【チーム紹介:神奈川県】桐蔭学園高校

学校・サッカー部の発足

桐蔭学園の創設は公教育ではできない私立ならではの教育を目指して、昭和44年に開校。1学年が1000人を超す超マンモス校で、上位成績者と下位成績者の成績差が大きいこともあり、「能力別クラス編成(能力・学力別クラス)」を採用している。結果、進学実績は上昇し、90年代には東大100人前後、早大、慶大にそれぞれ400人以上の実績を上げた。

同時にスポーツにも力を入れ、サッカー部、野球部、ラグビー部、柔道部、剣道部、テニス部などが全国優勝するほか、現在でも各分野で全国レベルの成績を有している。

サッカー部の歴史・躍進

第1次李体制

サッカー部は創設と同時に創部されるが、本格的な強化が行われたのが、李国秀監督が就任してからであった。李監督一期生である長谷部茂利、福永泰、林健太郎を擁し、平成元年度には関東大会優勝、高校総体、高校選手権に初出場を決めた。高校選手権では、3試合で14点を上げ、ボールを大切にするパスサッカーを展開。李監督が初戦で5-0と大勝したのに内容を良くないというコメントなども注目され、準々決勝では前橋商業にPK戦で敗れたが、大会で一番大きなインパクトを残す結果となった。

その後も70回から3年連続で出場。早い段階で敗退したが、この時在籍した時、盛岡隆三と戸田和幸はその後、日本代表として2002年W杯に出場、他にも多くの選手が高校、もしくは大学卒業後にJリーグ入りを果たしており、その手腕が高く評価されている。

選手権初のベスト4進出

 平成9年にベルマーレ平塚などでプレーした山本富士雄監督が就任。就任2年目の平成10年に4年ぶりに出場を決めると、平成12年から15年まで神奈川で4連覇を達成、特に平成14年にはエース阿部祐太朗、俳優で作家の水嶋ヒロを擁し、初めてベスト4進出を果たした。平成16年には強豪が揃うプリンスリーグ関東を制し、全日本ユース選手権でもベスト8進出した。

高校総体優勝!初タイトル

平成19年から、川崎フロンターレなどでプレーした土居義典監督を挟み、平成21年に再び山本富士雄監督が立て直しのため再び就任した。平成23年度に全国大会を制覇した中等部のメンバーを率いて、高校総体に初優勝した。平成26年から山本監督に代わり、ヘッドコーチの賤機(しずはた)徳彦氏が昇格した。賤機新監督は静岡高、筑波大を経て1990年に、横浜フリューゲルスの前身である全日空サッカークラブに入団。2年間プレーした以降は東海大翔洋高(静岡)の監督などを務め、2011年4月から桐蔭高で指導を開始。13年にはJリーグの監督を務めるために必要な日本サッカー協会公認のS級ライセンスを取得している。

第二次李体制発足

平成27年3月、サッカー部強化のため、18年ぶりに李国秀氏が再び監督に就任。しかし、就任直後、一部週刊誌による監督から部員へのパワハラ騒動が報じられる。

3年生主体のBチームで14年ぶりの選手権出場を決めた。

3年生主体のBチームが14年ぶりに選手権出場を決める。

2017年は、李監督率いる1,2年生のAチームが、神奈川県1部リーグを戦い、3年生主体のBチームは県3部リーグを戦かった。Bチームは、高校総体予選敗退し、引退勧告を受けていたが、周りの支えもあり選手権予選出場とこぎつけた。予選では1点差ゲームを勝ち抜き準決勝では、高校総体全国準優勝の日大藤沢を破った湘南学院に5-1と大勝。決勝では関東プリンスに所属する桐光学園相手に途中で退場者を出しながら無失点で切り抜け、PK戦で勝利、14年ぶりに選手権出場を決めた。




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チームについて

ボールを大事にするパスサッカー

監督が代わっており、それぞれ趣向するサッカーは違うが、共通しているのはボールを保持したパスサッカーである。李監督時代はサイドバックの積極的攻撃参加と技術の高い選手が面白いようにスルーパスを通して、高校サッカー界に衝撃を与えた。また、ボランチに技巧派が多く、パスでチームにリズムを作る選手が多い。

2017年のチームも魅力的なサッカーを展開

安定感抜群のGK寺澤、守備力と素早いフィードで攻撃を活性化させるCB原川、技巧な判断力を兼ね備えた金子と宍戸、両翼の平田と若林は個人技とスピードで相手を置き去りにする。CBからFWにコンバートされた森山が得点を量産する。

4-4-2を多用、FWはスピードのある選手を起用

基本フォーメーションは4-4-2で、FWにはドリブルの能力とスピードを併せ持った選手を起用するケースが多い。李監督時代は第1次は4-3-3、今年は4バックと3バックを併用する戦術を取っている。

サッカー部員

所属リーグ

AチームはK1(神奈川県1部リーグ)、BチームはK3(神奈川県3部リーグ)に所属している。

3種(中学)出身チーム

中等部も強化をしており、平成20年には全国制覇、中体連の強豪である。この優勝世代が平成23年の高校総体制覇の世代でもある。その他は名門クラブからの加入者で、主に横浜FM、横浜FC、川崎フロンターレ、東急レイエス、トッカーノその他Jリーグのジュニアユースからの加入者が多い。




練習環境

人工芝のグラウンドが2面

日本の高校サッカーでは、いち早く人工芝を平成5年に導入。中学高校のサッカー部で使用、大会やリーグ戦の会場として使用されている。

新しく完成した人工芝のグラウンド

新しく完成した人工芝のグラウンド

OB(Jリーガー)

Jリーガーを30人以上輩出
  桐蔭学園は全国制覇こそ高校総体の1回だが、李監督の体制からたくさんのJリーガーが誕生している。これは基本技術と戦術眼を重視する李監督が自らスカウトし育てて能力を伸ばし、自らが進路相談までこなす点が大きいと言える。長谷部ら一期生は大学経由、盛岡や戸田は直接Jリーグへ送り出している。現在でも甲府で森田剛平が現役を続けており、仙台の渡邊監督も桐蔭出身である。山本監督時代も、人数が少なくなったが、阿部祐太朗や内田潤などを輩出している。

山田卓也(FC今治・元日本代表)
内田潤(アルビレックス新潟)
武田大(AC長野パルセイロ)
栗原明洋(AC長野パルセイロ)
盛田剛平(ザスパクサツ群馬・元ユニバーシアード代表)
井上渉(鹿児島ユナイテッドFC)
原田慎太郎(デイトン・ダッチライオンズ)
中野大輔(佐川印刷SC)
小澤司(水戸ホーリーホック)
森英次郎(グルージャ盛岡)
鈴木崇文(ザスパクサツ群馬)
服部大樹(横浜スポーツ&カルチャークラブ)
林健太郎(ヴァンフォーレ甲府など)
戸田和幸(プレミアリーグトットナムなど・日韓ワールドカップ代表)
米山篤志(栃木SCなど)
森岡隆三(京都サンガF.C.U-18監督・日韓ワールドカップ代表キャプテン)
長谷部茂利(ジェフユナイテッド千葉コーチ・バルセロナオリンピック予選日本代表)
廣長優志(ヴェルディ川崎など・アトランタオリンピック代表)
阿部祐大朗(ガイナーレ鳥取など・2003 FIFAワールドユース代表)
福永泰(ベガルタ仙台コーチ)
渡邉晋(ベガルタ仙台監督)
戸倉健一郎(ヴェルディ川崎・湘南ベルマーレなど)
三上和良(大宮アルディージャなど)
一木太郎(ソニー仙台など)
加賀見健介(FC東京など)
松川友明(京都パープルサンガなど)
小林慶行(ベガルタ仙台コーチ・元U-22日本代表候補)
栗原圭介(福島ユナイテッドFC監督)
奈良安剛(コンサドーレ札幌など)
村田教生(水戸ホーリーホックなど)
小野智吉(横浜FCなど)

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