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明秀日立高校(茨城県)

明秀日立_茨城県

明秀学園日立高等学校(茨城県)

茨城県日立市に本部を置く明秀学園日立高等学校(通称・明秀日立)の男子サッカー部は、2023年度の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)で創部初の全国優勝を果たした高校サッカー部です。茨城県勢の夏の全国制覇は1979年の水戸商業高校以来44年ぶり2校目。全国高校サッカー選手権大会には6回出場し、2度のベスト8へ進出しています。本記事では、学校・部の設立から、大会別・年度別の全戦績、監督と指導哲学、チーム戦術、ユニフォーム、部員構成、練習環境と寮「明高館」、入部方法、進路実績、そしてプロへ進んだ出身選手(OB)一覧までを網羅して紹介します。

学校・サッカー部発足とサッカー部の歴史

学校・サッカー部の設立について

明秀学園日立高等学校は、1925年(大正14年)9月5日、荒川まん氏によって創立された茨城県日立市神峰町の私立高等学校です。全日制課程の普通科には特進STコース・特進Sコース・特進Aコース・特進Bコースが設けられ、国公立大学や難関私立大学への進学を視野に入れた学習指導と部活動の両立を前提とした教育が行われています。あわせて通信制課程も併設し、キャリアコース・一般コース・サポートコース・アシストコースを展開するなど、多様な学びの形を用意している点も特徴です。男子サッカー部は全日制課程の部活動として活動し、学校周辺のグラウンドに加え、高萩キャンパス側の専用フィールドを主な拠点としてきました。学校として文武両道を掲げ、学習面では少人数指導や補習体制を整え、運動部の生徒が学業と競技を両立できる環境づくりを進めています。茨城県北エリアの中核的な進学校でありながら、全国で戦うスポーツ校としても地域の生徒を受け入れてきた歴史を持ちます。

創部・設立の経緯

明秀学園日立高等学校サッカー部の創部は、部の期生表記から1996年(平成8年)前後と推定されます。部の公式Instagramは、令和5年度(2023年度)の卒業式で26期生が巣立ったこと、そしてその26期生が「創部初となる日本一」を達成したと伝えています。26期生の卒業が2024年3月であることから逆算すると、1期生の入学は1996年4月となり、創部から約30年で全国制覇に到達した計算になります。ただし創部年そのものを明記した一次資料は確認できていないため、ここでは期生数からの逆算であることを明記しておきます。創部当時の茨城県高校サッカー界では、水戸商業高校や水戸葵陵高校、鹿島学園高校といった顔ぶれが県リーグ上位に名を連ねており、新興校が全国の舞台へ進出するのは容易ではありませんでした。明秀日立は1990年代後半から2000年代にかけて県内での基盤を固め、2007年に萬場努氏が監督に就任したことを契機に組織的な強化へ舵を切ります。以降は県大会上位の常連として力をつけ、2010年代に全国大会へ定着する土台が築かれました。

全国大会等の成績について

明秀学園日立高等学校サッカー部の全国舞台での歩みは、2010年代に入ってから本格化しました。全国高等学校サッカー選手権大会への出場は6回を数え、第94回(2015年度)で初の全国切符を手にすると、第96回(2017年度)には3回戦で大阪桐蔭高校を1対1からのPK戦(5対3)で振り切り、ベスト8へ進出しました。第97回(2018年度)と第98回(2019年度)は2回戦で敗れましたが、第102回(2023年度)は3回戦まで勝ち進み、第103回(2024年度)には再びベスト8に到達しています。茨城県予選では鹿島学園高校とたびたび決勝で相まみえ、第99回(2020年度)と第100回(2021年度)、第104回(2025年度)はいずれも決勝で敗れて全国出場を逃しました。第101回(2022年度)は準々決勝で姿を消しています。

全国高等学校総合体育大会(インターハイ)は、平成24年度(2012年度)に初出場を果たし、平成27年度(2015年度)、平成30年度(2018年度)と出場を重ねました。そして令和5年度(2023年度)の大会で、決勝で桐光学園高校(神奈川)を2対2からのPK戦(7対6)で下し、創部初の全国優勝を成し遂げました。茨城県勢の夏の全国制覇は1979年の水戸商業高校以来44年ぶり2校目の快挙であり、部の公式発信では静岡学園高校や青森山田高校といった優勝候補を破っての頂点と伝えられています。以降も令和7年度(2025年度)は茨城県予選決勝で鹿島学園高校に1対2で敗れて準優勝、令和8年度(2026年度)は準決勝で鹿島学園高校に2対3で敗れベスト4と、県内の頂点争いを演じ続けています。

リーグ戦では、高円宮杯JFA U-18サッカーリーグ茨城(IFAリーグ)1部に定着し、2023年度と2024年度に1部優勝を果たしました。2025年度は第一学院高校に次ぐ準優勝で、A・B・Cの複数チームを同リーグに擁する選手層の厚さも際立っています。なお、2010年まで開催された高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会については、明秀日立の出場を確認できる一次出典が見つかりませんでした。

強化の結果

強化が実を結んだ象徴が、2023年度インターハイの全国制覇です。この優勝は26期生が「創部初となる日本一」を達成したものとして部の公式発信で伝えられており、茨城県勢としても44年ぶりの快挙でした。全国制覇を支えた要素として、外部メディアは同校が徹底してきたフィジカル強化を挙げています。対人の強さと走力、終盤まで落ちない運動量を土台に、技術を備えた選手が前線で違いを生み出すスタイルが、全国の強豪との接戦を勝ち切る原動力となりました。

選手層の厚さも強化の成果です。1学年で40〜50名規模の選手が入部し、A・B・Cのカテゴリー編成で年間を通じて公式戦の出場機会を配分しながら競争を促す体制が敷かれています。IFAリーグ1部にAチームを置き、Bチームは2部、Cチームは3部に参戦するなど、下級生を含む多くの選手がリーグ戦の舞台を経験できる点は、育成面での強みとなっています。

指導面では「自立(律)した人間」の育成が掲げられ、ピッチ上で自ら判断し行動する力が重視されます。合言葉「挑戦」のもと、失敗を恐れずに全国の強豪へ挑む姿勢が日常の練習から求められており、これが接戦での勝負強さにつながっています。

結果として、選手権6回出場・2度のベスト8、インターハイ4回出場・1度の優勝、IFAリーグ1部優勝2回という実績が積み上がりました。卒業生がJリーグやJFL、大学サッカーの各カテゴリーで活躍する人材輩出の流れも定着し、茨城県北エリアから全国へ選手を送り出す強化モデルとして注目されています。

監督・コーチ

現監督

明秀学園日立高等学校サッカー部を率いるのは萬場努(まんばつとむ)監督です。1984年生まれ、千葉県出身で、選手としての現役引退後すぐの2007年、23歳という若さで同校の監督に就任しました。日本サッカー協会公認A級ライセンスを保有し、就任後は茨城県内での基盤づくりから着手しています。2012年に高校総体(インターハイ)へ初出場を果たすと、2017年からは全国高校サッカー選手権大会に3年連続でチームを導きました。2018年の選手権ではベスト8、2022年には関東大会で初優勝を達成し、そして2023年、インターハイで創部初の全国制覇を成し遂げています。

指導哲学の中心にあるのは「心」と「自立(律)した人間」の育成です。全国制覇を振り返るインタビューで萬場監督は、技術や戦術以上に心の部分が勝負を分けたと語っており、選手が自ら考え、判断し、行動できる状態をつくることを重視しています。チームの合言葉は「挑戦」で、失敗を恐れず挑む姿勢を日々の練習で求めることで、全国の強豪と互角以上に渡り合える精神的な土台を築いてきました。2026年時点では1学年主任とサッカー部総監督を兼務し、育成と教育の両面から部を見渡す立場にあります。4児の父親として、人としての成長を促す指導者像が部内外から評価されています。

歴代監督

2007年に萬場努監督が就任する以前の歴代監督の系譜については、参照した公的・専門メディアの出典に具体的な記載を確認できませんでした。同校が全国大会へ定着したのは萬場監督の就任以降であり、2010年代以降の強化は一貫した指導体制のもとで進められた点が大きな特徴です。なお、現場の指導は監督に加えて複数のコーチ・スタッフが分担しており、GKコーチやフィジカル担当を含む体制の詳細は学校公式サイトおよび部の公式SNSで案内されています。

チームのサッカー

スローガン・理念

チームの合言葉は「挑戦」。部の公式SNSのプロフィールにも「挑戦〜Strong and Technical」と掲げられており、対人の強さ(Strong)と技術(Technical)の両立をチームコンセプトとしています。育成の理念には「自立(律)した人間」の育成が据えられ、サッカーを通じて自ら考え行動できる人材を育てることが部の一貫した方針です。ベスト8の壁を破るための挑戦という表現も公式発信で用いられており、到達点に満足せず上を目指す姿勢が部の文化となっています。

基本フォーメーション

参照した公的・専門メディアの出典には、基本フォーメーションのシステム名を明記した記載を確認できませんでした。そのため本記事では特定のシステムを断定せず、確認できた戦術的特徴のみを記載します。

戦術的特徴

明秀日立のサッカーは、伝統的に「縦への速さ」を軸に据えています。ボールを奪った直後に前線へ一気に運ぶ速攻を狙いつつ、近年はボールキープの精度とサイド突破の迫力を加え、守備では全員が走るハードワークを徹底するスタイルへ進化してきました。守備では球際の激しさと組織的な連動で相手に時間を与えず、攻撃では技術のある選手が前線で違いを生み出します。フィジカル面の強化も徹底しており、試合終盤まで運動量を落とさない体力が接戦を勝ち切る土台となっています。2023年度インターハイでは静岡学園高校や青森山田高校といった全国の強豪を次々に撃破し、決勝の桐光学園高校戦でも互角以上の戦いを見せた末にPK戦を制しました。

大会の成績

全国高校サッカー選手権大会

年度 高校名(チーム名) 大会名(出場回数) 成績・結果 備考
1996年度〜2013年度明秀学園日立高等学校第75回〜第92回(出場なし)予選敗退(詳細記録なし)一次出典で確認できないため未記載
2014年度明秀学園日立高等学校第93回(出場なし)予選敗退(詳細記録なし)全国大会出場なし
2015年度明秀学園日立高等学校第94回(1回目)全国大会2回戦敗退茨城県予選優勝(初の全国出場)
2016年度明秀学園日立高等学校第95回(出場なし)予選敗退(詳細記録なし)全国大会出場なし
2017年度明秀学園日立高等学校第96回(2回目)ベスト8(3回戦 大阪桐蔭に1-1・PK5-3)茨城県予選優勝。出典によりベスト4とする記載あり
2018年度明秀学園日立高等学校第97回(3回目)全国大会2回戦敗退茨城県予選優勝
2019年度明秀学園日立高等学校第98回(4回目)全国大会2回戦敗退茨城県予選優勝
2020年度明秀学園日立高等学校第99回(出場なし)茨城県予選決勝敗退(対 鹿島学園)全国大会出場なし
2021年度明秀学園日立高等学校第100回(出場なし)茨城県予選決勝敗退(対 鹿島学園)全国大会出場なし
2022年度明秀学園日立高等学校第101回(出場なし)茨城県予選準々決勝敗退全国大会出場なし
2023年度明秀学園日立高等学校第102回(5回目)全国大会3回戦敗退茨城県予選優勝
2024年度明秀学園日立高等学校第103回(6回目)ベスト8茨城県予選優勝
2025年度明秀学園日立高等学校第104回(出場なし)茨城県予選決勝敗退(鹿島学園 3-1)準決勝 第一学院に4-2で勝利

全国高等学校総合体育大会(インターハイ)

年度 高校名(チーム名) 大会名(出場回数) 成績・結果 備考
1996年度〜2011年度明秀学園日立高等学校—(出場なし)予選敗退(詳細記録なし)一次出典で確認できないため未記載
2012年度明秀学園日立高等学校平成24年度大会(1回目)全国大会出場(詳細記録なし)茨城県予選優勝・初出場
2013年度明秀学園日立高等学校—(出場なし)予選敗退(詳細記録なし)全国大会出場なし
2014年度明秀学園日立高等学校—(出場なし)予選敗退(詳細記録なし)全国大会出場なし
2015年度明秀学園日立高等学校平成27年度大会(2回目)全国大会出場(詳細記録なし)茨城県予選優勝
2016年度明秀学園日立高等学校—(出場なし)予選敗退(詳細記録なし)全国大会出場なし
2017年度明秀学園日立高等学校—(出場なし)予選敗退(詳細記録なし)全国大会出場なし
2018年度明秀学園日立高等学校平成30年度大会(3回目)全国大会出場(詳細記録なし)茨城県予選優勝
2019年度明秀学園日立高等学校—(出場なし)予選敗退(詳細記録なし)全国大会出場なし
2020年度明秀学園日立高等学校—(出場なし)予選敗退(詳細記録なし)全国大会出場なし
2021年度明秀学園日立高等学校—(出場なし)予選敗退(詳細記録なし)全国大会出場なし
2022年度明秀学園日立高等学校—(出場なし)予選敗退(詳細記録なし)全国大会出場なし
2023年度明秀学園日立高等学校令和5年度大会(4回目)優勝(決勝 桐光学園 2-2・PK7-6)茨城県勢44年ぶり2校目の全国制覇
2024年度明秀学園日立高等学校—(出場なし)予選敗退(詳細記録なし)全国大会出場なし
2025年度明秀学園日立高等学校令和7年度大会(出場なし)茨城県予選決勝敗退(鹿島学園 2-1)準決勝 東洋大牛久に2-0で勝利
2026年度明秀学園日立高等学校令和8年度大会(出場なし)茨城県予選準決勝敗退(鹿島学園 3-2)ベスト4

高円宮杯全日本ユースサッカー選手権大会

同大会は2010年まで開催されていた全国大会です。

年度 高校名(チーム名) 大会名(出場回数) 成績・結果 備考
1996年度〜2010年度明秀学園日立高等学校第7回〜第21回(出場なし)記録なし(出場の記録は確認できない)公的・専門メディアの出典で確認できないため未記載

高円宮杯JFAユースサッカーリーグ(IFAリーグ・茨城)

正式名称は「高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ茨城(IFAリーグ)」です。

年度 高校名(チーム名) 大会名(出場回数) 成績・結果 備考
2008年度明秀学園日立高等学校高円宮杯U-18リーグ茨城 第5回2部所属茨城県サッカー協会の優勝履歴資料に記載
2009年度〜2015年度明秀学園日立高等学校高円宮杯U-18リーグ茨城記録なし協会資料に該当年度の記載なし
2016年度明秀学園日立高等学校第13回1部所属(詳細順位は出典で確認できず)茨城県サッカー協会資料
2017年度明秀学園日立高等学校第14回1部所属(Bチームは2部)詳細順位は出典で確認できず
2018年度明秀学園日立高等学校第15回1部所属(Bチームは2部)詳細順位は出典で確認できず
2019年度明秀学園日立高等学校第16回記録なし協会資料に該当記載なし
2020年度明秀学園日立高等学校第17回1部所属(詳細順位は出典で確認できず)茨城県サッカー協会資料
2021年度明秀学園日立高等学校第18回1部所属(B・Cチームは3部)詳細順位は出典で確認できず
2022年度明秀学園日立高等学校第19回1部所属(Bチームも1部)詳細順位は出典で確認できず
2023年度明秀学園日立高等学校第20回1部優勝(Aチーム/Bチームは2部)部公式発信・専門メディアの情報による
2024年度明秀学園日立高等学校第21回1部優勝(明秀学園日立高等学校A)茨城県サッカー協会の発表による
2025年度明秀学園日立高等学校令和7年度1部準優勝(優勝は第一学院)茨城県サッカー協会の発表による
2026年度明秀学園日立高等学校令和8年度1部所属(詳細順位は出典で確認できず)プリンスリーグ関東への参入・昇格時期は出典の整合が取れず未確認

上記リーグ戦テーブルは、茨城県サッカー協会が公開する高円宮杯U-18リーグ優勝履歴資料に記載された所属カテゴリーと、協会・専門メディアが明示した優勝年度を突き合わせて作成しました。資料の並び順から順位を推測することは避け、明示的に確認できた年度のみ「優勝」「準優勝」と記載しています。プリンスリーグ関東(上位リーグ)への参入・昇格については、参照した出典間で年度の整合が取れなかったため、確定情報として掲載していません。

ユニフォーム

明秀学園日立高等学校サッカー部のユニフォームは、アンダーアーマー(Under Armour)をサプライヤーとして採用しています。同社は部の公式SNSでも「明秀日立×アンダーアーマー」としてたびたび紹介されており、青森山田高校など同ブランドを着用する強豪校との合同トレーニングマッチの模様も発信されています。チーム登録情報では、フィールドプレーヤー(正)が青×紺×紺、フィールドプレーヤー(副)が白×紺×紺の配色とされており、茨城の地にちなんだ青系の色調に落ち着いた紺を組み合わせたデザインが特徴です。

新しいユニフォームやトレーニングウェアのお披露目、スポンサーロゴの掲載状況などは、部の公式Instagram(@meishuhitachifc)や学校公式SNSで随時発信されています。ユニフォームには複数のパートナー企業のロゴが入り、地域企業との連携が部の活動を支える構図となっています。なお、ゴールキーパー用キットの配色、および一般販売の有無については、参照した出典で確認できませんでした。最新かつ正確な情報は公式SNSまたは学校への問い合わせで確認するのが確実です。

部員人数

明秀学園日立高等学校サッカー部は、3学年あわせて120名を超える大所帯で活動しています。チーム登録情報では、部員数123人(3年34名・2年41名・1年45名)とされ、別の掲載データでは124名(1年51名・2年32名・3年41名)と記録されており、いずれも調査時点による変動を含みます。1学年で40〜50名規模の選手が入部する年もあり、競争環境の厳しさがチーム力の源泉となっています。

編成はA・B・Cのカテゴリー制を採り、高円宮杯JFA U-18サッカーリーグ茨城(IFAリーグ)ではAチームが1部、Bチームが2部、Cチームが3部に参戦する年度もありました。3学年が揃って練習に取り組むため、紅白戦やゲーム形式の練習ではレベルの高い競争が日常的に発生します。選手だけでなく、マネージャーや分析・運営を担うスタッフも含めて組織的に活動しており、全国大会の登録メンバー以外を含めた総合力で戦う体制が整っています。主な出身チームとしては、鹿島アントラーズジュニアユースや鹿島アントラーズノルテ、FC KASUKABE、勿来フォーウィンズ、香西SSSなどが卒業生の経歴から確認できます。

学校生活・活動環境

練習環境

明秀日立の練習拠点は、石滝サッカー場、中里若者センター、学校のグラウンドです。加えて、高萩市大字石滝にある「明秀日立フットボールフィールド高萩」が部活動体験の会場として使用されており、複数のピッチを使い分けることで、学年やポジション別の練習、セットプレーの反復、ゲーム形式のメニューを並行して実施できる環境が確保されています。

練習時間

チーム登録情報によると、練習は週6日で、各カテゴリーごとに週1日のオフを設けています。1回あたりの練習時間は2時間程度とされており、限られた時間の中で強度の高いメニューに取り組むのが特徴です。

生活体制

通学形態は、自宅からの通学者と、遠方から寮に入寮する生徒の両方があります。全日制課程の普通科には特進STコース・特進Sコース・特進Aコース・特進Bコースが設けられ、学習指導と部活動を両立させる体制が整っています。2026年度には、NPO法人明秀スポーツ&カルチャーアカデミーのサッカーセクションとして「明秀SC 明秀日立U15」が始動し、中学年代からの一貫した育成体制の構築も進められています。

寮について

男子寮「明高館」は、平成25年(2013年)より高萩キャンパス敷地内に運動部生徒の寮として設立されました。約120名の男子運動部の生徒が寮生活を送っており、現在は硬式野球部・男子サッカー部・男子卓球部の生徒が入寮しています。寮室は1室4人〜5人で全室冷暖房を完備し、プライベートを大切にしつつ仲間との共同生活を送れる環境です。食事面では衛生管理された食堂および厨房で、プロの調理人がスポーツマンに必要なバランスの良いボリュームある食事を提供し、授業日の昼食はお弁当となります。食堂はテレビ・DVDを備えたミーティングスペース兼談話室としても機能し、各部専用の冷蔵庫や飲料・デザートの自動販売機も設置されています。入寮は自宅が遠方で通学が困難な男子運動部所属の生徒が対象ですが、収容人数に限りがあるため、入寮を希望する場合は必ず出願の事前に問い合わせる必要があります。入寮費・月々の寮費は部活動体験の際などに説明される運用です。

入部するには

明秀学園日立高等学校サッカー部へ入部するには、まず同校への入学が前提となります。全日制課程では一般入試のほか、部活動の実績を考慮した推薦・セレクションなどの制度が用意されている場合があり、サッカー部としても選手の受け入れに関する案内が行われています。

具体的な受け入れの窓口となるのが部活動体験です。2027年度に向けた男子サッカー部の部活動体験は、2026年7月20日、8月2日、8月10日、8月23日の日程で実施され、会場は明秀日立フットボールフィールド高萩(茨城県高萩市大字石滝2490-1)でした。対象は現中学3年生で、受付は各日程の30分前から。申し込みは学校公式サイトから行う形式で、上記日程以外の体験や練習参加は随時個別対応も可能とされています。募集人数・参加費は主催者側の公表資料に記載がありませんでした。

遠方からの入部を希望する場合には、男子寮「明高館」への入寮を前提とすることになります。入寮は収容人数に限りがあるため、出願前の早い段階で問い合わせることが推奨されます。なお、男子サッカー部の部費、セレクションの実施有無と日程、編入・転入の条件については、参照した出典に具体的な記載を確認できませんでした。最新かつ正確な情報は、学校公式サイトのお問い合わせ窓口または部活動担当者へ直接確認してください。参考として、同校の入試関連情報では特進STコースの偏差値が59程度、特進Sコースが51程度、特進Aコースが41程度と紹介されています。

進路

大学進学実績

明秀学園日立高等学校は、部活動と学業の両立を掲げ、進路指導にも力を入れています。令和6年度には国立大学12名、公立大学5名を含む国公立大学合格者を輩出し、難関私立大学への合格実績も積み上げています。特進STコースをはじめとする全日制課程の進学指導と放課後の部活動を組み合わせた環境のもとで、選手たちは進路と競技の両面で結果を残しています。サッカー部の卒業生は日本大学をはじめとする各地の大学へ進学してサッカーを続けるケースが多く、大学経由でJリーグクラブへ加入する選手も目立ちます。

プロ出身選手一覧(OB一覧)

  • 2015年度卒:吉田知樹(明秀学園日立高校 → いわきFC → 高知ユナイテッドSC → FC ROWDY MORIYA)
  • 2016年度卒:黒宮渉(明秀学園日立高校 → 作新学院大学 → いわきFC → 福山シティFC → VONDS市原)
  • 2016年度卒:ンドカ・チャールス(明秀学園日立高校 → 城西大学 → Y.S.C.C.横浜 → FC岐阜 → 鹿児島ユナイテッドFC → メルボルン・ビクトリーFC / オーストラリア)
  • 2018年度卒:高嶋修也(明秀学園日立高校 → 法政大学 → 栃木SC → カマタマーレ讃岐)
  • 2019年度卒:大山晟那(明秀学園日立高校 → 名古屋産業大学 → ヴァンラーレ八戸 → ジョイフル本田つくばFC)
  • 2021年度卒:谷口璃成(明秀学園日立高校 → ファジアーノ岡山 → レイラック滋賀FC → ギラヴァンツ北九州)

茨木県(チーム紹介)

チーム紹介