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天皇杯 千葉県大会 柏レイソルU18がPK戦を制し2年連続出場へ

平成24年度 第17回 千葉県サッカー選手権大会 兼 第92回天皇杯千葉県予選

柏レイソルU18 前半 浦安JSC
後半
 延長前半
 0 延長後半
 PK
 川島 章二(1-0)  清水 康也(1-1)

柏レイソルU182年連続で天皇杯千葉県代表へ

柏レイソルU!8がPK戦を制し、2年連続で天皇杯千葉県代表になった。昨年と同じ顔合わせとなった天皇杯の千葉県予選決勝、浦安JSCの粘りに最後までもつれ、PK戦での代表決定となった。柏レイソルU18は前半、持ち前のポゼッションサッカーで、主導権を握る。そして前半、相手のパスミスからカウンターから川島章二のゴールで先制。前半は1対0で折り返す。

しかし、後半開始から浦安JSCがボールを拾い、ロングシュートやGKとDFの間へのクロスで柏レイソルU18の守備陣を脅威を与える。そして後半、浦安JSCはクロスがゴールポストに跳ね返ったこぼれ球を清水が押し込み同点に追いつく。その後、中川寛斗を投入して、リズムは柏レイソルU18に掴む。そして決定的なチャンスを外し、延長戦に突入。

延長戦は柏レイソルU18の一方的な展開となる。しかし、浦安JSCもゴール前を固め、ゴールを割らせない。吉川のシュートがポストを叩くなど、柏が好機を演出したが、ゴールを割れず、延長戦も終了。PK合戦に入る。浦安JSCが1人外したのに対し、柏は5人全員が決め、からくも2年連続で天皇杯の出場権を獲得した。

柏の下平監督は後半相手の厳しいプレスに熱くなり、主審に詰め寄るシーンもあった。今年獲れるタイトルはすべて獲ろうとする執念だろう。これで千葉県ユース新人戦、クラブユース、天皇杯千葉県代表と三冠を獲得。残すはプリンスリーグ関東とJユース選手権の制覇を残すのみとなった。天皇杯では1回戦で栃木県代表のヴェルフェたかはら那須と対戦。勝てば天皇杯史上初の兄弟対決となる。先月の練習試合では、U18が勝っているだけにトップの先週も気合いが入ることとなるだろう