【高校選手権】星稜・置田止めたPK殊勲

本田さん、僕らも国立行きます! 星稜が、日本代表MF本田圭佑(26=CSKAモスクワ)を擁して4強入りした04年度以来、8大会ぶり2度目の準決勝進出を決めた。

 PK戦の立役者はGK置田竣也(3年)だ。前半39分、味方のバックパスの処理を誤り、相手にボールを奪われて先制点を許したが、後半17分にFW今井のゴールで同点に追いつくと、置田がPK戦で相手の1人目を両手でパンチング。汚名返上のプレーで国立行きをつかんだ。

 「皆が助けてくれたから、自分が止めなきゃと思っていた。失点後は頭の中が真っ白だったけど、自分が暗い顔をしていたらチームにうつると思い、仲間を信じてやった」

 C大阪ジュニアユース出身。同ユースに昇格することもできたが、あえて星稜での武者修行を選んだ。「寮の隣にグラウンドがある学校で、一年中サッカー漬けの生活をしたかった」。

 尊敬する選手は「サッカーに対する姿勢を見習いたい」というOBの本田。2年前には本田が飛び入り参加した練習で、何度もシュートを受けたが、1本も止められなかった。「あれじゃダメだと思った」。一流のシュートを肌で感じ「ストイックになれた」ことで、大きく成長を遂げた。

 ハーフタイムのロッカールームで「置田をこのまま帰すわけにはいかない!」と、河崎監督が全員にカツを入れた。8年前は本田のワンマンチームだったが、今回は組織力がチームの武器。持ち前の全員サッカーで、初の決勝進出を狙う。

◆置田竣也(おきた・しゅんや)1995年(平7)1月17日、大阪府富田林市生まれ。金剛レッドスターFCで小1からサッカーを始める。C大阪ジュニアユースでクラブユース選手権8強、高円宮杯8強。星稜卒業後は中大進学予定。好きな選手はRマドリードGKカシリャス。家族は両親と兄2人。186センチ、78キロ。



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