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【選手権予選】 富山は富山第一が3年ぶり21回目の選手権出場

第91回全国高校サッカー選手権県大会(読売新聞社後援)は10日、富山市南中田の県総合運動公園で決勝が行われ、富山第一が水橋を3―0で下して3年ぶり24回目の優勝を飾った。富山第一は12月30日に国立競技場(東京都)で開幕する全国大会に出場する。

 

富山第一は序盤、相手のプレッシャーに苦しんだが、前半14分、左コーナーキックをMF島多裕太(3年)が折り返し、MF貫場貴之(3年)が冷静に頭で決めて先制。前半35分には左からのクロスにMF大塚翔(2年)が頭で合わせて追加点を奪った。

 

勢いに乗る富山第一は後半、累積警告で1人欠けた水橋のゴールを攻め、後半23分、DF橋本文太(3年)の右サイドへのパスをFW前田翔一(3年)が右足で合わせて3点目。水橋は前半、富山第一と並ぶシュート数(5本)を放ったが無得点。その後も決定機を生かすことができなかった。

 

富山第一の大塚一朗監督は「目標は日本一。部員82人で力を合わせ(準決勝と決勝が行われる)国立競技場で戦いたい」と語った。

 

 

【読売新聞】