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山梨学院高校(山梨県)

山梨学院_山梨県

山梨学院高校(山梨県)

学校・クラブ発足とサッカー部の歴史

クラブ・ユースの設立について

山梨学院中学高等学校は、1946年(昭和21年)に古屋喜美州・古屋眞一両氏によって設立された山梨実践女子高等学院を起源とし、1956年に山梨学院短期大学附属高等学校として開校した山梨県甲府市酒折に所在する私立の中高一貫共学校です。1962年に山梨学院大学附属高等学校へ改称後、2016年に現校名へ改称されました。「たくましい人間性の育成」と「個性の伸長」を教育目標に掲げ、学業とスポーツ・文化活動の双方で全国トップレベルを目指す独自の教育を実践。甲府盆地を望む緑豊かな環境のもと、駅伝や野球、水泳、柔道、ホッケーなど数多くの競技で日本一を達成し、国際社会や地域社会で活躍する多彩な人材を輩出してきました。

サッカー部は1969年に創部され、半世紀を超える歴史を歩んでいます。長年にわたり全国の壁に挑み続け、2005年からの本格的な強化プロジェクトによって急成長を遂げました。富士山を望む山梨の地で、個の強さと組織的な連動性を徹底的に磨き上げ、2009年度の第88回全国高校サッカー選手権大会において史上初となる初出場・初優勝の偉業を達成。山梨県勢として史上初の全国制覇を成し遂げ、全国の高校サッカー界に新風を吹き込んだ新時代の名門校です。

創部・設立の経緯

創部からの山梨学院高校サッカー部は、韮崎高校や帝京第三高校といった県内屈指の実力校の後塵を拝し、長らく県予選の初戦や中位で敗退する無名の時代が続きました。歴史が劇的に動いたのは、学園創立60周年を迎えた2000年代半ばのことです。学校法人を挙げてカレッジスポーツおよび高校運動部の総合的強化に乗り出し、2005年に山梨県立韮崎高校を率いて全国選手権準優勝5回を達成した高校サッカー界屈指の名将・横森巧氏を総監督として招聘しました。

横森総監督のもとで近代的なサッカースタイルとスカウティング体制を再構築。2007年には県予選ベスト4へ進出して頭角を現し、2008年には専用の人工芝グラウンドである和戸サッカー場が完成しました。同年の高校総体県予選で初優勝を飾りインターハイ全国初出場を果たすと、選手権予選でも初の決勝進出を達成。2009年には関東高校大会初優勝を成し遂げ、サッカー部が学校の「強化育成クラブ」に指定されました。

強化指定初年度となった2009年度の第88回全国選手権予選で悲願の県初優勝を果たすと、全国本戦でも快進撃を続け、初出場にして全国制覇という空前絶後の金字塔を樹立。その後も2018年インハイ制覇、2020年度選手権制覇と全国制覇を重ね、押しも押されもせぬトップチームへと飛躍を遂げました。

全国大会等の成績について

山梨学院高校サッカー部は、全国大会初出場を果たす以前から着実に力を蓄え、冬の「全国高校サッカー選手権大会」に過去11回出場して2度の全国制覇、夏の「全国高校総体(インターハイ)」に過去11回出場して1度の全国制覇を果たし、通算3度の日本一に輝く圧倒的な全国実績を誇ります。

全国初出場前の歩みとして、2005年の横森巧総監督招聘以降急速に力をつけ、2007年の選手権県予選で初の4強入り。2008年の高校総体県予選で初優勝を飾って夏の全国インターハイ初出場を果たすと、同年の第87回選手権県予選でも初の決勝進出(準優勝)を果たしました。さらに2009年春には関東高校サッカー大会で初優勝を達成し、全国強豪校と互角以上に渡り合う実力を確立しました。

冬の高校選手権における最大の金字塔は、2009年度(第88回大会)の初出場・初優勝です。横森巧総監督のもと、主将のMF碓井鉄平やFW加部未蘭らを擁した山梨学院は、初戦から粘り強い守備と鋭い速攻で勝ち上がり、準決勝で矢板中央を破ると、決勝では柴崎岳擁する優勝候補筆頭の青森山田を1-0で撃破。大会史上初となる「初出場での全国優勝」を成し遂げ、山梨県勢としても史上初の選手権制覇という歴史的快挙を達成しました。翌2010年度(第89回)にも国見高校を破るなどして全国8強に進出。さらに2020年度(第99回大会)には長谷川大監督のもとで11年ぶり2度目の全国制覇を達成。GK熊倉匠やDF一瀬大寿、DF板倉健太、FW廣澤灯喜らを擁し、決勝で再び青森山田と激闘の末2-2からのPK戦を4-2で制し、2度目の王座を奪取しました。

夏のインターハイにおいても、2008年の初出場以来、2018年(第53回大会)の東海総体で悲願の全国初優勝を飾りました。安部一雄監督のもと、FW宮崎純真やDF大石悠介らを軸に快進撃を演じ、決勝では桐光学園との延長戦の死闘を2-1で制して夏の日本一を奪取。2025年インターハイでも全国ベスト8に進出し、2026年大会でも全国16強へ進出するなど、常に全国大会の上位に名を連ねています。

強化の結果

山梨学院高校サッカー部が短期間で全国屈指の強豪へと登り詰めた最大の要因は、学校法人による充実したインフラ整備と「世界基準のタフネス・切り替え」を追求する独自の強化方針にあります。拠点となる「和戸サッカー場」は、国際規格を満たす最新鋭の人工芝ピッチと夜間LED照明、部室やミーティングルームを備えた専用施設であり、天候に左右されず一年を通して実戦的な高強度トレーニングを実施できる理想的な環境が整っています。

チーム強化の核心は、現代サッカーの潮流である「トランジション(攻守の切り替え)の速さ」と「バーティカル(縦に速い)な攻撃」、そして「粘り強いハードワーク」の融合にあります。ボールを奪われた瞬間に複数人が連動してプレスをかける即時奪還と、一瞬の隙を突いてゴールへ直結させる高速アタックを徹底。さらにデータ分析やGPSトラッキングを活用した科学的なフィジカルトレーニングを導入し、90分間強度が落ちない驚異的な走力を培っています。

また、トップチームから下部カテゴリーまで全選手が公式戦に出場できるピラミッド型の育成システムを構築。BチームやCチームも山梨県1部・2部リーグ等で真剣勝負を重ねることで、どの学年からでもトップへ這い上がれる健全な競争原理が働いています。大学サッカー部やヴァンフォーレ甲府との緊密な連携により、高校3年間にとどまらない長期的な選手育成モデルを確立していることも大きな強みです。

監督・コーチ

現監督

  • 大場健史(おおば・けんじ)

    山梨学院高校サッカー部の現指揮官は、2025年よりチームを率いる大場健史監督です。大場監督は神奈川県立旭高校から日産自動車、Jリーグの横浜マリノス、鹿島アントラーズ、川崎フロンターレ、ヴァンフォーレ甲府でDFとして長年活躍した元Jリーガーです。引退後は甲府のヘッドコーチや下部組織の育成、山梨学院大学サッカー部のコーチなどを歴任し、日本サッカー協会公認S級コーチライセンスを保持。プロの現場とユース育成で培った深い戦術眼と指導力で、縦に速いアグレッシブな「バーティカルFootBall」を推進し、就任初年度の2025年にインターハイ全国8強および選手権出場へと導きました。

歴代監督

  • 横森巧(総監督)

    山梨県立韮崎高校を率いて全国高校選手権準優勝5回を達成した高校サッカー界の名将。2005年に山梨学院大学・高校の総監督に就任し、ゼロからのチーム改革に着手。2009年度の第88回選手権において史上初の「初出場・初優勝」を成し遂げました。今なおグラウンドに立ち続け、精神的支柱としてチームを支えています。

  • 吉永一明

    2010年から2015年まで監督を務め、清水エスパルスやアルビレックス新潟シンガポールなどプロの指導経験も豊富な名将。山梨学院のポゼッションとパスワークの土台を築き、白崎凌兵や渡辺剛らを育て上げました。

  • 安部一雄

    2016年から2018年まで監督を務め、攻守のハードワークを極限まで高めて2018年(平成30年)夏のインターハイでチーム史上初の全国総体優勝を達成しました。

  • 長谷川大

    秋田商業高校や神奈川大学の監督を経て2019年に就任。対話を重視した指導と「攻守の連動・トランジション」を確立し、2020年度の第99回選手権で11大会ぶり2度目となる全国制覇へ導きました。

  • 羽中田昌

    山梨を代表する伝説的ストライカーであり、Jリーグのクラブでも監督を務めた指導者。2022年に監督を務め、第101回全国選手権へ導きました。

  • 岩永将

    2023年から2024年まで監督を務め、2024年の新春裏選手権で優勝を果たし、第103回全国選手権出場へ導きました。

チームのサッカー

  • スローガン・理念

    「風林火山」「アグレッシブ&タフ」。ピッチ内外で常に真剣な姿勢を貫き、最後まで走り抜いて相手を圧倒するハードワークサッカーを標榜しています。

  • 基本フォーメーション

    伝統的な「4-4-2」および「4-2-3-1」を軸とし、前線からの連動したハイプレスとコンパクトなブロック形成を両立。状況に応じて縦に速い推進力を生み出します。

  • 戦術的特徴

    高いインテンシティ(強度)を誇る守備からのショートカウンター、サイドを素早く崩すサイドアタック、そしてセットプレーの強さ。攻守の切り替えの速さで相手に隙を与えず、一気にゴールへ迫る「バーティカルフットボール」が代名詞です。

大会の成績

全国高校サッカー選手権大会(全国初出場前〜現在)

全国大会出場回数:11回(最高成績:全国優勝 2回)

年度 高校名(チーム名) 大会名(出場回数) 成績・結果 備考
2007年度山梨学院大附高校(山梨)第86回選手権山梨県予選山梨県予選 ベスト4強化初期に頭角を現し、創部以来初となる選手権予選準決勝進出
2008年度山梨学院大附高校(山梨)第87回選手権山梨県予選山梨県予選 準優勝初の県決勝進出。名門・韮崎高校に0-2で惜敗するも準優勝と躍進
2009年度山梨学院大附高校(山梨)第88回全国選手権(初出場)全国優勝(初出場初制覇)青森山田を決勝で1-0撃破。大会史上初となる初出場初優勝の快挙
2010年度山梨学院大附高校(山梨)第89回全国選手権(2年連続2回目)全国ベスト8進出国見高等を破り準々決勝へ進出。流通経済大柏に惜敗するも連続8強
2014年度山梨学院大附高校(山梨)第93回全国選手権(4年ぶり3回目)3回戦進出(16強)渡辺剛らを擁し岐阜工に初戦勝利。3回戦で前橋育英とPK戦の激闘
2015年度山梨学院大附高校(山梨)第94回全国選手権(2年連続4回目)1回戦敗退前田大然らを擁し出場。初戦で香川西と対戦し0-0 PK戦で惜敗
2016年度山梨学院高校(山梨)第95回全国選手権(3年連続5回目)2回戦敗退校名変更後初。岡山学芸館に1-0勝利、2回戦で尚志に0-1で惜敗
2017年度山梨学院高校(山梨)第96回全国選手権(4年連続6回目)1回戦敗退宮崎純真らを擁し都予選制覇。初戦で鳥取代表・米子北に惜敗
2020年度山梨学院高校(山梨)第99回全国選手権(3年ぶり7回目)全国優勝(11年ぶり2度目)帝京長岡をPK戦で破り決勝へ。青森山田と2-2 PK4-2で劇的戴冠
2021年度山梨学院高校(山梨)第100回全国選手権(2年連続8回目)2回戦敗退(初戦)前回王者としてシード初戦登場。佐賀東に0-2で屈し初戦敗退
2022年度山梨学院高校(山梨)第101回全国選手権(3年連続9回目)1回戦敗退羽中田新体制で臨むも、初戦で神村学園と激突し2-3で惜敗
2024年度山梨学院高校(山梨)第103回全国選手権(2年ぶり10回目)全国大会 出場岩永監督のもと県予選を制覇。タフな守備速攻で全国舞台へ進出
2025年度山梨学院高校(山梨)第104回全国選手権(2年連続11回目)全国大会 出場大場新監督のもと県決勝で韮崎を撃破。2年連続全国切符を獲得

全国高校総体(インターハイ)・関東大会(全国初出場前〜現在)

全国大会出場回数:11回(最高成績:全国優勝 1回)

年度 高校名(チーム名) 大会名(出場回数) 成績・結果 備考
2007年山梨学院大附高校(山梨)高校総体山梨県予選山梨県予選 ベスト4横森体制3年目、総体県予選で4強へ進出し上位勢の牙城を脅かす
2008年山梨学院大附高校(山梨)第43回高校総体(初出場)全国大会 出場総体県予選初優勝で全国初出場。本戦1回戦で初芝橋本とPK戦の死闘
2009年山梨学院大附高校(山梨)第52回関東高校大会(初出場)関東大会 初優勝関東各都県代表を連破し決勝で矢板中央を下して初の関東王者に君臨
2011年山梨学院大附高校(山梨)第46回高校総体(3年ぶり2回目)全国大会 出場白崎凌兵らを擁しインターハイ出場。秋田商等を相手に堂々奮戦
2013年山梨学院大附高校(山梨)第48回高校総体(2年ぶり3回目)2回戦進出初戦を突破し全国2回戦へ駒を進めるも鳴門にPK戦の末惜敗
2014年山梨学院大附高校(山梨)第49回高校総体(2年連続4回目)3回戦進出(16強)渡辺剛らを軸に初戦・2回戦快勝。3回戦で優勝校の東福岡に惜敗
2018年山梨学院高校(山梨)第53回高校総体(4年ぶり5回目)全国優勝(大会初制覇)安部監督のもと決勝進出。桐光学園との延長死闘を2-1で制し初V
2019年山梨学院高校(山梨)第54回高校総体(2年連続6回目)2回戦進出連覇を目指し出場。初戦で初芝橋本に勝利し2回戦で名門富山第一と対戦
2022年山梨学院高校(山梨)第57回高校総体(3年ぶり7回目)2回戦進出粘り強い守備速攻を展開。新田高校を破り2回戦へ駒を進める
2023年山梨学院高校(山梨)第58回高校総体(2年連続8回目)1回戦敗退初戦で強豪・帝京長岡と激突。激しい打ち合いの末2-3で惜敗
2024年山梨学院高校(山梨)第59回高校総体(3年連続9回目)2回戦進出県予選を圧倒的な強さで制覇。本戦初戦を突破し全国の存在感示す
2025年山梨学院高校(山梨)第60回高校総体(4年連続10回目)全国ベスト8進出大場監督のもと快進撃。岡山学芸館等を連破し堂々の全国8強
2026年山梨学院高校(山梨)第61回高校総体(5年連続11回目)3回戦進出(16強)2回戦で青森山田を2-1で撃破。3回戦で滝川第二に惜敗し16強

高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ(リーグ戦実績)

参戦リーグ:高円宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ関東(1部・2部)/山梨県ユースリーグ1部

年度 高校名(チーム名) 大会名(出場回数) 成績・結果 備考
2021年山梨学院高校Aプリンスリーグ関東1部関東1部 参戦Jユース・強豪高と対戦。翌季より新設の関東2部へ移行
2022年山梨学院高校Aプリンスリーグ関東2部関東2部 3位強豪ひしめく関東2部で上位争いを演じ安定した勝点を積み上げる
2023年山梨学院高校Aプリンスリーグ関東2部関東2部 2位終盤まで優勝を争い準優勝。激闘を経てプリンス1部復帰を果たす
2024年山梨学院高校Aプリンスリーグ関東1部関東1部 6位トップリーグの舞台でタフな守備速攻を発揮し1部残留を達成
2025年山梨学院高校Aプリンスリーグ関東1部関東1部 5位激戦の1部で着実に白星を重ね、全国レベルのチーム力を証明
2026年山梨学院高校Aプリンスリーグ関東1部現在参戦中帝京高やJユース強豪と首位争いを繰り広げ熱戦を展開中

ユニフォーム

  • サプライヤー:asics(アシックス)

    強化草創期から長年にわたりアシックスが公式サプライヤーを務めており、試合用ユニフォームからトレーニングウェア、移動用ジャージに至るまでアシックス製で統一されています。

  • デザイン・特徴:

    ホームキット(1st/正):学校法人の公式スクールカラーである「C2C Blue(C2Cブルー)」を基調とした鮮烈なデザイン(創立75周年を機に伝統のプルシアンブルーから発展的に制定された象徴色)。シャツ、パンツ、ソックスがこの鮮やかなブルーで統一され、胸元にはエンブレムとともに、全国制覇3回(選手権2回・総体1回)を象徴する3つのゴールドスター(星マーク)が輝きます。

    アウェイキット(2nd/副)白(ホワイト)を基調とし、随所にC2C Blueのラインや切り替えをあしらったシャープな配色。清潔感と躍動感を兼ね備えたセカンドユニフォームです。

部員人数

  • 総部員数:各学年約40〜50名、全体で約120〜150名前後
  • カテゴリー構成・活動実態:
    • トップチーム(Aチーム):高円宮杯プリンスリーグ関東、全国高校選手権予選、インターハイ予選等に参戦
    • Bチーム:山梨県ユースリーグ1部(高円宮杯山梨県U-18リーグ1部)に参戦
    • Cチーム・Dチーム:山梨県ユースリーグ2部・3部およびルーキーリーグ等に参戦
    • 部員全員が週末の公式戦に出場できるピラミッド型のカテゴリー編成が敷かれており、実戦経験を通じてチーム全体の底上げが図られています。
  • 主な出身チーム:
    • 山梨学院中学校サッカー部(中高一貫の育成ライン)
    • ヴァンフォーレ甲府U-15、フォルトゥナSCなどの山梨県内有力クラブ
    • 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・群馬県などの関東近郊および全国の有力街クラブ・Jアカデミー(FC多摩、三菱養和SC巣鴨/調布、FC東京U-15深川/むさし、東急SレイエスFC、クマガヤSC、前橋FC、横浜FCジュニアユースなど)

学校生活

  • 練習環境:
    • 山梨学院和戸サッカー場(甲府市和戸町):国際規格を満たす全面ロングパイル人工芝フルピッチ、LED夜間照明設備完備。クラブハウス、ミーティングルーム、シャワー室、ロッカールームを完備したサッカー部専用の総合トレーニング拠点。
    • 山梨学院大学「未来の森運動公園」やトレーニングセンターなどの最先端ウエイト施設も利用可能。
  • 練習時間:
    • 平日:放課後 約2時間〜2時間半の集中トレーニング(過度な長時間練習を避け、質と強度を追求)。
    • 週末:プリンスリーグ関東公式戦、県リーグ公式戦、全国強豪校・大学・Jユースとの練習試合、遠征・合宿。
  • 生活体制:
    • 学校から和戸グラウンドまでは自転車等で移動。日々のトレーニング後は各自ストレッチやケアを行い、寮生は帰寮して学習や休息に充てる規律ある生活を送っています。
  • 寮について:

    山梨学院高校サッカー部では、全国から集まる有望な選手たちの生活と心身の成長を支える拠点として、専用の男子運動部寮「和戸富士見寮」を完備しています。

    寮はトレーニング拠点である和戸サッカー場に近接して建設されており、練習終了後すぐに帰寮して休息や学習に移ることができる理想的な動線が確保されています。館内には冷暖房完備の居室、集団生活の規律を学ぶ共同スペース、映像分析や戦術講習会を行うミーティングルーム、Wi-Fi環境が整っています。

    さらに、大手給食・栄養管理企業(エームサービス等)と連携した専門の調理スタッフが常駐し、朝夕のバランスの取れた高カロリー・高タンパクなアスリート食を提供。専属の寮監や指導スタッフが生活管理を行い、規則正しい生活習慣、礼儀作法、自立心を徹底的に育むことで、ピッチ上での強靭なメンタリティと学業の両立を強力に後押ししています。

入部するには

  • 高校の偏差値:
    • 特進コースプレミアム(P):偏差値 約58
    • 特進コースグローバル(G):偏差値 約48
    • 進学コース:偏差値 約42
  • 入部方法:
    • スポーツ推薦・特待入試(スポーツ選抜)

      中学校時代の競技実績(全国大会・関東大会出場、都道府県選抜歴など)や、サッカー部が実施する練習会・セレクション、スカウトを通じて内定を得て出願する形態。多くの主力選手がこの入試を経て入学しています。

    • 一般入試(学力試験・推薦試験合格による入学)

      一般入試で進学コース等に入学した生徒も入部可能です。本人の強い熱意と日々の努力次第でBチームからAチームへと昇格するチャンスが開かれています。

    • 中高一貫内部進学

      系列校の山梨学院中学校サッカー部から高校へ進学し、6年間の継続的な強化指導を受けるルートです。

進路

  • 大学進学実績:
    • 併設の山梨学院大学(関東大学サッカーリーグ所属)へ進学して競技を継続するルートが確立されているほか、早稲田大学、慶應義塾大学、中央大学、明治大学、法政大学、駒澤大学、国士舘大学、立正大学、阪南大学、東京国際大学など全国の大学サッカー名門校へ多数進学。
  • Jリーグ・海外プロ出身選手一覧(高校卒業年度順・全員表記):
    • 2008年度卒:岡西宏祐(山梨学院大附 → 中央大学 → ヴァンフォーレ甲府 → 藤枝MYFC)
    • 2009年度卒:碓井鉄平(山梨学院大附 → 駒澤大学 → V・ファーレン長崎 → AC長野パルセイロ → カターレ富山)
    • 2010年度卒:加部未蘭(山梨学院大附 → ヴァンフォーレ甲府 → ギラヴァンツ北九州)
    • 2010年度卒:宮本龍(山梨学院大附 → 同志社大学 → ガイナーレ鳥取)
    • 2011年度卒:白崎凌兵(山梨学院大附 → 清水エスパルス → カターレ富山 → 鹿島アントラーズ → サガン鳥栖 → FC町田ゼルビア)
    • 2013年度卒:萱沼優聖(山梨学院大附 → 関東学院大学 → カターレ富山 → 鹿児島ユナイテッドFC → ヴァンラーレ八戸 → Y.S.C.C.横浜)
    • 2014年度卒:渡辺剛(山梨学院大附 → 中央大学 → FC東京 → KVコルトレイク/ベルギー → KAAヘント/ベルギー → フェイエノールト/オランダ、日本代表DF)
    • 2014年度卒:大野佑哉(山梨学院大附 → 阪南大学 → 松本山雅FC → AC長野パルセイロ)
    • 2014年度卒:小川雄大(山梨学院大附 → FC岐阜 → プノンペン・クラウンFC等、カンボジア代表)
    • 2015年度卒:前田大然(山梨学院大附 → 松本山雅FC → 水戸ホーリーホック → CSマリティモ/ポルトガル → 横浜F・マリノス → セルティックFC/スコットランド、日本代表FW)
    • 2018年度卒:大石悠介(山梨学院 → 国士舘大学 → ツエーゲン金沢 → ラインメール青森)
    • 2018年度卒:宮崎純真(山梨学院 → ヴァンフォーレ甲府 → 徳島ヴォルティス)
    • 2019年度卒:平松柚佑(山梨学院 → 早稲田大学 → 徳島ヴォルティス)
    • 2020年度卒:熊倉匠(山梨学院 → 立正大学 → 鹿児島ユナイテッドFC)
    • 2020年度卒:一瀬大寿(山梨学院 → 山梨学院大学 → ヴァンフォーレ甲府)
    • 2020年度卒:板倉健太(山梨学院 → 東京国際大学 → 水戸ホーリーホック)
    • 2020年度卒:廣澤灯喜(山梨学院 → ポルティモネンセU-23/ポルトガル → ヤギエロニア・ビャウィストクII/ポーランド)
    • 2021年度卒:名須川真光(山梨学院 → 松本山雅FC)
    • 2021年度卒:井上樹(ヴァンフォーレ甲府U-18/山梨学院高在学 → 明治大学 → ヴァンフォーレ甲府)