岡山学芸館高校が岡山県勢初の優勝
決勝は、ともに初優勝を狙う岡山学芸館高(岡山)と東山高(京都)が対戦した。岡山学芸館がU-17日本高校選抜候補MF木村匡吾(3年)の2ゴールなどによって3-1で勝利。岡山県勢初の日本一に輝いた。
大会概要
日程
2022年12月28日~2023年1月9日
会場
国立競技場(東京都新宿区 開会式、開幕戦、準決勝、決勝戦)
駒沢陸上競技場(東京都世田谷区)
味の素フィールド西が丘(東京都北区)
ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市神奈川区)
等々力陸上競技場(神奈川県川崎市中原区)
浦和駒場スタジアム(埼玉県さいたま市浦和区)
NACK5スタジアム大宮(埼玉県さいたま市大宮区)
柏の葉公園総合競技場(千葉県柏市)
ゼットエーオリプリスタジアム(千葉県市原市)
応援マネージャー
凛美、18代目高校サッカー応援マネージャー
応援リーダー
中村俊輔
応援歌
現在を生きるのだ。(Saucy Dog)
出場チーム
都道府県 | 高校 | 出場回数 |
北海道 | 北海 | 2年連続12回目 |
青森県 | 青森山田 | 26年連続28回目 |
岩手県 | 盛岡商 | 11年ぶり17回目 |
秋田県 | 明桜 | 2年ぶり5回目 |
山形県 | 羽黒 | 2年連続9回目 |
宮城県 | 聖和学園 | 6年ぶり5回目 |
福島県 | 尚志 | 2年連続13回目 |
茨城県 | 鹿島学園 | 3年連続11回目 |
栃木県 | 佐野日大 | 6年ぶり9回目 |
群馬県 | 前橋育英 | 2年連続25回目 |
埼玉県 | 昌平 | 2年ぶり5回目 |
千葉県 | 日体大柏 | 初出場 |
東京都A | 國學院久我山 | 3年ぶり9回目 |
東京都B | 成立学園 | 17年ぶり3回目 |
神奈川県 | 日大藤沢 | 3年ぶり6回目 |
山梨県 | 山梨学院 | 3年連続9回目 |
長野県 | 松本国際 | 2年ぶり5回目 |
岐阜県 | 帝京可児 | 4年連続9回目 |
新潟県 | 日本文理 | 5年ぶり2回目 |
富山県 | 富山第一 | 8年連続33回目 |
石川県 | 星稜 | 3年連続31回目 |
福井県 | 丸岡 | 5年連続33回目 |
静岡県 | 浜松開誠館 | 4年ぶり2回目 |
愛知県 | 東邦 | 4年ぶり7回目 |
三重県 | 津工 | 15年ぶり3回目 |
滋賀県 | 近江 | 2年ぶり2回目 |
京都府 | 東山 | 2年連続5回目 |
大阪府 | 履正社 | 2年ぶり4回目 |
兵庫県 | 芦屋学園 | 初出場 |
奈良県 | 奈良育英 | 2年連続15回目 |
和歌山県 | 近大和歌山 | 2年連続9回目 |
鳥取県 | 米子北 | 13年連続18回目 |
島根県 | 立正大淞南 | 3年ぶり19回目 |
岡山県 | 岡山学芸館 | 2年連続5回目 |
広島県 | 広島皆実 | 2年ぶり17回目 |
山口県 | 高川学園 | 4年連続28回目 |
香川県 | 四国学院大香川西 | 4年ぶり12回目 |
徳島県 | 徳島市立 | 2年ぶり19回目 |
愛媛県 | 帝京第五 | 初出場 |
高知県 | 高知 | 2年連続18回目 |
福岡県 | 飯塚 | 初出場 |
佐賀県 | 龍谷 | 3年ぶり3回目 |
長崎県 | 国見 | 12年ぶり24回目 |
熊本県 | 大津 | 2年連続19回目 |
大分県 | 大分 | 3年ぶり12回目 |
宮崎県 | 日章学園 | 3年ぶり16回目 |
鹿児島県 | 神村学園 | 6年連続10回目 |
沖縄県 | 西原 | 2年連続5回目 |
試合結果
1回戦
成立学園 3-2 津工
日本文理 2-1 立正大淞南
前橋育英 2-1 日章学園
羽黒 2-3 四学大香川西
星稜 1-2 東山
聖和学園 2-0 大分
尚志 3-0 徳島市立
北海 1-1 (PK5-6) 国見
東邦 1-4 履正社
盛岡商 2-1 帝京五
日体柏 3-1 芦屋学園
丸岡 1-1 (PK6-5) 高知
日大藤沢 2-0 西原
松本国際 1-2 米子北
帝京大可児 0-1 岡山学芸館
鹿島学園 2-1 龍谷
2回戦
昌平 3-1 近江
前橋育英 6-1 四学大香川西
高川学園 2-0 富山一
東山 4-0 聖和学園
青森山田 1-0 広島皆実
尚志 0-0 (PK3-4) 国見
佐野日大 1-0 奈良育英
盛岡商 0-6 履正社
成立学園 0-1 日本文理
浜松開誠館 1-1 (PK3-4) 大津
丸岡 0-2 日体柏
明桜 0-1 飯塚
山梨学院 2-3 神村学園
日大藤沢 2-1 米子北
鹿島学園 2-3 岡山学芸館
近大和歌山 1-3 國學院久我山
3回戦
昌平 1-2 前橋育英
日本文理 0-3 大津
日体柏 1-0 飯塚
高川学園 0-2 東山
日大藤沢 1-1 (PK3-5) 神村学園
青森山田 1-1 (PK4-2) 国見
佐野日大 1-1 (PK5-4) 履正社
岡山学芸館 0-0 (PK5-3) 國學院久我山
準々決勝
前橋育英 0-0 (PK4-5) 大津
東山 0-0 (PK4-3) 日体柏
佐野日大 0-4 岡山学芸館
青森山田 1-2 神村学園
準決勝
神村学園 3-3 (PK1-4) 岡山学芸館
東山 1-1 (PK4-2) 大津
決勝
岡山学芸館 3-1 東山
大会優秀選手
GK
雨野颯真(前橋育英/2年)
佐藤瑞起(東山/3年)
平塚仁(岡山学芸館/2年)
DF
多久島良紀(青森山田/3年)
鈴木大翔(尚志/3年)
齋藤駿(前橋育英/3年)
津久井佳祐(昌平/3年)
志津正剛(東山/2年)
新谷陸斗(東山/3年)
井上斗嵩(岡山学芸館/3年)
碇明日麻(大津/2年)
田辺幸久(大津/2年)
吉永夢希(神村学園/2年)
MF
徳永涼(前橋育英/3年)
篠田翼(昌平/3年)
相原大翔(日体大柏/3年)
真田蓮司(東山/3年)
松橋啓太(東山/3年)
阪田澪哉(東山/3年)
名願斗哉(履正社/3年)
木村匡吾(岡山学芸館/3年)
岡本温叶(岡山学芸館/3年)
山田蒼(岡山学芸館/3年)
田原瑠衣(大津/3年)
大迫塁(神村学園/3年)
笠置潤(神村学園/3年)
FW
小湊絆(青森山田/3年)
吉田眞翔(日体大柏/3年)
中山織斗(國學院久我山/3年)
塩貝健人(國學院久我山/3年)
森重陽介(日大藤沢/3年)
古田和之介(履正社/3年)
今井拓人(岡山学芸館/3年)
小林俊瑛(大津/3年)
西丸道人(神村学園/2年)
福田師王(神村学園/3年)
得点ランキング
3得点
今井拓人(岡山学芸館)
福田師王(神村学園)
山本颯太(前橋育英)
森重陽介(日大藤沢)
真田蓮司(東山)
2得点
田口裕真(岡山学芸館)
山田蒼(岡山学芸館)
木村匡吾(岡山学芸館)
西丸道人(神村学園)
三橋春希(青森山田)
豊嶋蓮央(東山)
古谷柊介(日体大柏)
高足善(前橋育英)
小池直矢(前橋育英)
利根悠理(国見)
西坂斗和(履正社)
古田和之介(履正社)
小田村優希(履正社)
名願斗哉(履正社)
網代陽勇(尚志)
杉本晴生(日本文理)
高橋作和(國學院久我山)
篠田翼(昌平)
注目選手
福田師王(神村学園)
高校No1ストライカーして、前評判通りの実力を示した。空中戦の強さ、ポストプレー、裏に取る動き、圧倒的なフィジカル。青森山田を破り、優勝を目指したが、チームはベスト4。ドイツのフランクフルト入団
大迫塁(神村学園)
的確なサイドチェンジ、スルーパスでチームを牽引した主将。準決勝では、華麗なフリーキックを決めた。プロでもその勇士を見せて欲しい。セレッソ大阪入団。
塩貝健人(國學院久我山)
いい意味で國學院久我山らしくない力強さを持つストライカー。大会では1得点だが、スピードに持ったドリブルは相手に取って脅威だった。慶応義塾大学進学。
阪田澪哉(東山)
チャンスメーカーから得点力も兼ね備えたエースに成長。大会期間中は相手チームのマークに合い、本来の力を発揮することができなかったが、チームは準優勝。この仮はJリーグの舞台で返していく。セレッソ大阪入団。
森重陽介(日大藤沢)
198cmの長身を活かしたヘディングシートで3得点。チームは3回戦で敗れたが、大きな存在感を示した。後半はセンターバックに回るなど、FWとDFの二刀流も注目。清水エスパルス入団。
名願斗哉(履正社)
3試合で2得点をあげた。得意でドリブルで相手DFに手玉に取る。そのスタイルからネクスト三苫と言われているが、本人は自分らしくやっていきたいと語っており、にゅだん先の川崎フロンターレでの活躍に期待される。
徳永涼(前橋育英)
前橋育英で2年からエースナンバー14番を背負う。高校総体に続き二冠とはならなかったが、ボール奪取からの組み立て、ボールキープ、サイドチェンジは効果的だった。Jリーグに行かず、筑波大学で自分を磨く。