ハンブルガーSV移籍は痛いが、他のメンバーも実力者が多い。清水は、DF村松、田口、MF梅村、福井など技術と状況判断に優れた選手が多く、予選突破は射程圏内である。

グループH

チーム名 出場回数 クラブユース地区予選成績 リーグ戦成績 前回大会成績
ガンバ大阪 23回目 関西地区1位 プレミアリーグウエスト2位 ベスト8
川崎フロンターレ 11回目 関東地区5位 プリンスリーグ関東5位 グループリーグ敗退
アルビレックス新潟 16回目 北信越地区1位 プリンスリーグ北信越1位 グループリーグ敗退
ヴァンフォーレ甲府 4回目 関東地区9位 プリンスリーグ関東9位 ベスト16

  このグループはガンバ大阪が有力で他3チームは横一線の状況だ。ガンバ大阪は中学時代、タイトルを総なめにしてきた世代が最高学年となり、トップでの出場経験を持つMF堂安、市丸、岩本、FW高木とタレントが揃っている。プレミアウエストでは2位だが、逆転優勝できる可能性を十分秘めており、ズバリ優勝候補筆頭だ。プリンスリーグ北信越を独走するアルビレックス新潟は、GK阿部、FW奥と鎌田の得点力で上位進出を狙う。プリンス関東5位の川崎フロンターレは、GK奈良橋、MF三苫、FW岸と攻守の柱がおり、攻撃サッカーでグループリーグ突破を狙う。ヴァンフォーレ甲府はGK中村、末木を中心に昨年に続いてグループリーグ突破し、ベスト8以上と過去最高の成績を残したいところだ。