チームの特色
平成元年開校、Jリーグの歴史と共に発展!
就学人口増加のため、鹿島町は私立高校を設置すべく、鹿島町は、学習塾の中堅だった山田義塾が、鹿島町での高等学校経営に名乗りをあげた。鹿島町は約二万坪に及ぶ土地を安く払い下げ、補助金として三億円を出資。かくして、平成元年に開校、サッカー部は開校と共に創設された。
平成5年にJリーグが開幕すると、鹿島アントラーズをホームタウンである鹿島地区には優秀な人材は集まってきた。公立の鹿島高校が、選手権に出場するようになると、同じ地区の鹿島学園も強化を始めるようになった。
現在、監督を務める鈴木雅人監督は、帝京三を卒業後、東海大学に進学、その後鹿島学園の監督に就任した。全員攻撃、全員守備をモットーとしたサッカーで次第に茨城県内で力をつけていくようになった。
そして平成15年には高校総体に初出場、平成16年には選手権初出場、初戦で敗退したが、翌年は鹿島アントラーズに入団するFW佐々木竜太を擁してベスト8に進出。平成18年には茨城県勢としては古河一以来のベスト4進出を決め、強豪校の仲間入りをした。
佐々木竜太を輩出、たくさんの部員が切磋琢磨できる環境
鹿島学園で有名な選手と言えば、佐々木竜太が上げられる。鹿島のジュニア、ジュニアユースに進も、ユースに昇格できず、鹿島学園へ入学。三年時に出場した選手権で活躍し、1月中旬に古巣のアントラーズよりオファーを受け入団した。また、選手権ベスト4のメンバーだった阿渡真也は横浜マリノスの下部組織の追浜から鹿島学園へ入学、明治大学で活躍してツイーゲン金沢へ入団した。
部員は150人前後と大所帯だが、広大な敷地に人工芝のグラウンドとすぐ近くに寮を完備しており、サッカーに打ち込める環境となっている。現在トップのAチームは茨城県リーグ1部に所属、下部リーグにはEチームまで所属、また、U16を対象としてルーキーリーグにも参戦しており、試合経験を積めるようになっている。
集まる選手は首都圏を中心に様々で、鹿島アントラーズのジュニアユース(鹿島、ノルテ、つくば)、Jクラブのジュニアユース、首都圏の強豪クラブチーム、中体連などから毎年50人前後の選手が集まってくる。